南鷹狩山 別名「お尻山」

2018-08-28 10:59:48 | ヤナバ生活
 安曇野と呼ばれる地域の西には北アルプスの表銀座や後立山の峰々が立ち並び、 高瀬川を挟んで東には総称して「東山・ひがしやま」と呼ばれる低山の連なりがある。 当然ながらそれぞれのピークには個別の名前があって、 大町市街から眺められる顕著なピークには「鷹狩山」と「南鷹狩山」がある。 

 大町の観光スポットである山岳博物館は「鷹狩山」の中腹に在って、 そこからの蓮華岳や後立山連峰の眺めは素晴らしく、 また山頂には展望台も置かれ、 車道が通り簡単にアクセス出来るから、 山頂迄行った人も多いかもしれません。 一方、 すぐ隣にある南鷹狩山のピークは展望台も何も無い普通の山だから、 よほど物好きじゃなければ他所者は行かないでしょう。 僕も未だ登っていません。

 その南鷹狩山、 地元では「お尻山」と呼ぶ事もあると聞いた。 ただ、 それは東京から移住した囲碁の師匠から聞いた話で、 大町の人から「オシリヤマ」と呼ぶのを直接聞いた事は無い。 しかし、言われてみれば山頂中央部から窪みが下に続いているその姿は 「確かにお尻を後ろから見た姿を的確に表現している」と感じます。

 先日低い雲が垂れこめる天気の時にそのお尻の背後から割れ目部分に沿って雲が流れ下る風景があったのですが、 その変化は速く、 運転していた車を安全な路側に停めてカメラのシャッターを切ったのですが、 チンケな絵しか撮れなかったので、 その写真は没にしました。 Top写真は大糸線を跨ぐ陸橋の上から晴れた日に撮影した鷹狩山(左)と南鷹狩山の姿です。 アンテナ鉄塔のすぐ右のピークが鷹狩山。 南鷹狩は大きくクビレた鞍部の右方に並ぶ鞍型の山がそれです。
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