
草について、4名の方の発表があります。企業が儲からない、低投資型酪農、小規模酪農の基本になって支えてくっるのが自給飼料の草です。企業にも行政にもそっぽを向かれる儲かる酪農、地球にやさしい酪農の形を草から考えるのが今年のテーマです。
この頃は、とにかく搾れ搾れの大合唱です。規模拡大して頭数を増やせ、金ならどんどん出してやるというのが、小泉進次郎が旗振る攻める農業というもののようです。
しかし実態は、こうした大型化によって酪農本来もっている循環を壊してしまう、暴力的酪農、外部資本に依存する酪農、加工型酪農になってしまっているのではないかと思われます。
今年は4月23日に西公民館で開催されます。上記の画像はクリックすると大きくなります。近隣の方々はもちろんのこと、大勢の方の参加そして意見交換を願いたいと思います。私も本ブログで紹介した、北海道庁が行った小農こそが儲けているという経営分析結果をパネルで紹介します。
食物全般に対して日本人には本来「命を戴く」という気持ちがあったのではないのか。だが、今では日本も金、金、金のアメリカ白人流が当たり前になり、そんな素朴な思いや感謝は思わぬ者思えぬ者が主流になったようである。何しろ、家庭は勿論、学校教育も教員もそんなことは教えないのだから。
牧畜含む農業が、そもそも資本主義、貨幣経済になど馴染むはずがない。アメリカ如く、広大な土地に空から種蒔けば米も麦も出来る国と日本などとが競い合うこと自体、間違ったやり方考え方のはずだ。本来家族の一員として飼育してきた日本式畜産酪農とまるで機械如くただの生産財として飼う欧米白人式とを比較し競わせること自体が大間違いなのだ。
畜産酪農家の苦労も知らず、感謝もせず、痛みも思わぬ者だらけになった日本なら、もう酪農家は乳製品の生産供給はやめてしまうことだ。消費者は、海外からの高額の物だけになった時に初めて国内業者存在の必要性とありがたさとを思い知ることだろう。
今効率を求めるという安倍政策の下で、大型化と高生産を目指しています。それらは、農の原理や牛の生理を超えたものと言えます。いくつかのデーターはあるのですが、小農ほど効率がよく牛への負担や土への負荷が少なくなります。何の作為もない、農業経営の博士業を持っている方の分析でも、その結果が出ています。行政はそのことを無視しているので、そのことを公開の場で私も発言します。
牛、人、牧草ストレスフリー、病気フリー
安全な牛乳を生産したいと思っております。
しかし、人材不足は顕著で、自動化が必要なのも
また事実、広い牧草地で素晴らしい牧草を作り
乳量はそこまで追求せず、自動搾乳機を
使えれば良いのかな?と思ってましたが、
具体的にはどうしたらベストでしょう?