そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

森友問題は安倍晋三夫妻、特に昭恵の逮捕以外の終焉はありえない

2021-11-24 | 森友・加計問題

またまた文集のスクープである。森友学園の土地取引を巡って、公文書改ざんを命じられ2018年3月7日に命を絶った財務省近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんの自宅のパソコンから、改ざん後の心理状態を示す新たなメールが発見された。2歳下の弟に送った4通のメールであるがうつ病で休職していた時期、弟に送ったものであった。
以下はその一部である。
『〈私は、本年2月以降、前例のない事案の担当のため、本年6月末まで毎月100時間を超える残業時間が続き、休日出勤する日もありました。その間、気が張っていたこともあって、風邪など引くこともなく、休暇をとらずに何とか定期人事異動の6月末まで乗り越えてきたのですが、7月以降の人事異動がないことがわかると、急に疲れがあふれかえり、6月中旬頃からは、不眠症が続き、首筋の痛みが続いていたため、遂に7月15日、メンタルクリニックを受診しました〉
〈ある時期を目処に仕事を辞職することも念頭にあります(単に体調不調だけではなく、当局の考えや事案対応に相当の違和感と疑問がぬぐえない)〉』
部署の上司を告発するに、これで十分と思える。日付が2017年8月11日 とあるので、半年後に命を絶っている。この後の心情を想うと、比較的冷静に文章が書けた最後の時期になろう。特に最後の、<当局の考えや事案対応に相当の違和感と疑問がぬぐえない>という件は、赤木さんの精いっぱいの言葉である。
客観的にあるいは冷静に見て、この問題の核心は明らかである。安倍晋三夫妻特に妻の昭恵が、政権の威光を見せつけ、ありもしない瓦礫を理由に強引に国有地を実質ゼロで販売した事件である。これを懸命に隠すように上司が束になって取り組んだ事件で、それを国家権力の中枢が捜査妨害や恣意的調査で終わろうと図っているのである。
いつまでも森友問題を言っているのだ、と野党に向ける自公の声があるが、真っ黒の報告書を提出したり隠匿したり、協力者を出世させたりと、といつまでも逃げまくっている政府に問題があろう。岸田文雄に至ては総裁選で掲げたことを早速反古にしていることの方が問題である。
森友問題は安倍昭恵が逮捕されて幕が下りる事件である

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