ぶらぶら人生

心の呟き

10月の庭 (赤い実の季節)

2009-10-28 | 草花舎の四季
 昨日、草花舎に行った。
 いつもは、月曜日に出かけることにしているのだが、お昼前、Tちゃんから電話があり、スーザンさんからの伝言があった。
 <食事を明日、一緒にできないだろうか>と。

 月曜日は、10時頃から雨が降ったり止んだりの悪天候となった。
 朝のうちはまだ曇り空であった。同級生のHさんが、8時から、崖の草を刈ってくださった。が、10時過ぎ、急に雨が強くなって中止された。

 (実は、日曜日の夕、スーザンさんが来宅、貰い物の新米をすそ分けしてくださったのだった。そのとき、月曜日、草花舎でお食事を一緒にしようと約束した。)

 その変更依頼が、Tちゃんを通してあったのだった。
 雨の中を出かけるのは私も気が進まず、スーザンさんとの食事を一日延ばしたのだった。
 スーザンさんは、30日からフランスに帰国される。
 それに先立つお食事会であった。

 最近、スーザンさんは腰の具合が悪く、<ひまわりカイロ>にも出向かれたという。旅慣れた方とはいえ、道中に不安があるだろう。フランスで、専門医の検診を受けられる予定だと伺った。
 長途の旅が、ご無事であることを祈るばかりだ。
 
 私自身、腰痛は持病だと思っていた時期があるので、その苦痛がよく分かる。
 腰は体の要であり、痛みがあると、たちまち生活に支障が生じる。
 
 しかし、昨日のスーザンさんはいつもどおり、屈託がなかった。不具合は、日々、軽重があるのだろう。
 雑談中、私が、最近体重がわずかずつ増え、お腹にばかりが脂肪がたまると話したところ、スーザンさんは、すっくと椅子から立ち上がり、上着を上げてお腹を撫で、
 「フラット!」
 と、おっしゃっるのだった。
 その動作が、実にスムーズだったので、腰痛が緩和されているのだろうと嬉しかった。スーザンさんのお腹には、余分な脂肪も贅肉もついていない。

 私は昨日、いつものより早く草花舎を引き上げた。
 前日にし残しとなった草刈りや刈り草の片付けに、同級生夫妻の訪問が予定されていたので。
 2時過ぎ、スーザンさんに、しばらくのお別れをして帰宅した。


 食事前、いつものように草花舎の庭を歩いた。
 今は、木の実の色づく季節である。
 入り口には、ピラカンサ(①)が、前庭には、名前を知らない蔓草の実(②)が、秋の色に染まっていた。いずれも赤の輝きが美しい。

 前回のブログに書いた、裏庭の大樹の紅葉は、ますます進んでいた。(③)  


           ①

                  ②

           ③
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする