宮崎の川南町周辺の口蹄疫がようやく終息へと向かっている時に、都城で真症 が確認され208頭が処分された。ここで何とか食い止めるかは初動の対処にかかっている。現地に張り付けになった、篠原孝新副大臣が新しい法案をどこまで生かすかが見どころである。
ここで食い止められると今後の対策に大いに役立つ。川南町周辺の発しは27件を超えているが、見方によっては封じ込めていると言えなくもない。初期対応は遅れてたとは言えるが、終息を迎えるのも近いと思ってはいたが、新たな地域での発生は極めて残念である。
口蹄疫ウイルスは空気伝搬すると言われてはいるが、封じ込めが失敗したのは 間違いない。畜産関係者以外の移動によるものでないかと推測されるものの、不明である。口蹄疫ウイルスの伝搬力の強さをあらためて感じ入っている。
都城では、真症確定の前に牛群と周辺の殺処分を行っているようであるが、いきなり5キロ以内の全頭を処分することになるのかどうかと、豚への感染の状況を確認してみたい。いずれにしても、新法の適用を含めた、今後の対応への大きな教訓になると思われる。