そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

政治とカネ、裏金については与野党ほとんど差がないが、石破はそれを見誤った

2024-10-03 | 石破茂

党内基盤の弱い石破茂は、選挙で述べた本音をさえもやらしてもらえない。自民党支持者からも65%の支持しかないが、維新や国見民主から10~20%に支持を貰う異例の首相であるが、政治は党派を超えて動かない。
こうして石破茂が総裁選挙期間中、組閣後野党とはしっかり時間を取って、論議をするとしていたが、その核は政治とカネであったが、それを無視した。
上図は新政権誕生で政治とカネの問題が解決に向かうかという、共同通信緊急世論調査である。
自民党支持者でさえ、「解決に向かわない」を選んだのが66.6%もいる。 与党内でも、「解決に向かう」と答えたのは自民支持層の29.7%、公明支持層で25.0%にとどまっている。
野党の支持層を見ると、「解決に向かわない」は立憲民主党で83.9%、国民民主党81.8%、日本維新の会79.2%、共産党72。8%と極めて高い高い。
さらに、同時に行われた裏金議員について、衆院選で裏金事件に関与した議員を自民党が公認することについて「理解できない」と答えたのは自民支持層でも64.0%、公明は支持層で74.8%、無党派層では84.3%にも達している。
政治とカネに解いては、与野党では誤差の範囲内で、ほとんど差がないとみてよい。要するに日本国民は、政治とカネの問題を解決を強く望んでいる。少なくとも自公が裏金などに蓋をすることに怒っているのである。石破茂はそのことを感じていながら、党内意見を優先させたのである。
日本の野党がもう少ししっかりさえしていれば、政権は転覆する。それが出来ないのは、日本の不幸である。ダラダラと腐れ切った自民党の政権下で国民は生きてゆくしかないのである。

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