Mars&Jupiter

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チャールズ・アイヴズの交響曲第3番「キャンプ・ミーティング」を聴く、そして二俣川から希望ヶ丘まで歩く

2014-05-05 19:45:21 | 古典~現代音楽北アメリカ編
昨日は二俣川と希望ヶ丘の間を往復して歩きました。
今回とりあげるのは、1874年生まれのアイヴズが、
1904年に作曲した交響曲第3番「キャンプ・ミーティング」である。
彼の略歴については以前述べたので省略する。
アイヴズの交響曲については、以前触れたが、
曲の説明はしていなかったので今回取り上げる。
今回聴いたCDはレナード・バーンスタイン指揮、
ニューヨーク・フィルハーモニックによる演奏である。
ダンベリーで開催されたキャンプの集いの印象に刺激されて作曲された。
第一楽章「なつかしい仲間の集い」は、
讃美歌をもとにした第一楽章が弦楽器に奏でられて始まる。
他の楽器にその主題はフーガ風に引き継がれていき、
コラール風な旋律の第二主題に続き、
フルートの美しい旋律が現れる第三の主題も登場する。
最後はフルートの美しい旋律とともに穏やかに終わる。
第二楽章「子どもたちの日」は、弦楽器による軽快な旋律で始まる。
中間部にはAll through the nightの民謡の旋律が使われ、
子どもたちの楽しい遊びの様子が描かれて、行進曲風にもなる。
再び冒頭の部分が現れ、それぞれの主題が絡みあって最後静かに終わる。
第三楽章「コンムニオン」は、讃美歌から採った旋律をもとに、
ポリフォニック的な構成の中で旋律の展開をしていく。
その作曲技法はユニークであり、徐々に盛り上がりをみせていく。
最後は弦楽器のみとなり、鐘の音が鳴り響く中チェロの音が残って終わる。

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