そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

水田水脈という無能な奇人、議員として存在してはならない日本の恥である

2022-12-30 | 岸田文雄
杉田水脈は8つもの政治団体を渡り歩いて、その威勢の良い暴言が櫻井よしこに気に入られて、安倍晋三に推薦者として押し出された。杉田は何の関係もない、安倍の山口から比例区で国会の議席をもらった。国政選挙で一度も当選していないが、自民党の枠を与えられての議席である。
自民党総裁の岸田文雄の、「個人の説明責任を」と党としての無責任と、任命責任をも放棄する姿勢は容認できるものではない。
それで杉田水脈はなにをしたか。そしてしなかったのか。
彼女が謝ったように振舞ったこと
●アイヌや朝鮮の民族衣装には品格がなく吐き気がする
これには、傷ついた人がいれば撤回しますと言ったのであって謝罪はしてない。心底彼女は嫌っているのであろう。
●LGBTは生産性がない
迷惑かけた人がいるなら撤回しますとは言った。安倍晋三など子供を授からなかった人たちへの侮辱でもあるが、そのことには触れずじまいである
人間の男女の仲・関係は、子どもを産むだけのものではなく、長い歴史の中で多くの文化や芸術それに幾多の喜怒哀楽を産んできた。杉田の発言は、人類の歴史そのものを否定するものでもある。
全く謝罪もしなかったこと
●日本に女性差別は存在しない
日本文化は家長制度を見るまでもなく、男尊女卑の男社会で築き上げられてきた。その残影は社会の何処にでも残っている。国会議員一つをとっても、女性議員が極端に少ない。とりわけ自民党では水田や稲田や高市など、安倍の寵愛を受けた人物で、女性議員の頭数を埋めている程度である。
●女はいくらでも嘘をつけますから
杉田を強力に推薦をした安倍晋三は桜を見る会だけでも、118回も嘘ついている。おまけに嘘以上の公文書の改ざんや隠ぺいを、総理という立場にいながら繰り返している。
女性はいくらでも嘘つくのは演歌の世界である。
●待機児童なんていないなど
コミンテルンが、日本の左翼を扇動して日本の弱体化を図っているのであるというのが、彼女の意見であるが、時代錯誤も甚だしい。コミンテルンは75年前に解体しているし、ソ連も30年言おう前になくなっている。
労働組合と言いたかったのかもしれないが、
●伊藤詩織は売名行為である
一審で敗北しているのに上告までする。謝罪も反省もないどころか居直って上告して、裁判中なのでコメントはしないというのであるから、思い上がりも良いところである。
女性という立場でありながら、レイプ加害者を擁護し被害者を非難するのである。更には、ネット上の詩織さん非難の記事に、”いいね”を無数に繰り返してもいた。

杉田水脈は本会議場で、シングルマザーについての野党からの質問があった時に、大声で「離婚されるような男を選んだ方にも責任がある!」と叫んだことで一躍名をはせた。
支援してくれる人がいるという言葉で、発言の撤回を拒んでいる。支援しているのは日本会議の面々である。園児を逆さ吊りしたくらいで騒ぐことではないと発言している田母神が、杉田の支援をしている。右翼の支援であっても、政治的立場はともかくとして、彼女の発言の肯定にはつながっていない。
女性でいながら女性人権の否定は潮流に逆らうものでしかない。
杉田水脈は事実用の更迭と言われる辞任で済ませるものではなく、議員辞職すべきである。


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