そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃドジョウでなくてナマズだろ

2012-03-17 | マスコミ報道

自らを確か「ドジョウ」と言っていた、野田首相であるがどうやらナマズ的行動にでているようだ。

海外で消費税を2010年の半ばまでに、10%ほどにするとか大見得を切ってきた。国内論議はなおざりにされたままであるが、、一向に構わず突っ切ってきた。

ここ数年の首相がぶれてばかりいたので、ぶれないのはいいことだとばかりに走っている。ぶれないことと、人の意見を聞かないこととは大違いである。

やっと動き出したと思ったら、自民党総裁の谷垣と密談した。両人は否定しているが、2月25日の密会は公然の事実となっPhotoている。

ここにきて、腹心の岡田副総裁に動いてもらっている。要領の悪い、岡田は自民党の幹部に次々と密会を重ねている。消費を一緒になって上げましょうと、話しているようである。

これまた岡田は、不器用に「誰にあったかは発言しない」と言っている。岡田のもちかけは原則論過ぎて、裏がなくおいしい餌もないようである。結果的に、大連合になる話のようでもある。

自民党の幹部連中は、ここで手を貸すと野田を助ける、延命行動になってしまうというのである。消費税に対する思い込みには、大差がないにもかかわらず、ごたごたする民主党内で野田がこけるのを待っているように見える。

野田は小沢とは密会しないのだろうか? 変な党首である。

民主がマニフェストの多くをコケにして、自民党が横柄な態度を変えてきたので、今や両党に大きな差はないように見える。

かといって民主・自民の大連合は、国民から選択肢を奪うばかりではなく、政治にとって理念とは何かを問いただすことになる。彼らには無理なことであろうが、

まるで地震の予知行動のような、今回の民主党正副総裁のナマズ的所作である。

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