西アフリカでのエボラ出血熱の広がりが止まらない。もうすでに死者が、4500名を超えたようである。関係者は、このままでは10万人になると警告する。
アメリカとスペインで、エボラ出血熱の医療従事者の感染が確認されるに至って、欧米は深刻な危機感を抱いている。先進国に入ってきた場合には、感染拡大の対応はかなり現実的に対応できるであろうと、高を括っていたがそうも言ってられなくなってきた。
エボラ出血熱の感染がこれまでは接触感染、しかも患者の吐瀉物か死者に直接触れることによるとするとされてきた。エボラ出血熱は接触感染に限られていたが、空気感染の可能性もここにきて出てきた。
医療従事者の感染からそうしたことも疑われ、従来の感染予防の防御
体制も見直されるかもしれない。致死率が90%を越える恐怖は、計り知れない。ワクチンや治療薬の開発も、こうした背景で遅々として進んでいない。
欧米で患者が出たと言っても、医療関係者でありわずか3名である。やはり西アフリカの発生を抑えなければならない。
リベリアなどの現地では、患者が脱走したり治療施設が襲撃されたりされたりと無理解などもあって、医療関係者が撤退するなどの問題も生じている。患者の隔離や交通遮断などの思い切った対策も、思うように進んでいない。
国境なき医師団への寄付も、我々ができる数少ない対応と言える。
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