石見地方も、この夏、最高の猛暑となった。
帰宅してみると、裏口の寒暖計が、午前の8時半なのに、30度を超えていた。
裏口から台所に入る。
前回の帰宅時、買ってはきたが、食材として使わなかった馬鈴薯と玉葱を、窓際の戸棚の上に置いたまま、施設に戻った。
その玉葱が、なぜか台所の床に落ちている。(?)と、頭を傾げる。
無風状態の室内で、ひとりでに落下するとは、どういうことだろうか、と。
洗濯をしようとして、洗面所へゆくと、今度は、洗面台の縁においている石鹸が、ケースごと落ちている。
不思議なことがあるものだ、とは思ったが、そのうち洗濯をしたり、溜まった新聞を読んだりして、慌ただしい時間を過ごしているうちに、不可解な現象のことは、忘れていた。
帰宅してみると、裏口の寒暖計が、午前の8時半なのに、30度を超えていた。
裏口から台所に入る。
前回の帰宅時、買ってはきたが、食材として使わなかった馬鈴薯と玉葱を、窓際の戸棚の上に置いたまま、施設に戻った。
その玉葱が、なぜか台所の床に落ちている。(?)と、頭を傾げる。
無風状態の室内で、ひとりでに落下するとは、どういうことだろうか、と。
洗濯をしようとして、洗面所へゆくと、今度は、洗面台の縁においている石鹸が、ケースごと落ちている。
不思議なことがあるものだ、とは思ったが、そのうち洗濯をしたり、溜まった新聞を読んだりして、慌ただしい時間を過ごしているうちに、不可解な現象のことは、忘れていた。
4時半に、迎えのタクシーを頼んでおいた。
支度をして、裏口から外に出ると、寒暖計は38度。その数値を見た途端に、夏への嫌悪度が増し、<ああ、嫌な夏!> と、思う。
冬生まれのせいであろうか、夏の威勢のよさを好きになれない。
奇妙な一日の最後に、せめて美しい落日を願ったが、叶わなかった。
海上の雲の層が、今日も厚い。梅雨という季節の特徴であろうか?