今回は、1901年イギリス生まれのラッブラが、
1980年に作曲した交響曲第11番作品153を聴きました。
この交響曲はBBCの委嘱を受けて作曲され、
1980年8月20日のプロムナード・コンサートで初演された。
今回聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の演奏である。
単一楽章制のこの作品はアンダンテ・モデラートで始まる。
重々しく始まり、ホルンなど金管楽器が鳴り響く。
そのあと弦楽器などにより力強い旋律が奏でられ、
打楽器・金管楽器で盛り上がりをみせる荒々しい部分と、
対照的な感傷的で叙情的な部分が交互に現れる。
そして、アダージョ(カルモ・エ・セレーノ)の部分に入る。
カルモ・エ・セレーノは落ち着いて厳粛にという意味で、
その音楽用語の通り、後半は穏やかな部分が続く。
ラッブラが自分の人生の中での華やかな時期や、
苦難、そして挑戦したことなどを振り返っている感じもする。
最後は静かに、そして消え入るようにして終わる。
1980年に作曲した交響曲第11番作品153を聴きました。
この交響曲はBBCの委嘱を受けて作曲され、
1980年8月20日のプロムナード・コンサートで初演された。
今回聴いたCDはリチャード・ヒコックス指揮、
BBCウェールズ・ナショナル管弦楽団の演奏である。
単一楽章制のこの作品はアンダンテ・モデラートで始まる。
重々しく始まり、ホルンなど金管楽器が鳴り響く。
そのあと弦楽器などにより力強い旋律が奏でられ、
打楽器・金管楽器で盛り上がりをみせる荒々しい部分と、
対照的な感傷的で叙情的な部分が交互に現れる。
そして、アダージョ(カルモ・エ・セレーノ)の部分に入る。
カルモ・エ・セレーノは落ち着いて厳粛にという意味で、
その音楽用語の通り、後半は穏やかな部分が続く。
ラッブラが自分の人生の中での華やかな時期や、
苦難、そして挑戦したことなどを振り返っている感じもする。
最後は静かに、そして消え入るようにして終わる。