ぶらぶら人生

心の呟き

猛暑の帰宅

2023-07-17 | 身辺雑記
 石見地方も、この夏、最高の猛暑となった。
 帰宅してみると、裏口の寒暖計が、午前の8時半なのに、30度を超えていた。

 裏口から台所に入る。
 前回の帰宅時、買ってはきたが、食材として使わなかった馬鈴薯と玉葱を、窓際の戸棚の上に置いたまま、施設に戻った。
 その玉葱が、なぜか台所の床に落ちている。(?)と、頭を傾げる。
 無風状態の室内で、ひとりでに落下するとは、どういうことだろうか、と。

 洗濯をしようとして、洗面所へゆくと、今度は、洗面台の縁においている石鹸が、ケースごと落ちている。
 不思議なことがあるものだ、とは思ったが、そのうち洗濯をしたり、溜まった新聞を読んだりして、慌ただしい時間を過ごしているうちに、不可解な現象のことは、忘れていた。

 4時半に、迎えのタクシーを頼んでおいた。
 支度をして、裏口から外に出ると、寒暖計は38度。その数値を見た途端に、夏への嫌悪度が増し、<ああ、嫌な夏!> と、思う。
 冬生まれのせいであろうか、夏の威勢のよさを好きになれない。

 奇妙な一日の最後に、せめて美しい落日を願ったが、叶わなかった。
 海上の雲の層が、今日も厚い。梅雨という季節の特徴であろうか?

    


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