
参政党を支えたのは、政治無関心で初投票した人たちがいる。近代史を学校で外していることと、環境問題を教えてこなかった背景がある。参政党は余りにも低劣な思い付き(政党であれば思想信条と表現したところであるがそのレベルにない)の羅列を党首の神谷宗幣が口にする。
その典型が、憲法草案である。先ずはなにより憲法の体をなしていない。中高生が文化祭などで発表したものかと思われるレベルで、憲法の根幹となる国家権力を規制するという、根本思想がない。あらぬ言葉を乱暴に並べている。近年人類が獲得してきた、人権という基本概念がなく、戦前回帰の国家観だけが先行している。
今日初めて参政党の神谷宗幣代表が質問にたった。予想通りと言うべきか、予想を上回る愚鈍な内容であったといえる。石破総理を前に、反グローバルリズムを掲げよというのである。その他、SDGsや脱炭素政策の中止、WHOからの脱却を要請した。DEI(多様性・公平性・包括性)を否定せよなど、どうもトランプそっくりの主張である。これが日本人ファーストだというのである。
食料自給など賛同したいところもあるが、食料の息の根をアメリカに牛耳られていることを知らないのであろう、アメリカに従属する道を選び名Gら、食料自給などありえない。