Mars&Jupiter

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アーノルド・バックスの交響曲第3番を聴きながら、渋谷から麻布十番まで歩く

2013-05-25 09:56:27 | アーノルド・バックスの作品
昨日は渋谷から麻布十番駅付近まで歩きました。
広尾高校の前を通りながら、聖心女子大学、フランス大使館の前を通り、
古川橋から麻布十番まで歩き、そこからバスで新橋駅に向かった。
途中聴いたのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1928年から1929年にかけて作曲された交響曲第3番である。
初演は1930年献呈者であるヘンリー・ウッドにより行われた。
聴いたCDはブライデン・トムソン指揮、
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による。
第一楽章レント・モデラートは、木管楽器により主題が奏でられて始まる。
やがて弦楽器や金管楽器も加わり、弦楽器により主題がはっきりと現れる。
金管楽器もそれを受け継ぎながら、もう一つの主題も現れる。
ロマンティックな雰囲気を保ちながらその主題は展開されていく。
やがて金管楽器中心に主題が繰り返されながら、盛り上がったあとも、
主題は低弦で繰り返され、最後は金管楽器と打楽器で盛り上って終わる。

第二楽章レントは、ホルンが旋律を奏でて始まり、
弦楽器がそれを引き継いでいき、おだやかな雰囲気が続く。
そのあと木管楽器により甘美な旋律が奏でられ、弦楽器も引き継いでいく。
チェレスタが加わり、神秘的な雰囲気を漂わせたあと、
金管楽器も加わり、ドラマティックに盛り上ったあと、
おだやかな雰囲気の中で、ホルンが鳴り響き、
最後はファゴットと弦楽器が残り、静かに終わる。
第三楽章モデラートは、弦楽器により生き生きとした旋律が奏でられ始まる。
木管楽器や金管楽器も加わり、その後幻想的な音楽が展開されていく。
宇宙や雄大な自然を感じさせるような音楽が続き、
ヴァイオリン独奏が旋律を奏でたあと、
弦楽器が繰り返す音型の上で、ホルンが鳴り響いたあと、
金管楽器が第一楽章の主題を奏でて、最後静かに終わる。
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