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そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

瓢箪から駒で総選挙になるやも

2021-06-14 | 石破茂

政界は古くから一寸先は闇だという言葉がある。野党が協議して明日国会に、内閣不信任が提出される。少々ボケが始まっている、二階俊博幹事長は、「提出されると解散と総理に提案する」と述べている。
二階の記者会見には必ず後ろに立ち、途中から口を出してくる林幹雄であるが、幹事長代理という肩書が良く判らない。野田聖子氏が幹事長代行であるが、林代理は代行より口うるさく口を出してくる。
河井杏里の1.5億円については、「根掘り葉掘り、党の内情を聞くな。」と、記者たちを一括したあの男である。公党とは思えない、税金をいただく政権与党の役員の言葉ではない。
ところが今回は、二階に喋らせるだけであった。二階は不信任案が出たら解散すると言ったが、訂正して、「総理に進言する。私が解散できるのではない」と訂正した。林はボケ爺さんに悪役を任せたかったのであろうが、今回は黙したままで後ろに突っ立ているだけだった。
瓢箪から駒で、表立った決断らしきものをしてこなかった菅は良く判らないまま解散してしまうかもしれない。
本気でオリンピックはやる気のようであるが、東京都議選もある。コロナ対策はおざなりのままなので変わりはないとは言うものの、いくらなんでもこんな時期に総選挙などやっている場合か。
国会を開催して、コロナ対策に取り組むべきである。本気なら多くの問題がなおざりになったオリンピックも、議員さんたちは国会閉じてほっこりしている場合ではない。
野党四党も本気で解散などはないと思っての、不信任案提出ならやるべきではない。ひょんなことから総選挙などすべきではない。
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他力本願の政権運営で心もとない

2021-06-13 | 石破茂

イギリスで開催しているG7の現場で、日本の菅義偉総理の存在が、誰の目にも浮いた存在としていかにも哀れである。英語が喋れないのは仕方ないが、なんとも名状しがたいお付きの者以下の存在に見える。ショボイ。
オリンピック開催を巡っては、「私は主催者じゃない」と言ってみたり、維新の「東都知事に批判が行かないのはおかしい」と、すり寄る発言にニコニコしながら、「私もそう思います」と良い爺様だ。町内会の隠居爺さんがお似合いである。
それにしても、本人はなりくない、目指してはいないと言っていた総理の座に据える人物ではない。ショボイ。
語彙が少なく、即応力がなく、説得する力がなく、スピーチ力がない。これまでの総理がそうであったが、スガに極めりといった感である。

G7ではオリンピックと新型コロナの各国首脳から支持をいただきたいのであろうが、利用されていいように扱われて帰国につくのがオチだろう。
菅は新型コロナウイルスの広がりに対し、「人類の努力と英知で難局を乗り越えられることを日本から発信したい」と無色透明の言葉を再読する。
オリンピックに対しては、「強力な選手団を派遣してほしい」と要請した。首脳の一人が「全員の賛意を代表して、東京大会の成功を確信している」と歓迎したという。主催者でもないのにお願いしている。
他力本願の政権運営が順調にいくことはないだろう。何よりも政局にあっては、除去法で得た政権の菅のような立場のトップほど危ういものはない。政権運営に本来であれば、コロナにあってもオリンピックにについても決断し有利に働くはずであるが、ワクチンとG7にお願いするしかない他力本願ではどうも。

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「茶番劇」でしかない党首討論

2021-06-10 | 石破茂

何とも自信なげに挙手しているようないないような
久しぶりの党首討論が昨日行われた。最も長い立憲民主党でも30分の持ち時間であるが、他の政党は僅か5分程度である。菅のモゾモゾはぐらかした時間もこれに含まれる。
立憲民主は内閣不信任を提出するかを探って、維新は政権党におべっかを並べてすり寄り、国民民主党は経済支援のスケジュールを巡って、共産は五輪中止の決断を促すといった具合で、そもそも討論になんかなっていない。
驚いたのは、官僚メモの棒読みしかできない菅義偉首相が、資料に目いっぱい付箋をつけて、討論会場に持ち込んでいたことである。さぞかし自分の言葉で語るかと思ったら、大間違いであった。1969年の東京オリンピックの感動話を延々と述べた。述べたといっても超スローの喋りで6分間もあったそうだ。因みにメモは見てはいなかったが、これは野党各党の持ち時間に等しい。
菅の周辺では、自分の言葉を持たない総理が党首討論に応じたことの驚いていた。そもそもイギリスの党首討論を真似たものであるが、毎月何度も行う、感情むき出しで口角泡飛ばす二大政党の討論とは全く異なる。
それでもほとんど内容のあることを口にしない菅義偉であるが、11月には希望者のワクチン接種を終わらせたいと言ったのである。これは、ワクチンでコロナの清浄化が起きて、鼻高々に選挙に打って出るということである。つまり10月21日の任期を全うして選挙に出るということを意味する。これは本音だろう。党首討論で得られた唯一の収穫である。
昨日の党首討論は、与野党とも茶番である。時間がない野党、質問には答えない菅首相。終了後野党の質問に丁寧に答え、ご理解が得られたと嘯いた。全く意味なく虚構とはぐらかしの政権与党、矛盾をつけない野党のによる意味のない党首討論である。
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竹中平蔵はこの国を壊す根源を作った張本人、妄信した小泉、安倍そして弟子の菅義偉

2021-06-07 | 石破茂

小泉純一郎が入閣に招へいして、良いようにこの国の労働者、一般国民から富を奪い、特権者に富を集めさせたのが、誰あろう竹中平蔵である。
入閣ポストを外されると、さっさと国会議員を辞めて、今度は金儲けに猛進するのである。
彼が設立した派遣会社のパソナグループは営業を10倍に伸ばしいる。自分が作った国の制度を最大限利用し、中抜き中抜きを繰り返すことで、多額の利益をはじき出している。ほとんどが我々の税金である。
「お主も悪よのう」と言われる代官様どころではない。今年5月期の通期連結業績予想を上方修正。純利益は62億円と、前年の5億9400万円から942.3%アップする。約10倍増となる。
日給35万円(実態は80万円になるとのことであるが)のオリンピック会場などを請け負っていれば、パソナGはそりゃ儲かるだろう。

その竹中平蔵がは尾身分科会会長の発言について「分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに、明らかに越権」と言い、「本当にエビデンスがないと私も思いますけど、人流を止めればいいんだとか、なってるでしょ。しかし、人流を止めてロックダウンした国でも抑えられなかったんですよ」などと、それこそ人流と感染拡大の関連性まで否定したのである。そんなもの発生者数の推移を見れば誰でもわかることである。
「なんでやるか、やらないか議論するか、私はわからない。オリンピックってのは、世界のイベントなんですよ。世界のイベントをたまたま日本でやることになっているわけで、日本の国内事情で、世界に『やめます』というのは、あってはいけない。世界に対して、『やる』と言った限りはやる責任がある」と続けたのである。
この発言に、オリンピックを食い物にしている平蔵の本音が伺える。はっきりと「中止されると濡れ手に粟の儲け話ががなくなるので開催すべき」と本音で言えばよい。論議などされては困るのである。
世論はほぼ8割が開催反対である。これに対しては、世論が間違っていると、バッサリ切り捨てている。
こんな男が国政の中心いたのである。国民のことなど全く考えることがなく、245年前の富国論を掲げ、商品や労働の価格や量や質を市場が決める。市場には神の手があるという、新自由主義思想で日本経済を滅茶苦茶にしたのが、竹中平蔵である。
総務大臣時代には副大臣として菅義偉が下にいた。菅は総理就任真っ先に官邸に呼んだのが竹中平蔵である。口が上手く小泉純一郎も安倍晋三も、竹中の言うがままである。日本を破壊した、平蔵を許さない。
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「尾身くん、それ言っちゃーおしまいよ」とばかり、自民のくずどもが大慌て

2021-06-05 | 石破茂

「尾身くん、それ言っちゃーお仕舞よ」とばかり、自民党の忖度議員たちが一斉に、裏攻撃を始めた。菅義偉首相は、大声で取り巻きに激怒したとのことである。
尾身茂政府の新型コロナウイルス感染症対策会長は、「状況で普通やるべきではない。やるのであれば余程の覚悟をもって、感染対策が求められる」と述べたのである。ほとんどの国民にとって何の違和感もなく、至極当然の発言であるが、むしろ遅きに失した感がある。
政府高官は、「この発言は政府の開始を推進する立場にない」と述べている。多くの菅の周辺の忖度議員たちも同類の発言をしている。オリ・パラを何があっても開催に向けて、動き出している議員たちは姑息である。
しかし、取り巻きたしに言葉をよく見てみると、政権に障害になるような意見を言ってはならないと述べているのである。菅義偉は野党に突っ込まれると、「専門家の意見を聞いて判断する」と明らかに、時間稼ぎをしてきた。
尾身もこれに応えて、例えば、「PCR検査は新型コロナの蓋然性はない」とまで述べている。日本が世界的にも、PCR検査が圧倒的に少なかったのは、菅の言う”センモンカ(従順な専門家)”の指示によるものである。
オリンピック開催2カ月を切って、いよいよセンモンは考えたのであろう。多少の倫理観は残っていたのであろうが、言っちまったのである。分科会は我慢できなかったのであろう。分科会以外の専門家たちの声を聞いたのかもしれない。医療ひっ迫の現場を抱えた医療関係者からの発言に配慮したのかもしれない。
あるいは8割が開催反対か延長の国民の意向を受けたのかもしれない。これは尾身の姑息な男の延命作戦であろうが、残念ながら今後の高官への道は閉ざされたであろう。
とはいえ、菅は国民の感覚を逆なでするような国家的、国際的行事を止めるタイミングを失った。元々なかったかもしれないが、それはよほど決断力も洞察力も欠いた人間と言うしかない。

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イッシュウーが今更辞任するわけ、検察は変わったか

2021-06-04 | 石破茂

前経済産業相の菅原一秀衆院議員昨日(6月3日)議員辞職した。1日に自民党に離党届、大島理森衆院議長に辞職願を提出、離党届は2日に受理され、議員辞職願は3日に許可された。
菅原氏は2019年、選挙区有権者に香典などを提供、4月に地元夏祭りで御祝儀を提供していた。菅原氏は「当局から要請があれば誠実に対応する」とコメントしていたが、河井夫妻の問題が大きくなって、数々の疑惑を抱いたままこれ幸いと黙したままであった。
東京地検特捜は近く、公職選挙法違反(寄付行為の禁止)で略式起訴する方針を固めたようだが、東京都議選や秋になるだろう衆院選を避けての判断と思われる。
特捜部は公訴時効にかからない寄付行為の50万円ほどを立件する見通しのようである。それに、今月に入って国会議員であれば、夏のボーナスの350万円ほどが入ってくる。
叩けば誇りが出る、虚言癖の出鱈目セクハラ不倫浮気男の、菅原一秀である。叩かなくても異臭を放っている男である。
このところ、「政治とカネ」を巡る事件が相次いで立件されている。IR汚職事件の秋元司衆院議員、選挙違反事件の河井克行、案里、鶏卵生産者業界による贈収賄事件で在宅起訴された吉川貴盛。
徹底抗戦の秋元、一旦は否定したがその後すんなりと罪を認めた河井夫妻、だんまりで病院に逃げ込んだ吉川と、それに起訴されそうだと風を見て金とっておさらばの菅原と、本当に自民党は多種多様で人材の豊富なことである。
秋元司は国土交通副大臣でカジノ担当、河井克行は法務大臣、吉川貴盛は農水大臣、菅原一秀は経済産業大臣であった。
彼らはもれなく安倍晋三の特別枠で入閣した人物たちである。特に吉川と菅原は菅義偉の強い推薦で、入閣している。
菅原はここまで辞任していなかったのは類似の、松島みどり衆院議員と小渕優子衆院議員が何となく不起訴で、お咎めがなかったからである。
それに、罪を認めここで辞任して反省の姿を見せておけば、罰金刑だけで終わり、次々回の選挙には出馬出来るからである。
それはともかくとして、安倍晋三が詐病とはいえ辞任してくれたおかげで、検察の動きも民意を反映させるようになったかに見える。森友学園の公文書改竄を強制された自死した赤木俊夫さんの、赤木ファイルの黒塗りの状態で判断出来るというものである。

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五輪、コロナが隠す安倍晋三と菅義偉の巨悪を忘れてはならない

2021-05-28 | 石破茂

オリンピック・パラリンピック開催問題や、新型コロナを巡る安倍、菅政権の無策を超える失態の連続で、国民の目線はこの悪政にあきれ返り、当然のことながら報道料はこれに圧倒されている。
しかしその陰で、安倍晋三時代に遡及し未解決の政権内の諸問題が、有耶無耶に終わりそうなのである。
〇森友問題
公文書の改ざん変更作業を業務命令受けた、赤木俊夫さんはその犯罪性に悩み、自ら命を絶った。まじめな赤木さんの遺したメモの存在すら認めなかった、財務省が渋々認め、来月法廷に提出する。なんでそんなに遅れるのか良く判らんが、黒塗りの証拠品が出てくるであろう。何のために黒塗りしなければならないのか、誰のため、誰を守るためにこれまで渋っていたか、財務省の動きを見れば明らかである。
そもそも、森友学園の開設に積極的に動いていた、安倍昭恵を責めて事情聴衆でもしなければ、ことは始まらない。五輪コロナ禍で
〇加計学園問題
文科省が認めなかった獣医学科の新設を、自らが座長を務める特区で安倍晋三は認めることにした。獣医界は定員いっぱいになると、一気に全体の20%にもなるので、混乱は必至である。不正行為を容認した、加計孝太郎や安倍晋三や萩生田光一を尋問するべきである。何一つ解明されることなく、学園は開設された。教員すらいないのに。
〇桜を見る会と前夜祭
これほど自らの立場を利用し、自らの選挙区の後援会会員をたんまり公費で、つまり税金で接待したのに、お咎めなしとは許せない。前夜祭も安倍の筆頭秘書がちょっとお呼ばれしただけでおしまいになりそうである。検察は無力。
〇東北新社を巡る問題
総務省職員は菅義偉首相の御曹司を抱える東北新社と会食を重ねていたことが判明した。その後も総務省の内部調査が曖昧でつじつまが合うことがない。
彼らは自慢が経って、話題が小さくなるのを待っているのである。
〇案里に渡された1億5千万円問題
私怨を露わにし、岸田潰しかと思われる安倍晋三がすべてを決めたことを、誰もが知っていながら、固有名詞を口にしない。忖度政治の一角が湯に知れた礼に過ぎない。
〇嘘に嘘を重ねて招致したオリンピック
オリンピック・パラリンピックを景気浮揚にと目論んだが、コロナがたまたまあって、最悪の開催となった。80%の国民の声に反してやめる気はなく、全てはコロナが悪いと居直るのだろう。
オリンピックを見込んで消費増税は実行されたが、だれが責任取るのやら。
〇嘘を何回ついてもお咎めがない権力者
安倍は桜を見る会の前夜祭だけも135回も嘘ついている。謝罪もなければ説明もない。国会議員は国会で噓ついても咎める法律がないから、安倍も菅も良いだけ嘘つく。官僚も証人喚問でも、たった一回嘘ついただけでも、辞職させられるか罪に問われるのに。
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二階と甘利の、「私は関与してません」は正しいかもしれないがすべては安倍晋三が

2021-05-24 | 石破茂

河井案里に選挙資金として渡した、1億5千万円について二階俊博幹事長と時の選対委員長甘利明は口をそろえて、「関与していない、1ミクロンも関係していない」と言ったのは、正しかったかもしれない。
彼ら自民党の選挙対策のトップの二人が、いくらボケが始まっていたとはいえ、知らないはずがない。
我々庶民感覚や直感は、たんまり有り余る0金を貰ってそれが買収金として、広島県下の県議会など自治体の議員や首長に、その金を回したと思っている。多くの国民もそのように思っている事であろう。
ところが案里の夫の克行は、「買収に使った金は自己資金を使った」と、検察の取り調べで繰り返し述べている。1億5千万円は自民党の広報費に使ったという説明である。そんな金の回し方などなかろうと思うが、克行の答えは明確である。しかし、自民党広島県連は広報のそうした使い方を承知していない。妙である。
克行は、案里名義の自民党支部に5度に分けられて、1億5千万円振り込まれているが、その都度安倍晋三と単独で会っている。それもちょっとした礼などとは思えない長い時間会談している。しかも自他とも許す安倍晋三の側近とされる克行は、案里当選後に法務大臣に抜擢されている。
ほんの少し前まで、次はあなたにと安倍晋三から名指しされていたのに、詐病で辞任する時には翻意された広島県連会長の岸田文雄から、申し入れが出されている。広島県連名の「再選挙を踏まえた申し入れ」の内容は、1億5千万円の使途と、二度に及ぶ選挙で議席をすべて失ったことへの質問状である。
これで岸田派党内の党野党へと追いやられるれることになる。保守本流の宏池会の領袖が、隣県の石破茂同様に党内の全ての地位を失うことになる。
ここでもう一人1億5千万円について語っていない人物が1人いる。菅義偉である。党務とは関係ない立場でありながら、真っ先に選挙応援に駆けつけている。
案里の選挙には大量に山口から、安倍晋三事務所の秘書たちが応援に駆けつけている。この安倍事務所の秘書たちに大量の資金が渡されていたと噂されている。
二階や甘利が関係ないというのは、金を貰っていないという意味と見れば良く判る。菅も含めて、1億5千万円のおこぼれは頂いていないというのである。そう考えると、無責任発言ではあるが解らなくもない。
1億5千万円を決めたのは、総裁であった安倍晋三であることは衆目の一致するところである。その一部を懐に入れたのも安倍とその周辺だとすれば納得がいくというものである。
棚ボタで首相の座をいただいた、菅義偉はこうしたことの捜査などが安倍周辺に及ぼさないようにと、オリンピック開催断念をしないともとれる。国民の6割超の反対意見を振り切って、強行する意味はそこにもあるとれる。安倍への恩返しである。都議選も含めると、ほぼ二月半は検察は手が出せなくなる。
1億5千万円のうち1億2千万円は政党交付金、すなわち税金であることがわかっている。安倍晋三は公金横領で起訴される立場であり、この男が有罪になって全容が明らかになる。検察が機能すればのお話である。
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バレるまで、知らなかったとか関係ないとか言い続ける日本の無責任な責任者たち

2021-05-20 | 石破茂

愛知県大村知事のリコールを巡る問題は、日ごろから署名活動をする側にとっては許せない事件である。そもそもリコールの署名を、業者に託するとは信じられない。多分お金のある政権側の署名活動はこのようなものだったということを改めて知った次第である。私たちが懸命に頭をされて行うものと、数で均等に評価されるのもおかしなものといえる。
そして案の定、アルバイトを雇って何でもいいいから、誰でもいいから、と書かせていたことがわかった。署名を量でなく質で問わなければならない。
そして案の定というべきであろうバレると、あれほどリコールを騒いでいた運動の策動者たちが一応に、「私は知らない」「私は関与していない」「どうしてこんなことをしたか知らない」などなど、聞くのも憚れるような無責任な言葉が溢れ出す。やっと事務局長とその弟が逮捕されたが、こいつらは捕まるまで知らないと言い続ける。
彼らをかばうつもりはないが、自民党のお歴々はそんなものではない。河井案里への党としての選挙資金が一般の10倍もの金額を支給を巡って、関与していないのオンパレードである。1億5千万円もの大金を振り込むには、平の職員や議員が決められるわけがない。党の責任者の二階俊博は、「まったく知らなかった」と言うし、林に名指しされた広島が管轄の選対部長だった甘利明に至っては、「一ミクロンも関わっていない」言う。
広島県連代表の岸田文雄は公開質問状を党本部にだした。「誰が決めたか知りたい。国民の多くはこの金が(つまり税金であるが)選挙違反となる買収に使われたと思っている」と述べている。勝利を信じた再選挙の敗北の検証にしたいのであろう。ちょっとはまともな人物もいる。かつてはこうした動きが政局となって責任者が下野したものである。今の自民党にはこうした自浄能力さえなくしている。
愛知のリコール問題の下らん連中は、バレるまでは関係ないと言い続ける。これは最早日本の文化である。今の自民党はバレても公文書を改ざんしたり隠匿することで乗り切る能力がある。安倍晋三がばら撒いた毒の種である。案里に配布したいちおくごせんまんえんを決めたのは安倍晋三である。

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五輪開催について何も答えない菅義偉、官僚作文の朗読を繰り返すのみ

2021-05-11 | 石破茂

目が死んで右往左往するし声が細く小さくて聞きとれない。
執務に自信がなければ身を引くべきである。犠牲になるのは国民である。こんな男の犠牲なるなんてまっぴらごめんである。
立憲民主党と共産党のなどが、オリンピック・パラリンピック開催について、衆参の予算委員会で菅義偉総理に問いただした。
「感染急増でも開催するのか」「ステージ4でもやるのか、3だとどうするのか」「どれくらいの関係者が来日するのか」「国民の命、暮らしを守ることと開催は両立しない」「決断は早い方がいい」「バッハ会長と強行するかどうか話し合ったらどうか」などと、とにかく五輪開催について何を問われても、
菅⾸相は「選⼿や⼤会関係者の感染対策をしっかり講じ、安⼼して参加できるようにするとともに、国⺠の命と健康を守ることが開催にあたっての私の基本的な考え⽅だ」
としか答えない。あるいはこの一部を口にするだけである。これだけ同じことを言うのであれば、諳んじてても良いはずであるが、官僚文書に目を落として読み上げるだけである。ボソボソと。
ワクチン接種のスケジュールも不透明である。遅々として進んでもいない。選手を朝晩PCR顕っするということに至っては、人数もの掌握も方法すら提示できないし、人員確保もままならない。日本の発生状況はさざ波提訴と部下が発言しても、問いただすことも謝罪もしない。急転直下何かが好転するのを待っているのであろうか。
これから先中止の決断は、昨日の回答を見るとほぼ不可能である。菅に決断の度量はない。裁量もない。
そんなに政権運営に自信がなければ、町の何処かが潰瘍になったとかいって、政権の座を譲ればよいだろう。オリンピック・パラリンピック開催しか考えていない硬直した姿勢を崩すことはなかった。
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第4波が来たのに五輪開催か

2021-05-09 | 石破茂

同じことの繰り返し、と国民のほとんどの国民が思っている。背後嫌々するに五輪開催のドグマを背負った菅義偉総理に、適格な判断などできるはずもない。その都度、府県からの要望を鵜呑みにするだけの作業を繰り返す。オロオロ感を背後にした記者会見である。
ボケ話をネタにするアホ芸能人ですら、「何回も何回も同じことチンタラ、チンタラしてる」と、酷評している。酷評と言うより的を得た発言である。バカの一つ覚えはいい加減、聞き飽きたというのが巷の思いである。
菅義偉総理のコロナ対策を発表する姿勢、姿から真剣味が伝わってこないし、緊迫感がなく嫌々姿が明らかである。「私自身が先頭に立って」とか「あらゆる手段を尽くし」とか「全力を尽くす」などと、壊れた録音機のような発言を繰り返す。
昨日は13道県で過去最大の新規感染者が出ている。13道県とは全国の27%にもなる。第四波状態といえる。今日も過去最多の件が3県あるし、北海道は初の400人越えの過去最多になった。
行政改革の優等生と餅げられた大阪府は、各区にあった保健所を切り捨て一カ所に統合したほか医療関係組織を二重行政と統合させた、と言うより半減してしまった。大阪が新型コロナと変異株に晒されるのは、当然の帰結である。コロナ禍で医療対英が顕在化しただけのことである。社会全体があちこちで、例えば事故責任の範疇に押し込めたり、国家や行政がなすべきことを、本来であれば”安全保障”は対国家間の軍事問題にしてしまっているが、国民の健康や医療に関することこそが、身近な安全保障なのである。
菅義偉首相はワクチンの普及を否定していた。ワクチンに頼らなくても感染は抑え込めると発言したのは、今年の1月の国会である。これほどまん延が収まらないとは予測できなかった。忖度専門家を侍らしていてはこんなもんである。
今はワクチンが決め手と思っているようではあるが、これとて危うい。国内のワクチン開発を鈍らせた結果の失態である。ワクチンスケジュールは何度も発表されても、その通りになったことはない。菅は厚生省経由に業を煮やし、自身の顔の利く総務省に移管して地方自治体を動かしている。肝心のワクチンが来ないことが問題であるが。
こうした中でのオリンピック開催などありえない。池江梨香子への個人攻撃はあってはならない。
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新型コロナウイルス(Covid-19)招き入れたのは安倍晋三であることを想起せよ

2021-04-26 | 石破茂

〇先ずは水際対策怠った
昨年1月8日に日本国内で初の、新型コロナウイルス(Covid-19)の患者が発症した。その後1月26日に北海道で発病者が出ている。どちらも中国人であった。ところが、その頃に安倍晋三は中国に対して、「春節を祝いに日本に皆さんいらっしゃってください」とユーチューブでニコニコと訴えている。
中国との経済的な繋がりが日本の数倍も強く太い台湾は、この時期にすでに(正確には12月松の時点で)中国との人定交流を断っている。年明けには何便も特別機を飛ばして、武漢の台湾人を全員引き上げさせている。勿論入国後は1週間は隔離させている。
日本では安倍晋三が国会答弁を受けてようやく、3月に入ってフランスからの入国を断った程度である。ニュージーランドではこの時期ほぼすべての国からの入国を禁じている。これをごてごてと言うがそれ以上に疫学的に大きな過ちをしたといえる。
要するに水際対策が疎かであったのである。緊急事態宣言を出したものであるが、水際対策や検査体制を高めたわけでもなく、徒に国民に行動制限を強いただけである。10万円は配ったけどそれは、防疫対策ではない。むしろ失政を見えなくする作用すらある愚策である。
いったん収まると今度は安倍晋三は、「世界で唯一成功した例として、日本モデルを世界に発信する」などととぼけたことを言いながら、Go-To何とかを推進して感染拡大を推進する始末である。
これを経済か感染阻止かという俗論に上塗りして封じる愚かさを、マスコミともども政府は行ったのである。論点のすり替えである。

〇検査の徹底をしなかった
感染拡大はしたがこれを抑え込んだのが中国である。国家体制の問題に置き換えるのは、中国嫌いの風潮に乗ったまやかしの論議である。
武漢もさることながら、昨秋の南京近郊の石家庄(?)で54人の真症が発生した。中国政府は1000万人のPCR検査を実行をして封じ込めている。日本では幾度となく識者が、検査体制の徹底を、無症状者の掘り起こしを訴えたが、安倍晋三たちはオリンピックを尻目に、新規感染者の圧縮データーが欲しかったのである。それは今でもやられている。
挙句の果てには、PCR検査の無効性や害毒などを垂れ流す。観戦を封じ込めている国々はすべて、PCR検査の徹底と隔離それに休業補償が手厚くやられている。

〇ワクチン対策が無策である
9月にファイザーは大量のワクチンを提供すると、口約束を菅義偉は勝ち取った。一説によると8000億円もの取り付けのようである。ところが、ファイザー側は協議すると言ったに過ぎないのである。国内需要に近隣諸国への優先性は防疫の面から当然である。
国内開発が鈍重なのは過去の、政界と薬剤会社との癒着の産物である。要するに、日本は世界でも最もワクチン対策の遅れた国なのである。
安全保障は極めて重要な政策である。安倍晋三はこれを軍事に特化して他の全てを覆い隠してきた。医療行政がその典型である。防疫こそ最優先されるべき安全保障である。

〇一方的に国民に負担をかけ乗り切りを図った
その結果、従順な国民性をいいことに、会食を封じマスクと手洗いや消毒を強制し、外食や会食を禁じる。成れの果てが、マスク会食の強制である。
上記のようにいくつも怠ってきた防疫の基本をオリンピックの影に怯えていまだに取り組んでいない現実を隠すために、国民への負担を強要するのである。
とどのつまりは、強制力のある制度を憲法を変えてまで作らねばと言い出す始末である。国家も政権も末期である。
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期待通りの自民党国政選挙惨敗を祝いたいものである

2021-04-25 | 石破茂

菅政権初の国政の三選挙区、自民党の圧倒的な大敗を望むと本ブログで訴えたが、自民党は見事惨敗してくれた。候補者すら見送った北海道二区と、兄の弔い合戦の弟が出馬した長野はもともと父の羽田孜の強固な地盤であった。この二人に対して、広島はよくも恥ずかしげもなく党公認候補を立てたものである。
広島県参議員の補欠選挙であるが、自民党が文字通り総力を挙げて、1億5千万円も資金を提供し、安倍晋三総裁に二階俊博幹事長に菅義偉官房長官に河野太郎など、これでもかという支援をした河合案里が選挙違反で有罪となったのである。そこにまたおめおめと自自民党が公認候補を立てるなど、敗北時に真摯に反省するというであるろうが、嘘を自ら証明しているようなものである。公明党が全力で応援した背景もあり、自民党の候補者がこんなに得票し接戦に持ち込むとは予想外である。これは広島県民の恥である。
岸田文雄が前面に出てはいたが、宮口氏は核兵器禁止条約を批准しなかった広島の恥とばかり取り上げた。岸田は当時外務大臣であったが、広島で非核を訴えることがない岸田を攻めたのも良かったのではないか。
菅義偉が自民党総裁人って初の選挙で、零勝三敗の洗礼を受けた。党本部は「真摯に受け止める」と述べているが、これは何もしないということである。
野党共闘は選挙対策でしかないが、厚顔無恥にも自民党は反省もしないだろう。それにコロナ禍のどさくさ紛れの中での選挙ではあるが、とりあえずは自民党の惨敗を祝いたいものである。
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菅政権初の国政の三選挙区、自民党の圧倒的な大敗を望む

2021-04-21 | 石破茂

菅義偉が首相に就いて初めての国政選挙が三選挙区で行われる。衆議院北海道2区の補選、参議院長野補選、参議院広島再選挙である。
北海道2区は、養鶏業者が世界の流れに抗するべく農水大臣吉川貴盛に金を渡してお願いした事件である。吉川は心痛のためか入院手術している。政治家として最低の行為である。安倍晋三や甘利明よりましなのは、仮病を装うことなく罪を認めてあっさり議員辞職したことである。自民党はここには推薦者を含めて候補者を立てなかった。鈴木宗男が維新だの大地だのと名乗って暗躍しているが、野党は共闘が成立しているので野党共闘が有利ではある。
河合案里が旦那と組んで見事な選挙違反をしている。買収行為の原資は自民党が安倍晋三の計らいで二階俊博が配った1億5千万円である。これは政党交付金が元手になっていると思われ、これほどの大金を選挙で使うことはできない。夫がばら撒いたとみるのが正しかろう。自民党幹部総動員して、菅義偉などは何度も駆けつける異常事態である。現職の候補を抱えながらのこうした行為は明らかに、党の意思とみるべきである。案里は早々と犯行を認め、旦那なの克行も全面否定を一転している。
こんな金にまみれ、安倍晋三に怨念に付き合わされた広島県下全域に及ぶ買収事件、しかも地方自治体の首長や議員や県議たちのポケットに国民の税金をねじ込んだ事件、その主犯の自民党が恥ずかしげもなく候補者を立て来る厚顔無恥さ。
本来なら、安倍晋三自民党総裁、二階俊博自民党幹事長が逮捕されてしかるべき選挙違反、買収事件である。広島選挙区で自民党候補が勝利するようなことがあっては、日本の民主主義の恥、広島県民の恥である。噂では自民党候補者が善戦していると聞く。恥ずかしくてならない。
最も短期な首相であった羽田孜の長男が新型コロナで急死し、次男が弔いの理候補をした長野補選は、野党共闘が順調で野党が勝利が固いと思われる。自民候補を圧倒して頂きたいものである。三選挙区で大人の姿勢を見せたのが共産党である。特に北海道2区の野党と言っても右寄りの候補者をよく黙って推薦したものである。
国政三選挙での自民党の圧倒的大敗を期待する。
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9月にワクチンなんてくるわけもない河野太郎のチョンボ

2021-04-20 | 石破茂

菅義偉が卑しくも一国の宰相が太平洋を飛び越えてきたのに、ファイザーのCEOアルバート・ブーラは国のトップと話し合いたいと言ったのに、日本のトップと電話で会談しただけである。
この3日前16日の日に、河野太郎担当大臣が記者会見している。何やら余裕の表情で、ファイザーとの話はクローズしたというのである。内容はその時のお楽しみにと言った。裏交渉が終わったというのである。これが今になって、河野太郎の例によっての早とちり、チョンボであったことがわかってきた。
見方を変えれば、糞を菅に握らせて、次の総理の座をとの腹積もりとも見えなくもない。河野にその度量があればである。
河野太郎は、ファイザーは9月ごろになると4億本ものワクチンの在庫を抱えるとの情報を得たのである。それをいただけるとファイザーの社交的甘言に乗ってしまったのである。
ところがこの4億本のワクチンは、一つはワクチン外交としてバイデンは使いたいのである。特に近隣国のメキシコをはじめとする中南米には外交的な意味に限ることなく、防疫の安全保障として確保したいのである。中国を真似してワクチン外交を展開したいのである。
もう一つは、どうやらファイザーワクチンは3度目の接種が必要なようであることがわかってきつつあることである。更にはその後毎年の接種が必要になるというのである。
仮に9月の4億本のワクチンを抱えたとしても、日本などの配布する余裕などアメリカにはないのである。ファイザーは金を出せば考えると言っているのが協議の実態である。我々の血税がまたショボイ菅政権によって浪費されるのであろう。
そうしたことを背景に、昨日本ブログで述べたとおりファイザー側は、菅首相に「9月に供給できるよう協議を迅速に進めたいと」と答えているだけである。協議をすると述べているのはそのためである。日本のご希望に沿うとかと言うものでもない。ましてや協約したわけでもない。何の確約もない9月に1億本の供給は幻でしかない。
これは河野太郎の例によってのチョンボ、早とちりである。
ワクチンの9月供給は、政治的思惑の側面が強い。強引に行ったオリンピックの後か、もしくはやむなく中止した後で、総選挙の最中か直前である。ワクチンが打てるようになっていればという願いがありありである。
イギリスんジョンソン首相が、「日程(Date)ではなくデーター(Data)に基づいて対策を行う」と言ったが、日本政府のやっていることは全く逆である。
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羅臼港

春誓い羅臼港