ぶらぶら人生

心の呟き

<にちにち食堂>へ

2019-01-27 | 散歩道
 昨日と一変して、穏やかな冬日和となった。
 施設の自室にいても、なんだか心が落ち着かない。
 24時間、自由に過ごせるはずなのだが、他室から話に来られたりすると、むげにお断りもできず……。お互いに短い余生を過ごしているのだからと、考えて。
 ただ、午前中に予定していた読書は、中断せざるを得なかった。

 午後になっても、なんだか心が落ち着かない。そこで、喫茶店に出かけて本を読むことにした。
 決断したのが遅すぎたので、1時前のバスには間に合わず、タクシーで出かけることにした。

 過日、美容院で教えてもらった<にちにち食堂>へ電話してみた。
 店名に<食堂>がついているので、コーヒーとケーキだけでも大丈夫かどうかを確認した。

 民家を改造したお店である点は、<小春日和>と似ていた。

               お店の外観
        

        

        

        
             前庭に咲いていた花
          (キク科系の植物の多いこと!)


        
      今日いただいた「コーヒー」と「ぜいたくブリュレ」

             私の席から見た店内
         

         

         

         

         
       次回訪れるときは、赤いソファに座りたい、と眺めた。
     (この席は、私の座った位置からは見えなかったのだが……。)

 若いお客が多い。老人の一人客は私一人。でも居心地は、決して悪くなかった。
 場の設定が上手に工夫してあって、二人組やグループなど、他のお客が全く気にならず、私は、持参した本を集中して読むことができた。(南木佳士の小説集『小屋を燃す』)
 
(考えてみると、喫茶店とのつきあいは随分長い。20歳のころから、好きなコーヒーを味わいながら、心地よい居場所として、喫茶店を利用し続けてきた。だから老女になっても、臆せず喫茶店に入れるのだろう。)

 帰りももタクシー。
 気分転換ができて、よい時間が過ごせた。
コメント
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