そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

岸田文雄の腐乱?狂乱?混乱?ワカラン

2024-01-24 | 石破茂

きっと町内会長さん辺りをやっていれば、いい人だと誰もが評価するような人物で収まっておたろうに。身の丈越える役職を受けて、どうしていいのか分からなくなっているのだろう。
その上岸田には有能な側近がいない。林芳正現官房長官辺りが適任であったろうが、林は岸田が3回も落ちた東大卒でおまけにハーバード卒で、派閥内のライバル以上の関係である。参謀というには大きすぎる。何かと頼りにしていた木原誠二官房副長官も不祥事で身動きがとれない。
一人であれこれ考えていたのであろう、やることなすことすべてが裏目に出る。裏目に出る以前に岸田が変質してしまう。ついてくれる人物もいない。
検討(遣唐)使や減税メガネなど過去にない異名を受けるのも、まともな評価さえできないレベルであることの証左に他ならない。
派閥解消は総裁派閥が解散すれば皆ついてくると、浅薄に思ったのであろう。岸田が乱心したようにも見えるし、混乱しているかとも見える。問題が起きた派閥と自派閥以外は躊躇っている。麻生太郎と2時間話し合たようであるが、密室の麻生派強い。大声で幾度も恫喝されたようである。
家は解散する理由がないと言われて、岸田には帰す言葉がなかったのであろう。35年前に決めた、政権ポストに就いたら派閥を離脱することは決めてはいたが、今回の問題が起きるまで岸田は派閥に残り、しかも会長であった。
安倍晋三さえ離脱していたのに。会長でもない立場にありながら、ほぼ独断で最も長い派閥で保守本流を自任する宏池会を解散したのである。チグハグ男。
岸田は今回の、政治とカネの本質が何もわかっていない。派閥があることでそれはそれで、総理総裁レースや人事のやり取りのエネルギーが自民党を動かしてきた事実もある。
自派閥を残す茂木幹事長は、立件が見送られた安倍派幹部に離党勧告を出すよう岸田に迫っている。その他安倍派議員の常任員会や特別委員会の委員長や委員13名を辞任させる方向で進んでいる。
岸田は周辺の動きを見て決めてゆくのであろうが、傍目には優柔不断が目につくことになる。支持率が20%切るのも近いだろうが、次はどんな混乱をきたすのだろう。

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