小１男児熱射病死から学ぶ〝拷問殺人者の特徴〟

「高温注意情報が出ていたが近くなので決行した」 という行先の公園は１ｋｍも離れており、日陰も極少。　加えて不調を訴える男児を休ませたのはクーラーのない３７℃の教室！　

申し訳ないが、これは既に拷問殺人。　背丈の小さな子供にとって地面の輻射熱はさぞかし辛かったろう。

拷問殺人者と成り得る御方の特徴は次の通り。

　　①最新の情報やデータに疎い

　　②目前の現実を直視できない

　　③ 「昔は〇〇だった」 が口癖

　　④判断基準は 「これまでもずっとやってきたから」

　　⑤精神論 （とりわけ 「根性」） が好き

　　⑥頑なに 「クーラーは身体に悪い」 と信じている

　　⑦未だに 「クーラーは贅沢品」 と考えている

　　⑧スケジュール消化を最優先する


因みに、６月に〝一升餅〟へ招かれたが、餅を背に付けたところこれがつっかえ棒となり、本人は重さを感じることなくご機嫌で座っていた。　これで十分。　暫くして気付き、泣き出しそうになったところで、すかさず終了。　これでいいのだ。

以下は、この伝統行事の恐るべき〝常識〟。

　　① 「泣いてもいいし転んでも縁起が良いとされるので、泣くなら大泣きさせて、転ぶならしっかり転ばせましょう」

　　② 「スタスタと歩いてしまう場合はわざと転ばせます」 「転ぶと丈夫な子になる」 「歩かずに転ばせるという地域もあります」

　　③ 「初めての誕生日より前に立って歩くと早く親元から去ってしまうので、転ばせることで親元に根付いてもらいたいという願いもある」


未だ１歳とは言え、正確詳細な記憶にはならなくても心の傷として残るだろう。　未来であり希望である大切な子供を、言葉でさえ抵抗できない１歳児を、いい歳をした大人の自己満足で苦しめるなど〝非常識〟極まりない。

伝統行事における親の発言権は強い。　かく言う僕も、かつて 「こういうものだから」 と親の言われるまま餅を背負い亀のようになって泣く我が子を撮影した。　だから、もう止め止め。　僕の代から〝非常識〟はやらせない。



以前も書いたが、気候が激変し３５℃超でも驚かなくなった日本において、今やクーラーは〝生命維持装置〟。　 もう〝非常識〟は止めよう。

亡くなったお子様のご冥福をお祈りすると共に、ご遺族の皆様にお悔やみを申し上げます。

三連休最終日の夜

夏はやっぱり夜。　室内の照明を消してカーテン全開にすると、リビングの長手に２つ並んだ大きな掃き出し窓の外に広がる夜景はなかなかのもの。　時刻はまだ２１時。

ローテーブルに座り、遠くまで見渡しながら１杯やっていると、普段の日曜日の如く、早々段々と灯りが消えていく。　マンションの窓が暗くなるにつれ、商業施設の光が目立ってくる。

室内温度は２４℃、湿度３８％（笑）　ちょっと早いけど、僕もそろそろ ・・・ 。



ところで、土日も含むここ３日、１４時過ぎに固定電話が鳴る。　仕方なく留守電を ON に。　「留守電に入れたでしょ」 などとアリバイ工作されるのが嫌で、これまでずーっと OFF にしていたのに。。。　この話はまた後日。

カード限度額の意味を知る

実は先月まで誤解しておりました、クレジットカードのショッピング限度額。

元々、某ゴールドしか持っていなかったところ、早期リタイアの前に〝最もポイントが貯まるお得な某カード〟を追加で作成。　ネットショップ、ネットスーパー、スマートEX、電気料金、年金 （← これも使えるんです！） 等、全般で利用しております。

お陰で会員ランクは現在、上から２番目で、あと数ヶ月経過すると最上位になる見込み。　ネットスーパーで結構使うからね。

ちなみに、ショッピング限度額は１００万円。　この〝限度額〟＝〝年間使用額の上限〟と勘違いしていたんですね （苦笑）　そして、ようやく先月 「使用した額は引き落とされた時点で利用可能額に戻される」 という真実を理解しました。

この誤解は 「スマートEX 以外で年間８０万円ほど使っちゃう ・・・ どうしよう、余裕がない」 という不安を生む一方、管理画面で確認する度に 「使用可能枠が一向に減らない不思議」 を堪能するに至っておりました。　あー、恥ずかしい。。。

こうなると某カード１枚で十分。　でも、某ゴールドは解約しません。　実店舗での支払いはやはりゴールドだし、空港ラウンジだって利用したいし。　まー、見栄っ張りということですな （笑）



フォトはまたグノシー。　偶然じゃないでしょ、これ。　新明解国語辞典も、なかなかやるね。

生霊って恐ろしい

以前在籍した会社に、副社長の義兄という立場を活かして〝虎の威を借る狐〟を謳歌する御仁がいた。


そいつは暇を持て余していたのか、あちこちの部署へと顔を出してはパワハラ含みの業務妨害を行っていた。　勿論、僕に対しても一度だけアプローチを試みたことがある。

一方、僕はかつて担った、一般的ではない個人や組織相手の防波堤業務による後遺症で感受性の麻痺があり、加えて品のない口調、生来の声量で対応したところ、そいつは何やら意味不明の言語で怒鳴りながら離席してしまい、その後は僕のことを避けるようになった。


そいつは嘘吐きで、ひとの成果を 「俺の成果」 と嘯く人罪だった。　腰巾着が犯した不正を知った社員にあらぬ疑いをかけ恐喝し隠蔽を図ったことも。　但し、これらはそいつが会社を去ってから知った話。

ある日、役職定年を迎えたそいつは久々に僕の席の前に立ち、気持ち悪いほど丁寧な挨拶をして去っていった。　オフィスのあちこちから 「伸び伸びと仕事ができるようになった」 との声が上がっていることを、管掌部署のメンバーが教えてくれた。


その日から１ヶ月も経たずに、そいつは亡くなった。　本件は朝一番の会議でも報告された。

会議が終わり、退場する列は小声で 「あいつ死によったか」 などと言いつつ顔を見合わせ笑っていた。　死者を冒涜するなど許される行為ではないものの、かように非常識な反応を誘発するほど、皆に嫌われていたということなのだろう。


あの時、耳にした 「生霊って怖いな」 という言葉は今も忘れない。　何十人、何百人の深い恨み、強い憎しみのエネルギーは、計り知れないパワーと成り得るのかも知れない。

周りに流されにくい性格だったので

大学受験の際に勉強しなかった。　周りは受験勉強真っ只中だったのに。　幸い、共通一次（古い！）の結果は地元公立大学薬学部の合格圏内。　勿論、第一志望の薬科大学に合格できた。　模擬試験での化学の成績が県で１０位以内をキープしていたことが奏功したんだと思う。

一方、大学入学後は挫折。　勉強を一切しなかった結末は１年留年へ。　ここでようやく改心し、「どうせやらなきゃならないことは、やるべき時にやっちまおう」 と考えを変え、テスト前は友人の輪に加わって勉強するようになった。

そして、就活は友人の声掛けに応える形で遅れてスタートしたものの、第一志望の企業の研究職に就くことができた。　入社後に１００倍の難関だったことを知り、有難い幸運を噛み締めた。　但し、海外転勤の内示を機に転職。

転職後は４年目に本社勤務に。　そこでは上司から 「出世のため」 とゴルフを勧められた。　訊けば周りは皆、ゴルフを嗜んでいた。　しかし、ここで突如本来の性格が復活し、「地面に巨大な穴ぼこを開けるなどという自然破壊に加担したくない」 と考え、拒否し続けた。

結局、当時の上司の心配をよそに、執行役員 兼 子会社取締役にはなることができた。　年収も年齢相応の１千万超に。

周りに流されにくい性格は厄介だ。　こいつとの付き合いは手間だけど、それはそれ、なかなか面白い時間を過ごせたように思う。　まー万が一、大規模災害に遭ったら、はぐれ鳥にならないよう、そこそこ周りに流されたいとは思う。


フォトはまたまたグノシー。　そう言えば身内にもいたっけ ・・・〝ギリショーでギリゆと〟が。