ゴム・パチンコの製作とその目的

2018-08-14 10:03:14 | ヤナバ生活
 ヤナバに来てからゴム紐パチンコを作った。 それはある使用目的を持って製作したのだが、 残念ながら目的は達していない。

 子供の頃には毎年パチンコを作って、 近くの寺の境内に在る樫の木の実(小さなどんぐりで ”ジランボ” と呼んでいた)を弾丸にして、 寺の境内に境界線を設けて、 「お互いにその境界を越えて前進してはいけない」そんなルールを設けた上での戦争ごっこをしていた。 ジランボの弾丸だって当たれば痛いし、 目玉を直撃したら、 それなりの怪我をしただろうけれど、 しかし大人が心配する様な失明と言った重大な怪我を引き起こすことも事も無く、 毎回の戦闘行為は終了していた。

 さて今回のパチンコ作りの目的だが、 ツリークライミングをする時の様にザイルを10m近い高さにある樹木の枝の股に通したいと考えていたのだ。 ゴム紐パチンコでザイルを直接にそんな高さへ通すことなんて無理。 それで釣りの重りを弾丸にして、 それで道糸を引っ張っぱらせ、 高い木の枝に通そうと考えたのだった。

 しかし鉛玉だけなら、そこそこ想った方向に飛ばす事が出来たのだけど、黄色い道糸を取り付けると、まるで飛んでいく方向の制御が難しく、 道糸が上手く通せたら、 それで12mmのザイルを引っ張り上げるつもりでいたけれど、 それを実現するに至っていないのです。

 もし狙った枝の股にザイルを通す事が出来たら、 それを支点にして、 他の伐採対象にする樹木を保持して、 樹を切り倒す。 そんな事が最終目的だったのですが、 最初の段階で躓いています。 

 まあ、 目的を達していなくても、 パチンコを作ったり、 道糸を付けた鉛の重りを飛ばしてみたり、 暇つぶしには充分なって居るのだから善しとしましょうか。
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