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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃシロウトの方がましだゼ

2006-06-12 | ゲノム編集

村上何某が、経歴と儲けを自慢する意味で自らのことを「プロ中のプロ」などと喋りまくって、逮捕された。彼の発言に関心した人もたくさんいることだと思うが、それは日本人の専門家コンプレックスではないだろうか。プロのいうことだと何とか納得してしまう。

畜産業界でも同じような連中がいる。高度な技術、研究理論を展開して効率の高い生産を目指すのである。効率を高めるということは、結局は穀物を多給して家畜に負担をかけることである。そうしたプロの専門技術が、BSE(牛海綿状脳症:狂牛病)を作り出す技術となったのである。プロフェッショナル、専門家とは、特殊な一点に長けることであるなら、非常に危険なことである。(拙書「そりゃないよ獣医さん」新風舎刊http://www.creatorsworld.net/okai/参照)

専門家が展開する技術や知識が、効率一辺倒の論理になるのは当然の成り行きである。投資家なら、拝金主義となり産業界では市場原理主義となる。それは、村上何某をみれば分かるように、金の亡者でしかないのである。我が国は、このような形骸しか持たない株のプロの存在を容認してはならない。阪神電車の割引券を貰ったりして喜ぶ、シロウトの株主に本当の姿があるような気がする。

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