Mars&Jupiter

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オーレ・ブルの「セーテルの娘の日曜日」を聴く

2022-12-03 22:47:36 | 古典~現代音楽ノルウェー編
今回とりあげるのは1810年ノルウェー生まれの作曲家、
オーレ・ブルが1850年頃に作曲した、
「セーテルの娘の日曜日」である。
今回聴いたCDの演奏はパーヴォ・べルグルンド指揮、
ボーンマス交響楽団のものである。
彼は、ベルゲンに生まれ、ヴァイオリンの才能を発揮し、
ヴァイオリニストとして活躍し、巨額の富を得た。
その才能はシューマンなどにも認められたほどである。
グリーグとは親交があり、彼の才能を見出し、
ライプチヒ音楽院に入学させるよう彼の両親に説得したようである。
この作品は、もともとは歌曲だったようだが、
色んな形で編曲されたようで、このCDでは弦楽器のみで演奏される。
ヴァイオリンが奏でる旋律は何かを回想するかのようで、
中間部の盛り上がるあたりから切ない旋律は、
いかにも北欧らしく、しみじみとしたいい曲である。

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