goo blog サービス終了のお知らせ 

そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

そりゃ阿部総理の強運だろ

2006-10-05 | 国際・政治

North_korean_leader_kim_jongil 世界の最貧国の一つである北朝鮮が、核実験をすると宣言した。馬鹿げた話である。この国に国民は存在しないのであろうか。単一の情報だけを与えられる国民は、独立国家として当然であると思っているようである。教育から含めて単一の価値基準しか持たされない国民は、やはりアメリカや日本を悪者に仕立ててなければ存在意義がないようである。

北朝鮮のやることについては、欧米各国はそれでも今までは比較的冷静であった。ミサイル発射でも、それほどの反応はなかった。しかし今回の核実験宣言は、これまでの反応からは大きく異なっている。世界各国がほぼ同時に強く反応したのである。

これこそが、北朝鮮の狙いである。経済力も資源もない最貧国が、世界に注目される手っ取り早い手段が核兵器の開発宣言である。もう一つは、アメリカが中東の泥沼に嵌った今が絶好のチャンスと見たからである。

中国がいち早く反対の態度を打ち出したのは少々驚いたが、現在最も困っているのが韓Profile 国であろう。太陽政策と称する融和政策に北が全く反応しなくなっている。人気回復のために整形手術までした盧武鉉大統領が、一番困ってると思われる。朝鮮半島の非核化宣言に反するといくら叫んでも、韓国の相対的な地位の低下は避けられない。国内でも反対運動が起きているくらいである。

今回の核実験宣言は、北朝鮮内の軍部の力がいっそう強くなっていることを物語っている。軍部は敗北を前提にすることは考えないし、面子を汚されることを最も嫌い強硬であることは、戦前の日本を見ればよく解る。

それにしても、安部晋三は小泉以上に強運の持ち主かもしれない。靖国に行くの行かないのと、ごにゃごにゃ言っている最中に、それどころでないことで韓国と中国と会談するのである。安部内閣による右傾化がかすんでしまうようである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グッバイ、小泉

2006-09-27 | 国際・政治

Good_by_koizumi さようなら小泉潤一郎さん。彼方の内閣はなんとも、下品な内閣だったような気がしてなりません。何かを決定したいときには、座った目つきでしゃべるこの総理に、品というものを感じることがついになかった。酔っ払いに論戦を挑まれたときのような、凄みと居直りが反論を封じていた感がある。

彼には若い頃から、思いつめていたことをやり遂げた快感があるかもしれない。タカ派とハト派という括りでは、タカ派でありながら支持者が離れることが少なかったのは、金にはクリーンであったことと、保守党が改革を訴え野党がそれに反対する構図を、保革逆転であると演出したことにある。

しかし何よりも、市場経済優先のシステムを前面に出したことは、地方や弱い産業に大きなダメージを残した。農業が主産業である田舎は、この意味でダブルパンチにあったようなものである。食料の自給率を上げるといったことなどすっかり忘れている。覚えていないのか、とぼけているのか新しい農水大臣は就任でこのことにはまるで触れることはなかった。

この内閣を一つ評価するなら、スキャンダルがなかったことである。これまでは、閣僚の誰かが失言や妄言あるいは金にまみれたスキャンダルで、失脚が必ずあったものである。この内閣にはそれがなかったことは、一応評価はしたい。

さよなら、小泉純一郎さん。彼は不条理をイラクに置き忘れたまま出て行った。次のお坊ちゃんは何をしでかしてくれるのかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ坊ちゃん育ちだろ

2006-09-05 | 国際・政治

Photo_18 現在七光り議員が半数を軽く超える。一昔前なら「二世議員」といわれたものであるが、3世や4世それに複数の家系が絡まったりして、一言では表現できない七光り議員ばかりになってしまっている。選挙地盤を世襲して、ヤクザの跡目相続となんら変わらない。今回の、自民党の総裁選挙がそのいい例である。立候補している3人とも、政治屋一族の御曹司たちである。

御曹司だからとひがみからではなく、この坊ちゃんたちは親や爺様たちの選挙基盤で後ほど自分たちが跡目継ぐことになる田舎を、まったく知らない輩であることが問題なので001_2 ある。都会の私立学校に何不自由なく通い、自らの選挙基盤すら見たこともなく育った連中の感性の行き所は知れている。小泉首相が北陸の棚田をはじめてみて、感動してらしい。こんな人が農政や食料や地方を論ずる資格があるのだろうか。親たちの財力を背景に、裕福な幼少期を都会で過ごした連中に、田舎や食料を語る根拠もなければその理由すら持ち合わせることができない。こうした連中が、地方が健全に発展することを考えることなく、公共投資依存体質を育て上げてきたのである。

若い人たちが、首相の靖国参拝を支持する比率が高くなっているのも、戦争を肌身を持って体験してこないことからくるのでないか。核家族化が進み家庭でも、教育の現場でも戦争の総003_1 括すらなくのんべんだらりと来ていることが、安易なナショナリズムを醸成しているのである。戦後世代で、地方を知ることがなく育った首相にこの国の本来の姿や、未来を語る資格があるとは思えないのである。

日本の真の姿は棚田に象徴される田舎にあり、この国の勤勉実直でお互いが支えあう共同ムラ社会の国民性を育んだ風土を理解しなくて、未来は語れない。この国は、先祖が培った風土を今消耗しつつあるかに見える。拙書「そりゃない世獣医さん」新風舎刊参照くださいhttp://www.creatorsworld.net/okai/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

靖国は安らがず

2006-08-15 | 国際・政治

Photo_12 靖国神社は国家に殉じた人の鎮魂の社である。私の父の魂もこの社のどこかにいるらしいが、参拝するつもりは毛頭ない。それは、靖国神社が国家主導の戦争礼賛を本質とする神社に他ならないからである。遊就館は終戦直後は、ピンポンをするような場所にするとしていたが、現在は誰もが眉を顰める戦争礼賛博物館になっている。

靖国神社の本質は遊就館にある。戦前の、帝国日本が行った戦争は正しかったとし、ついては戦争そのものを賛美することの問題である。戦争で亡くなった人々の犠牲は、戦争賛美という形でナショナリストたちに利用されているのである。

国民全てが氏子である。いったん合祀したら外せない。現在の国籍など関係ない。靖国神社が傲慢な発言を繰り返すのは、国体護持の歴史がもたらす高慢な思想を持つからである。

昭和天皇の感覚は正当である。が、靖国神社の本質は、A級戦犯の問題は末節のことである。靖国神社の本質は、建設の歴史とその思想にあり、遊就館がその全てを物語っている。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、テロの再生産だろ

2006-08-12 | 国際・政治

動物の身体は、バランスの中に生命を維持し、種を継続している。つまり。動物の身体がある突出した使命を受けると必ず、そのアンチが抗するようになっている。例えば、血糖値が上がるような働きが作用すると、必ずそれを下げる反作用が起動するようになっている。動物の身体は、優れたひとつの作用が継続して保たれているのではなく、こうのよなバランスの中に成り立っている。

これは人の社会にも擬えることができる。社会がある一定の方向に強く動き出すと、これの歯止めとなる何らかのものが機能する。例えば、戦争への動きが活発になるとその反作用が必ず起き、そしてその反作用の反作用が必ず起きる。そうして、一般社会は保たれている。それが健全な社会であり、真の意味での民主主義だと、生体が教えてくれている。

テロリストを、次々と殺してしまえば、テロはこの地上から根絶されるとアメリカ大統領や、イスラエルは信じているのであろうか。テロリストを殺せば、新たなテロの土壌をはぐくむだけである。力に対して強い力で押さえ込むことは、テロの拡大再生産につながる。

大体が、テロとは何か規定がないばかりか、原因すら考えることのないままで、テロという言葉だけが先行している。とりわけ世界最強の軍事力経済力の突出した国家が発言する。そのこと自体が、バランスが崩れる結果になってはいないだろうか。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、従属だろ

2006-07-28 | 国際・政治

政府は、「日本はアメリカの同盟国である」と言ってはばからない。60年安保の時なら、日米軍事同盟であると野党は一斉に攻撃したものである。与党もそれを否定するのに躍起になっていた。それが今や、経済発展がいかにアメリカの恩恵を受けているか考えるだけで空恐ろしいが、明けても暮れてもアメリカ、アメリカである。アメリカのテロ叩きは、一昔前のマッカーシー旋風に翻弄されたレッドパージとそっくりである。理屈や事実などどうでも良い「アカ」であるといえばなんでもしょっ引けた、論理は現代ではテロなら何でもできる国になっている。

日本はアメリカの同盟国などではない。イラク戦争がいかに理不尽であったかは、今や明白な事実である。イスラエルのヒズボラ、レバノンへ圧倒的軍事力で攻撃する姿は、軍事作戦よりも市民の殺戮といえる状態である。同盟国なら、こうした状況にやや離れたところからでも忠告するのが本当であろう。ところが、現実はアメリカのやっることなら、なんでも無条件にこれを取り込み容認することのように見える。日本はアメリカの同盟国などではない。単なる属国に成り下がっている。

日本には国家としての、機能も理性も欠如したままである。牛肉の自由化がその典型的な姿である。日本の検査基準をアメリカに要求できない属国に明日があるのであろうか。拙書「そりゃないよ獣医さん」新風舎刊参照http://www.creatorsworld.net/okai/

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、人殺しだろパート3

2006-07-26 | 国際・政治

Hundreds_of_israeli_troops_moved_in_and_ 戦争は人殺しである。自らを安全な場所において為政者は、愛国心を鼓Smoke_billows_from_the_town_of_khiam_sou 舞する。ミサイルの先には、人がいる。その人を殺すために、ミサイルが発射される。なぜかしら、アメリカのメディアは現実的な映像を流す。イスラエルを支援するためであろうが、現実は大量のレバノン人が死亡している。国連軍にまで砲撃を加えなければならない理由がどこにあるのだろう。

A_man_held_a_photograph_of_the_hezbollah

喧嘩はどこにでもあることではある。行き詰まりがあるようだとそれTanks_mass_near_the_israeli_town_of_avivは強 者が退くことが最も解決につながる。イスラエルに殺され家を破壊された人々が、ヒズボラがいたからこんなことになったとは誰も思わない。イスラエルに対する、新たな反逆者を生産するだけである。Israel_finding_a_difficult_foe_in_hezbol Israeli_strike_kills_un_observers

戦争に大儀は必ずあるが、その大儀が人を救うことなどないのである。自らの利権以外のものは救うことなどないのである。

Smoke_rises_from_demolished_buildings_in_1

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、農業知らずだろ

2006-07-22 | 国際・政治

政府が規定する「土地非利用型農業」というものがある。つまり、養鶏業などは数十万羽Photo_8 ものニワトリを、工場のような閉塞した鶏舎で飼っている。ここには、鶏舎以外の土地などはなく、土地を使わなくてもできる農業として「非土地利用型」の農業と規定している。ところが、これはいかにもおかしな話である。ニワトリが食べている餌は、この地球上のどこかで作られたものである。日本にはないだけのことである。その多くの土地は、アメリカにあるのであるが、こうした畜産業は結局は家畜の排泄物、糞尿があまることになる。還元する土地がないのである。地球規模で見ると、このような家畜の糞尿は、輸出国に戻せばいいのである。穀物を輸入する船で、家畜の糞尿を輸出すればいいのである。そんなことは誰もしない。金にならないからである。

日本などの先進国の畜産はほとんどこうのような飼養形態になっている。輸入する穀物が安く、販売する国内の畜産価格が高いからである。これは、農業というものではなく「畜産加工業」と呼ぶに相応しいもである。このようなことが可能になるのは、円が高いかドルが安いかどちらか、あるいは双方の条件で成り立っている。10億の人間が飢える地球上で、金がある国は家畜に穀物を大量に与えるのである。わが国の、糞尿問題の本質はここにある。拙書「そりゃないよ獣医さん」新風舎刊参照http://www.creatorsworld.net/okai/

農業の本質は太陽のエネルギーを炭酸同化作用によって植物が取り込み、これを人間が戴いているのである。この基本は幾世代を経ても変わることはない。上手く取り込むなり、作物を選択したり改良したり、季節を選んだりとすることが農業の効率である。機械w入れて一気に大量の作物を作り労働効率を上げても、農業の効率が上がる保障はない。むしろその逆であることが多い。今、大規模化を政府は「担い手」という言葉で、政策的に選択しようとしている。農業は大きくしなければ、政策支援はやらないというのである。わが国は農業効率を犠牲にして、労働効率を追求するように農民に強要する。このままでは食料自給率があがることなどない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、人殺しだろうパート2

2006-07-17 | 国際・政治

Smoke_rises_from_demolished_buildings_in イスラエルとレバノンが戦争をしている。戦争とどうして表現しないのだろうか?宣戦布告をしていないし、イスラエルはハマスと戦っているからも知れないが、実態は戦争である。イスラエルは、建国以来周辺国家あるいは今回のような特定の集団との戦いを繰り返してきた。今回も、報道はなんとなくどちらも悪いような感じでされているが、イスラエルの死者は8名であるが、レバノンの死者は160名ほどである。過去の中東戦争の死者はイスラエル1名にたいして380名である。この戦いは、均等であろうか?

Israeli_artillery_fires_at_a_target_in_s イラク戦争でも同じことが言える。イラク人の死者10万人から20万人ほどと推察されているが、アメリカ人は1万人に届いてはいない。死者の数が戦争の本質を物語っている。戦争は人殺しに他ならないからである。アメリカの大統領はイラクのこともあり、イスラエルよりの発言をしている。

戦争はいかなる理由があろうとも、人殺し行為であることに変わりがない。人殺しを理念や信条にするのは人の道を外れる行為である。現在行われている、サミットも結局は利害関係から成り立っているに過ぎない。北朝鮮問題で利害を受けるのは、オブザーバーの中国だけであるから、非難決議は簡単にできたのである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、人殺しだろう

2006-07-15 | 国際・政治

14cnd_mideast_milita 戦争は何故起きるのだろうか?様々な言い分があるかもしれない。国家や人権や利権が侵された、復讐や面子が犯された、あるいは宗教的理念があるかもしれない。しかしいずれの場合であっても戦争が「人殺し」であることにはなんら変わることがない。戦争の本質は人殺しである。人殺しを、国家理念や宗教観、あるいは経済的利害あるいはその他のいかなる理由からも容認されるべきではない。

北朝鮮が行っていることは単なる挑発である。しかし、中東で行われているイスラエルがレバノンを攻撃していることはまさしく戦争である。イスラエルは人殺しをやっている。国家の経済力が、日本の下のクラスの県レベルの北朝鮮に、戦闘能力などあるはずがない。最貧国の挑発に、国防論やナショナリズムを振りかざして戦争ができる国に変身する必要などない。戦争とは人殺しに他ならないからである。

農業は人を生かす産業である。農業を蔑ろにすることは、自立国家を放棄しいずれ戦争への道を歩むことになる。平和とは、戦争のない状態のことではない。戦争をなくすために武器を持つ権力者が必ず現れる。平和とは、何かの理念を理由に人を殺さないことであり、武器を持たないことである。憲法九条はそうした意味を持っている。「酪農九条の会」立ち上げています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、偏向報道でないか

2006-07-14 | 国際・政治

人はどうしてこれほど身勝手で主観的なのだろうか?国内で事件が起きると大々的に報道され、いろんな視点から評論されるが、海外の出来事となると本当に無関心である。イスラエルがヨルダンを空爆するなんて、どう見ても不条理でしかない。空港の破壊や50人もの死者を出したことなど、異常とも思える大量の北朝鮮関係の報道に比べるといかにも小さい。本当に重要なことならば、国家間の壁など考えずに差別のない報道がされるべきではないか。

国家間のことならば理由がなくもないが、内容で差別を受けているのは容認できない。例えば、今年は大雨などの異常災害が多いが、農作物への被害や少量への影響などは、関心の対象になってないようである。いったんことが起きるまで、食料自給率の問題などは棚にあげらっれたままである。北朝鮮の貧困の象徴は食料不足に見られるが、あらゆる商品の中で、食料ほど重要なものはないと思ってはいるが、この国の報道者は無関心のようである。

核兵器の拡散を防止しようとはしているが、核兵器の廃絶は眼中にない。核兵器を現在所有するものの権力を保持しようをする思惑に反発する国家を悪人に仕立てる報道は偏向報道である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、無能だろ

2006-07-13 | 国際・政治

政府高官が「敵国に攻撃する」などと、しかも防衛庁を預かる人間が発言した。このセイジカは、日本の憲法も知らなければ自衛隊が持つ軍事力の実体も知らないままの、単なる無知の発言である。感情的な反応は、右傾化する日本人、とりわけ安部官房長官を勢いづかせることになった。一般感覚では説明できないような国家の危機を背景に憲法改悪や、自衛軍の設立などがスケジュールに入ってくることも目前である気がする。

もっとも、国際政治は持論を述べるだけで成り立つものではない。こうした発言は、韓国や中国を北側に追いやる効果を生むことになる。北朝鮮を孤立化することが、最も重要なことであるはずである。靖国神社参拝を譲らない、一本気な持論しか通さない政権には無理なことかもしれない。

結果的には、日本より程度の低い国際世論、動向を読みきれない北朝鮮の強硬な姿勢が、日本を救うことになりそうである。自らが孤立の道を選択したのでる。国民を飢えさせながらも、持論を譲らない国家はいつ崩壊するのであろうか。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃガキの理屈だろパート2

2006-07-05 | 国際・政治

北朝鮮が”何とかドン”を発射した。困った国である。かの国に国際情勢を分析する能力001 などないのではないか。情報が極端に少ないはずである。今回のことの詳細は不明であるが、専軍政治国家のなれの果ては我が国が体験している。敗北のシナリオを持たない軍政の行き着くところは明確である。目的は、アメリカさんこっちを向いてということらしいが、何とも稚拙な論理である。

自らの国民を飢えさせておきながら、ミサイルや核を作る国家に未来があるのだろうか?他国の人間をさらっておきながら、返してほしければ金をくれ、核開発を止めてほしければ食料をくれなどと不条理な国家が我が国に及ぼす影響は大きい。

だから、軍事力が必要だとか平和憲法が邪魔だとする論理がでてくる。社会主義国家とは、このような独裁・個人崇拝に彩られなければやってゆけない。まるで子どものような遅れた国家であることには違いない。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ郷土愛だろ

2006-07-03 | 国際・政治

「愛国心」を学校の教科書で教えるそうである。子供たちが愛国心のレベルを点数評価される時代が来るのであろうか。そもそも愛国心は教え込むものであろうか?評価に段階などを設けることが正当であろうか?

乳牛の行動を見ていると、自分の普段いるところに未練を持っているように思える。入れるところが比較的自由になっていても、7割程度の牛は同じところに寝るようになる。火事が起きても、折角外に避難さえても元の住処の燃え盛る牛舎に戻ることもあるくらいである。鳥などを見ていると地球を半周しながらも同じところに戻ってくる。

どんな動物でも本能として、故郷、郷土を愛(いと)しい思う心があるのであろう。心の原風景が誰にでもあろう。少し前までは、この国の人々は、2,3世代も辿ると田舎があり、そこが原風景といわれたものである。今はそれがほとんどなくなり、郷土愛も薄れてきた。

開拓者が裏切られたのは、何も中米のドミニカ移住者だけではない。国内でも、多くの農Kaiy 民が国家の指針に沿いながら裏切られ続けている。屋根に上ったとたんに梯子を外され去った人たちは枚挙に暇がない。そうして、食料自給率が極度に低下したのである。この国を愛する人が減っても当然だと思うのであるが・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

そりゃ、子ども扱いだろ

2006-06-30 | 国際・政治

Koijumibush 小泉総理がアメリカを訪問している。共同声明を出し、大統領専用機でプレスリー記念館を訪れる破格の扱いだそうである。しかし、アメリカの同盟国を自認する国家の首脳は、アメリカ議会で演説をするものである。我が国の総理にはそれが許されたことはなく、今回も同じである。アメリカ各紙のメディアの本日のトップニュースは、イスラエルの拉致事件とガンタナモの囚人扱いの問題である。首相との記者会見でもイラク関係の質問に終始している。破格の扱いは、行きたいところがあったら行かしてあげるよなどという、まるで子どもだましの手口である。それに乗る方も乗る方であるが、こんなお土産にされたのが、牛肉の自由化だから、畜産農家にとってはたまったものではない。

議会演説を断られた一因に、靖国神社参拝がある。アメリカとは3年足らずの戦争であったが、パールハーバーを忘れない彼らがA級戦犯に興味がないわけない。日清戦争からすると50年以上戦ったり支配された中国などが反対するのは当然のことである。アジア外交がどこにも行けないのも当然である。私の父も靖国神社に入っている。靖国神社をなくすとなると、靖国で会おうと言って出兵した父たちに申し訳ない気がするが、戦犯とに合祀は勘弁願いたいものである。

心の問題と言うにはあまりのも稚拙な論理しかない総理が、子ども扱いされるのは当然の結果であるともいえる。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羅臼港

春誓い羅臼港