釧路市内で高齢者の夫婦の死亡が、近隣の方や関係者によって確認された。認知症の夫は死後20日ほど、介護についていた妻が死後40日ほど経っているとのことである。
近所との付き合いもなく、電気がついたままとか最近顔を見ないとかで、町内の方が不審に思って警備会社に連絡し確認した。介護の奥さんが亡くなって、認知症の旦那さんがそのまま亡くなられたようである。
ほとんど同じような事件が、2日ほど前に札幌で起きている。40代の姉妹の死亡である。軽い認知症の妹と姉の二人暮らしだったそうである。姉が脳内出血で一月ほど前に、妹は半月ほど前に亡くなったようである。
姉の急死後、知的障害のある妹が凍死したようである。餓死かもしれない。仕事もなく電気もガス求められていたとのことである。二人とも、生活保護は受けていなかった。
都会の中で、何ともやりきれない冬の北海道ではの、哀しい2つの事件である。
弱者に優しくない社会になった日本であるが、政治の貧困ばかりではなく、人とのつながりをなくした都会の事件といえよう。
左にフォトアルバム<オオワシの受難>をアップしました。
人間社会のなかでは、普通の人は普通に生き、弱い立場におかれている人を、周りが見守る必要があります。
先日、3丁目の夕日’64 を観てきました。 東京オリンピック、僕たちが、帯広で生活を始めたころ、その頃の東京の生活が描かれています。
終戦から、這い上がり、夢を追いかけ、生きていこうと、燃え上がっていた時代でした!!
今週土曜は盲人の方とご一緒し、PCに初挑戦する方に会ってきます。こちらは心を許した人でないと本心を語ってくれません。
3丁目の夕日の時代、軽自動車で日本一周したことを思い出しました。隣近所のつきあいが濃厚な時代でした。