今日は草取りをしていただく日。
昨日は猛暑日で、庭に出る気にもなれなかったが、朝のひと時は熱暑から解放される。
せめてコンクリートの部分だけは掃き掃除をしておう、7時の庭に出る。
花壇とは名ばかりで、花らしい花もない。
しゃがんで、地面を見る。小さな野草の花である。昨年も、Google lensで調べたことを思い出した。名前は覚えていない。
今日は、いずれ抜かれる運命の花である。
抜き取ってきて、小さな器に挿す。
Google lensで確かめると、ヌカイトナデシコとあった。その名にふさわしい。
「ヌカ」は、ある言葉の上につけて、<こまかい>とか<頼りない><はかない>などの意味を添える。
ナデシコに似た花。しかし、比較にならないほど、儚げである。
ヌカイトナデシコに間違いないだろう、と眺める。
草取り作業は、シルバー人材センターの方が、3人で行って下さった。
伸びすぎた植物の葉も、一部は切り取ったりして、涼やかな庭になった。
あちらこちらに地盤を広げて伸びていたトクサも、見栄えよく取り去ってくださった。
夏の庭が、ずいぶん涼やかな雰囲気となった。
雑草は、また伸びるだらう。
そして、私の机の上同様、すぐ鬱陶しくなるだろうけれど……。
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