goo blog サービス終了のお知らせ 

Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

リヒャルト・シュトラウスのピアノ三重奏曲第1番イ長調AV37を聴く

2014-02-18 00:09:01 | リヒャルト・シュトラウスの作品
昨日はウォーキングを休みました。
今回取り上げるのはリヒャルト・シュトラウスの作品で、
1877年から78年にかけて作曲されたピアノ三重奏曲第1番イ長調AV37である。
聴いたCDは、アンナ・カンディンスカヤのヴァイオリン、
ウォルフガング・サヴァリッシュのピアノ、
セバスティアン・ヘスのチェロによる演奏である。
第一楽章アレグロ・モデラートは、生き生きとしたヴァイオリンの主題で始まる。
チェロがそれを引き継いだりもして、奏でていく音楽は、
古典的で、モーツアルトを感じさせるところもある。
主題は短い展開部で変形され、主題が再現され、最後は力強く終わる。
第二楽章アダージョは、ピアノの穏やかな旋律で始まる。
その旋律はヴァイオリンにも引き継がれていき、
甘美な感じであり、モーツアルト風で、最後はおだやかに終わる。
第三楽章テンポ・ディ・メヌエット・マ・ノン・レントは、
舞踏風な旋律が奏でられていき、優雅な感じである。
中間部のトリオは対照的で牧歌的な感じである。
再び冒頭の部分が繰り返されて、最後力強く終わる。
第四楽章アレグロ・ヴィヴァーチェは、
生き生きとした旋律がチェロによって奏でられて始まる。
流れるような旋律が心地よく、ベートーヴェンのピアノ協奏曲を想起させる。
ピアノと弦楽器の掛け合いがよく、最後は力強く終わる。