そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

次回選挙を睨んだ、岸田文雄の恣意的な処分である

2024-04-04 | 菅義偉

本日ようやく自民党が39人の処分を発表した。始まりは11月末であるから、4カ月以上経ってのことである。鈍重な動きであるが、裏金の実態調査についても、アリバイ工作的で自己申告に偏重したものであり、実態は不明のままである。全く調査していない。この問題を早く終わらせたいだけの処分である。
離党勧告は小物の二人を並べたが、重い処分をかけても党内への影響を最小限にできる。安倍の金魚のフンの世耕は安倍がいなくなれば消えても何の障害もない。不満らしいことは口にはしたが、受け入れるようである。
塩谷は元々清和会の複数指導体制にした時に、何かあったと時の捨て駒の事務総長でしかない。塩谷は弁明書を提出し、最高責任者の岸田の処分がないのおかしいと、更に不服申請をするらしい。身の程知らずというか、置かれている立場すら理解していない。
この二人は次がなく、今回で議員生命を終えることになる。
党員資格停止は、安倍死去一月後の8月5日の会議で裏金を再開させたと、下村と西村を事務総長経験者として一年の党員資格男停止する。この二人は次回選挙は無所属でしか選挙が出来ない。不祥事を重ねてきた下村は東京の激戦区を叩けない。西村も無風に近い選挙区で、今度は野党が結束するだろうし、二人とも国会議員になることが出来ない。
下村は政倫審で、森喜朗の関与を暴くチャンスを放棄して、党に従順に従った。不安を述べているので密約があったのかと思われる。
この会議に意味不明の理由で欠席して、党員資格停止が半年になったパンティー泥棒の高木はラッキーであった。選挙が半年以内にあればである。選挙に弱くほぼ議員生命を今回で終えることになる。
党役員停止1年の萩生田と松野は、実質お咎めなしである。選挙に弱い萩生田は致命的であるが、2800万円もの裏金を受けていながら、政倫審にも顔を出すこともなく、説明責任皆無でありながら実質お咎めなしは、二階や森の意向を受けてのことかと思われている。
二階派の処分は、次回立候補しない85才の二階俊博を無罪放免し、事務総長経験者三名をほぼ無意味の戒告したに過ぎない。
結局、裏金問題の実態解明には全く手を出すことがなく、森喜朗や二階俊博の協力が欲しかったり、岸田の処分がなかったりと、政局絡みで、傍目には基準などなく岸田の恣意的な処分でしかなかった処分である。こんなことで良いのか。バカヤロー!


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