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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

哀しい事故死

2012-01-23 | マスコミ報道

釧路市内で高齢者の夫婦の死亡が、近隣の方や関係者によって確認された。認知症の夫は死後20日ほど、介護についていた妻が死後40日ほど経っているとのことである。

近所との付き合いもなく、電気がついたままとか最近顔を見ないとかで、町内の方が不審に思って警備会社に連絡し確認した。介護の奥さんが亡くなって、認知症の旦那さんがそのまま亡くなられたようである。

ほとんど同じような事件が、2日ほど前に札幌で起きている。40代の姉妹の死亡である。軽い認知症の妹と姉の二人暮らしだったそうである。姉が脳内出血で一月ほど前に、妹は半月ほど前に亡くなったようである。

姉の急死後、知的障害のある妹が凍死したようである。餓死かもしれない。仕事もなく電気もガス求められていたとのことである。二人とも、生活保護は受けていなかった。

都会の中で、何ともやりきれない冬の北海道ではの、哀しい2つの事件である。

弱者に優しくない社会になった日本であるが、政治の貧困ばかりではなく、人とのつながりをなくした都会の事件といえよう。

左にフォトアルバム<オオワシの受難>をアップしました。

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 本当に哀しい出来事です。生物が生きずらい社会... (umakusa)
2012-01-23 20:59:44
 本当に哀しい出来事です。生物が生きずらい社会は、人間にとっても同じです。

 人間社会のなかでは、普通の人は普通に生き、弱い立場におかれている人を、周りが見守る必要があります。

 先日、3丁目の夕日’64 を観てきました。 東京オリンピック、僕たちが、帯広で生活を始めたころ、その頃の東京の生活が描かれています。

 終戦から、這い上がり、夢を追いかけ、生きていこうと、燃え上がっていた時代でした!!
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 重い課題です。こちらの自治会では一人暮らしの... (紫錦唐松)
2012-01-24 21:47:01
 重い課題です。こちらの自治会では一人暮らしのご老人の申請に基づいて近所の方が気を遣うようになっています。新築の家を建てる若い方は家族構成や電話番号は個人情報なのでお知らせできないという方もいます。
 今週土曜は盲人の方とご一緒し、PCに初挑戦する方に会ってきます。こちらは心を許した人でないと本心を語ってくれません。
 3丁目の夕日の時代、軽自動車で日本一周したことを思い出しました。隣近所のつきあいが濃厚な時代でした。
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