Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

フランシシコ・ゲレーロの「澄んで落ちついたまなざし」を聴きながら、二俣川から鶴ヶ峰駅まで歩く

2009-10-05 05:47:31 | 中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編
昨日は二俣川から鶴ヶ峰駅間を往復して歩きました。
途中聴いたのは1528年に生まれたゲレーロの作品。
彼は、モラレスに若い時期に師事した。
1500年代以降はセビリアの大聖堂を中心に活躍したようである。
ポリフォニーによる技法を使い多くの宗教作品を残している。
「逃げなさい、逃げなさい」と、
「澄んで落ちついたまなざし」の作曲年代は分からない。
今回聴いたのは、ジョアン・キンバルとロバート・ウィークメン指揮
ピッファロ演奏によるCDである。

「逃げなさい、逃げなさい」は、ソプラノのショームと
サックバットとダルシアンによる合奏で演奏されている。
ポリフォニーを駆使した作曲らしいすぐれた技法を聴くことができる。
最後は平和的で穏やかな感じに終わる。
「澄んで落ちついたまなざし」は、テノールとバスのリコーダーで
このCDの中で演奏されている。
神への素朴な信仰心を感じさせる叙情的な作品である。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ウィリアム・バードの「マイ... | トップ | ヨアン・アンブロシオ・ダル... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

中世・ルネサンス音楽器楽曲・合奏曲編」カテゴリの最新記事