Mars&Jupiter

おおくぼっちの屋根裏部屋へようこそ!

アーノルド・バックスの「白い平和」を聴く

2013-05-23 05:38:50 | アーノルド・バックスの作品
昨日もウォーキングを休みました。
今回取り上げるのは、1883年生まれのバックスの作品の中で、
1907年に作曲された歌曲「白い平和」である。
歌詞はスコットランドの作家ウィリアム・シャープによるもので、
フィオナ・マクラウドという女性名を使って書かれたもののようである。
聴いたCDはイアン・パートリッジのテノール、
マイケル・デュセクのピアノ伴奏による。
おだやかなピアノの伴奏にあわせて、
テノールがゆったりと歌い出す短い歌は、
1節の4行は自然の情景を歌い、2節の4行では人間の心に向かい、
その対比もいいのだが、深遠な雰囲気が漂っている。
どんな風にこの詩を訳すのだろうという感じがする。
最後ピアノだけが残って静かに終わる。
コメント
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