そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政治的背景もなくテロとは言い難い今回の安倍銃撃殺害事件

2022-07-09 | 安倍晋三

危惧していた通りのことが起きている。選挙応援の演説最中に路上で銃殺された安倍晋三の、功績ばかりを徒に強調し褒め称える報道でびっしりである。最年少総理とか、最長在任期間の総理とか、同類の政治家などが功績を称える。特にNHKが酷い。総理在任中の業績として、外国訪問や国家要人たちの褒め言葉ばかりを流す。
田原総一郎が、「初めからやりたいことがぶれなかった政治家」と言ったのは、皮肉であるろうが、せいぜいこの程度で収めてもらいたいものである。
銃撃の報道を見て、安倍晋三はいつかはこうなるのでないかとなんとなく思っていた。しかし、5.15事件の犬養毅のように政党政治の神様のように扱われることになりかねない。

しかし、犯人については警察側からの一方的で恣意的な情報しか流れてこない。先ずは職業が解らない。元自衛官、それも任期付きのいわば体験入隊のようなもので、海上自衛隊に入隊していたというのであるが、それも数年前のことで現在の職業が解らない。無職のようではあるが、ことさら数年前の元自衛官がことさら強調される。妙である。
特定の宗教団体に敵意を持っていたというのであるが、統一教会なのかも明確ではない。母親が多額の寄付をして破産したというのであるが、
は人の自宅の家宅捜査に、いきなり爆発処理班が先頭で入っていくのも妙である。火薬を自作したというのであろうが、それにしてもいきなり重装備の火薬処理班とはね。
犯人には高邁な思想もないようだし、組織的な背景もないようである。政治的不満があるわけではないと発言していると報道されている。自作品の銃のようで精度も低そうである。
政治的なテロ行為とは思えないが、反暴力はともかくとして報道は一斉にテロと報道している。産経、毎日、東京、日経、読売、朝日それに当地の北海道新聞はすべて一面トップで、「安倍元首相撃たれ死亡」と一言一句たりとも違わない。とても違和感を覚えるものである。もう自民党の弔い合戦は始まっている。
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