ブルーベルだけど

君にはどうでもいいことばかりだね

ぱげらった さん、ありがとう

2019-05-14 00:01:23 | 日記
さてさて、前回 “最近買ったCD 2019.5” で予告した続きは後回し。


またグノシーで素晴らしい作品に出会いました。 タイトルは “闇金取り立ての恐ろしい実態” 。

part2 で知り、part4 以降は待ちきれなくなり、ぱげらった さんのツイートチェックに加え 「闇金取り立ての恐ろしい実態 part ・・・」 で検索を行っていました。



その最終回は、突然の別れに、あの古いアパートの部屋で少女 “まつり” が泣きじゃくった日から12年後。

高校生になった “まつり” が不良に絡まれた友達を毅然とした態度でかばっているところに、大きな背中が割り込みます。 「あいかわらず強ぇな ・・ お前は」。


不良達をやっつけて “まつり” 達を助けたのは、堅気になりちょっと年をとってちょっと汚れた服を着た主人公(元闇金取り立て)でした。


12年前のあの日、自分との養子縁組より育児放棄の母親を笑顔で選んだ少女を守るため、その母親の前で土下座をしていました。 「あいつはお前を選んだんだ 頼む ちゃんと面倒みてやってくれ」 と。

仮初めの今日を繰り返すのではなく、大切なおともだち “まつり” の明日のためにあるべき形となるようケジメをつけたのです。


すくすくと真っ直ぐに育った “まつり” の姿から、母親が願いを聞き入れたことに安心し、少女の名前を口にした主人公。

一方、目前の展開にあっけにとられる “まつり” に 「つっても覚えてねーか ・・ まー忘れてくれや」 と言い残し、そのまま去っていきました。


我に返った友達は 「あの怖いひと誰? 宇佐美(中身が少し飛び出た縫いぐるみに自分を重ねていました)さんの知り合い ・・ ?」 と尋ねます。

「うん 多分昔大好きだったひと」 と答えた “まつり” の鞄のファスナーには、かつて水族館で主人公が買って少女にプレゼントした “友情のしるし” が着けられていました。


恐らく主人公も少女から貰った、”左目が取れかかった 友情のしるし” を、今も大切にしているのでしょうね。



吉田拓郎さん “人生を語らず” の歌詞 「あの人のための 自分などと言わず あの人のために 去り行く事だ」 を思い出しました。





じめじめどろどろせず、終始さっぱり明るく、ハッピーエンドで締めくくってくれた ぱげらった さん、本当にありがとう。

素晴らしい作品を創ってくれて、本当にありがとう。










コメント
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