ぶらぶら人生

心の呟き

紫陽花の季節

2024-06-17 | 小庭の四季



 帰宅の庭に、アジサイが咲いていた。
 今年は、梅雨入りが遅れているが、6月に入ると、決まって咲き始める。そして、心をよぎる思いも同じである。
 同人仲間の詩人、Oさんの訃報が届いたのも、6月の、アジサイが雨に濡れて咲くころであった。数歳年長のOさんであったが、男性ながら、和服の似合う人であった。

 私は今もなお、おぼつかない日々を生きながら、アジサイを眺め、往古を偲んでいる。

    



 ギボウシの花も、間もなく開く気配である。

    



 シロシキブの蕾が目立ち始めた。
 一方、古くからあるムラサキシキブの方は、花が咲くかどうか怪しい気配である。歳月を経すぎて、蕾もおぼつかなげである。

    



コメント
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