Mars&Jupiter

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フェリクス・ドレーゼケの交響曲第1番ト長調作品12を聴きながら、横浜から星川駅まで歩く

2015-03-28 20:34:10 | 古典~現代音楽ドイツ編
昨日はウォーキングを休み、今日は横浜から星川駅まで歩く。
途中聴いたのは1835年ドイツ生まれのドレーゼケが
1869年から72年にかけて作曲した交響曲第1番ト長調作品12である。
早い時期から作曲活動を始め、ライプチヒ音楽院で学んだ。
ヴァイマル、スイスのスイス・ロマンド、ドレスデンで教育活動をし、
作曲活動も並行して行い、様々な分野の作品を残した。
今回聴いたCDは、イェルク=ペーター・ヴァイグレ指揮、
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏による。
第一楽章イントロダクツィオーネ・エド・アレグロは、
ベートーヴェンを思わせるような一撃の音と前奏に始まり、
弦楽器と木管楽器を中心に牧歌的な感じから盛り上がる感じになり、
そのあと木管楽器の独奏と弦楽器の絡んだあと主部に入る。
弦楽器により生き生きとした主題が奏でられ、
展開部に入り主題が展開されていく。
ワグナーやベートーヴェン、シューベルト、
リストからの影響などを見ることができ、
再現部で主題が繰り返されたあと、
盛り上がったところで堂々とした感じで終わる。
第二楽章スケルツォは、フルートなど管楽器で流れるような、
明るく軽やかな旋律が奏でられる。
第三楽章アダージョは、弦楽器と木管楽器により、
明るく牧歌的な旋律が奏でられていく。
途中ドラマティックに盛り上がりを何度かみせて、
最後は、穏やかな感じで終わる。
第四楽章フィナーレは、力強い感じの旋律が弦楽器により奏されて始まる。
メンデルスゾーン風の祝典的で生き生きとした感じである。
金管楽器も加わり華やかな感じに満たされ、
高揚した感じの中、最後ティンパニとともに力強く終わる。

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