ぶらぶら人生

心の呟き

9月の庭 (実、二つ)

2010-09-06 | 草花舎の四季
 午後2時近く、草花舎に出かけ、お昼をいただいた。
 時折、草花舎でお見かけするギターリスト(JR勤務の方。お名前は知らない)が、後ろの席で、耳になじみの曲を奏でておられた。それを聴きながら、食事をした。

 ギターリストは、パソコンで細密画を描くことも上手だ。
 ひと月に一枚の目標で描かれた絵を、Yさんが保存しておられる。
 今日持参の絵にあわせ、一連の作品をを見せてもらった。
 画材や構図に心が砕かれているし、描き方も非常に細密な作品である。詩情の漂う作品から抽象的な作品まで、種々様々である。

 私も、パソコンを習い始めた頃、絵を描くことを教えてもらった。
 しかし、私は画才がないうえに、根気強さを欠く。
 したがって、ろくな作品は描けない。
 ファイルを開けてみると、昔の作品がいくつか出てきた。その一つ。(写真)
 <夕暮れの草焼き>と、左上に書いている。下手な絵である。
 (こんなことも習ったなあ、と懐かしみつつ…)

     
      


 草花舎の庭の緑が、今は疲れ気味である。
 花も乏しい庭を歩いた。
 シロヤマブキは、艶やかな濃紫色の実をつけ(写真①)、アケビも、緑色の実を垂らしていた。熟すにはまだ時間が必要なのだろう。(写真②)

       ①

              ②

 台風9号が近づきつつあり、今日は薄雲の広がる一日だった。
 裏庭の大樹と、その上に広がる空を眺める。(写真③)

              ③
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「9並び」の猛暑

2010-09-06 | 身辺雑記
 <京田辺市で39・9度
   京都 9月国内最高更新>

 上記は、今日の朝日新聞、第一面の左上に書かれていた見出しである。
 地図まで添えてあり、なるほどと地形を眺めた。
 数字を見ると、「9並び」である。
 高熱にうなされているいるような暑さだ。

 その記事の下には、<9月の全国最高気温ランキング>…気温(観測日)も、載っていた。

  ❶京都府京田辺市…39・9度(2010年9月5日)
  ❷埼玉県熊谷市 …39・7度(2000年9月5日)
  ❸群馬県館林市 …39・3度(2000年9月2日)
  ❹東京都八王子市…39・2度(1984年9月3日)
  ❺岐阜県郡上市 …39・1度(2010年9月4日)

 今年が猛暑であったことを裏付けるように、ランキングの中に、二つも入っている。
 2000年にも二つ。
 10年昔と言えば? と考え、当時は山口で暮らしていたことを思い出す。
 そうだ、暑さに懲りて、毎日冷たいコーヒーを飲み続けた年だ。挙句の果て、秋になって胃腸の具合が悪くなり、病院に行ったのだった。
 あれ以来、夏でも、冷たいものは飲まないことにしている。ポカリスエットやリポビタンなど、冷蔵庫に保存しているものも、取り出した後、少し間を置いて飲むようにしている。

 猛暑には、周期があるのだろうか?
 最近は、地球温暖化に伴い、その周期が短くなりつつあるのだろう。

 今日の<朝日俳壇>には、次の句があった。

    国難のごとき猛暑日つづきけり (さいたま市) 藤井健治
                              大串 章・金子兜太選

 頷ける句である。
 今年は、全国的な猛暑であった!
 確かに、<国難>とも言いたくなるほどの、長期にわたる猛暑だった。

 当地も猛暑日が多かった。知る範囲でも3回、全国ニュースに地名が出た。
 昨日も、お昼のニュースでは、3位の高温(36.0度)として報じられたのだった。が、36度など、序の口だったらしい。午後になって、39・9度になったところもあるのだから。

 しかし、私は昨夜初めて、寝室のクーラーを11時で止めて就寝した。
 さすがに大気のなかには、秋の気配があるらしい。

 先ほど、裏庭に出たところ、ナンバンギセル(別名 思い草)が、崖裾にのぞいていた。(まだ蕾らしい。)
 草むらにも、秋の気配ということのようだ。

                
コメント (2)
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