Mars&Jupiter

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再認識。ルーセルの交響曲第3番は素晴らしい!

2007-04-05 06:20:11 | 古典~現代音楽フランス編
昨日はコンピュータのトラブルに一日悩まされる。
時間がないため鶴ヶ峰から二俣川の間をウォーキングした。

今日からはまだまだ紹介したい東欧の作品はあとに回し、
いきなりフランスの交響曲に話を移す。
聴いた音楽はルーセルの交響曲第1番と第3番である。
以前から持っていたデ゛ュトワ指揮によるCDだが、
実はあまり意識して聴いていたわけではない、

よく聴いてみるとこの交響曲も素晴らしい。
第1番は「森の詩」とあるように、写実的で美しく、
時々聴かせる鳥の声などを聴いていると、
フランス音楽に憧れたイギリス作曲家の
ディーリアスを彷彿させる部分もある。

第3番は第1楽章がともかく印象的である。
荒々しい第1楽章に比べると他の楽章との
関連性がもっと出る方がいいかとは思うのだが、
それにしてもフランスの交響曲らしく所々美しく、
名曲であることに違いはないだろう。

デ゛ュトワ指揮による演奏はとにかく素晴らしい。
とにかくルーセルの交響曲の良さを再認識したCDであった。

やはり、こういうことがあるとCDを
簡単に捨てたり売ったりはできない。
そんなためらいが少しずつ自分を
すべて寛容しそうな心にしそうで怖い。
(つまり家はたくさんのCDであふれているのだ。)

しばらく頭の中にルーセルの第3交響曲の冒頭が響くだろう。
前聴いた時にこんなことはなかったのにおもしろいものだ。

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