ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

久しぶりにギターメンテ

2019-05-18 07:44:15 | 日記
先ず、弦を緩め、ペンチで真ん中から切り、纏めてゴミ袋へ。


次に、ストリングガイド、ブリッジ周辺の埃をブラシで落とし、サドルの水平調整。 そして、ピックアップをカバーしながら、ヘッド、ネック、ボディ全体にフィンガーイーズを吹きかけ、清拭。


続いて、新しい弦を1本、袋から出し、丸まった状態で表裏ともフィンガーイーズを吹きかけたら、ペグに2~3巻程度になるよう目分量で端を切り取り、1本ずつ張っていく。 これを6弦から1弦まで6回繰り返します。


最後に、音叉で大まかに音合わせをした上、弾きなれた曲でチューニングを追い込む。 弦の遊び吸収に加え、フローティングさせているので、結構時間がかかるのです。



更に、今回はディレィに内蔵したブースターの出力を再調整。 MAX から3時 → 12時 → 9時へと段階的に下げ、それぞれの出音をチェック。

尚、ギター側の VOL を MAX にした状態で普段通りの歪みが得られるよう、それぞれアンプの GAIN を設定します。

因みに、この再調整は 「ブースターの負荷を減らすことで、音が明瞭になるのでは?」 という仮説に基づくもので、以下のように意外な変化が確認できました。

  3時 ・・・ MAX より腰があるものの、MAX 同様にクリーンのコードワークが混濁しがち

 12時 ・・・ 基本的なトレンドは3時と同様で、クリーンのコードワークに濁りがない

  9時 ・・・ MAX 、3時、12時に比べ音が細くナローレンジで、張りや輝きを欠く


あとは、12時を軸とした微調整。 1時間以上かけ追い込んでいった結果、10時辺りが “太さ、張り、輝き” と “濁りなきクリーン” を両立できることが分かりました。 勿論、10時辺りでもブーストレベルは十分です。


加えて、ギター側の VOL を MAX にした際のコードワークの微妙な立ち上がりの遅れ (アタックの角が若干不細工に丸まって、「もちもち」 ではなく、ほんの少し 「ゴムっぽい音」 になる) が払拭できたことも嬉しい。

時折気になっていたこのトレンドは、11時手前を超えると出現することが判明。 ブースターの負荷が軽減されたことで、入力信号がアンプへと滞りなくストレートに流れるようになった、ということでしょうか。


面白いのは、ディレィ音を小さくしても実音に埋もれず、綺麗に分離して聞こえるようになったこと。 クリーンで弾くのが楽しみになりましたよ ♪



さてさて、メンテナンス後のボディがあまりにも美しかったので、思わず撮影しちまったよ(笑)




ちなみに、これはサブ。 メインはアームの効きを強化するとともに、 リア + フロントピックアップのポジション で一番下の TONE を VOL に、一番上の VOL を MASTER VOL に配線変更をしてあります。

基本的にエフェクターではなく、ギター側の VOL で出音を調整しているので、前述の配線変更は事前のセッティングにより、クランチやクリーンへセレクトスイッチ1つで出音を切り替えられ、重宝します。








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