そりゃおかしいぜ第三章

北海道根室台地、乳牛の獣医師として、この国の食料の在り方、自然保護、日本の政治、世界政治を問う

北朝鮮のロシア支援、国際感覚が金正恩にないのだが彼の失脚につながりかねない

2024-10-20 | 朝鮮半島
北朝鮮が韓国に繋がる道路と鉄路を破壊した。韓国を統一される国家とした位置から、憲法で”敵国”に変更したとのことである。その一方で、ロシアと北朝鮮は今年6月の首脳会談、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、急速に接近している。
この条約の4条で、集団的自衛権を認める国連憲章と、自国の法律に従って、ロシア、北朝鮮の「いずれか一方が武力侵攻を受けて戦争状態におかれた場合、(もう一方の国が)、遅滞なく、保有するすべての手段を用いて軍事その他あらゆる援助をする」と規定している。 
金正恩は、2千年来敵対関係にある中国からの支援を待ちきれないで、ロシアからの経済的な支援が欲しかったのであろう。その代償に金正恩は弾薬など武器の提供を行っていた。それいつの間にかミサイルにまでなったかと思っていtら、どうやら兵士を送っているようである。とりあえず千五百名ほど送っていることが確認されているが、1千万人にはなるだろうと予測されている。ロシアが侵略した東洋人の地域、ブリヤート舞台に編入させるようである。そして最前線に送られるのだろう。
NATOは武器をウクライナに送るが、人は送っていない。ベラルーシも同じである。実際はどうでも、少なくとも兵士を送ることはない。
今回の行為で北朝鮮は事実上参戦したことになる。若い金正恩は兵士を送ることが、国際上どういう意味を持つか彼は全く理解していない。ロシアの経済的援助にばかり目が向き、ウクライナそして彼らの同盟国や支援国家の動きにどれほど配慮したというのであろう。
ワグネルがどうなったかも理解していない。金正恩の失脚につながりかねない今回の判断といえる。

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ウクライナ戦争が戦争大きく変え、安価なドローン戦になっている

2024-10-19 | 戦争

ロシアによるウクライナへの侵略戦争が始まって3年近くなる。当初はキーウに近い国境から戦車によって侵略し、銃による恐喝や略奪や強姦や放火に殺人という、低劣な兵士によるかつて見られた、いわゆる白兵戦が行われていた。
圧倒的な兵力でプーチンはウクライナ東部を簡単に略奪できると思っていた。ところが、NATOなどによる近代兵器や、最新技術などに阻まれ、この一年で戦況は大きく変化した。
現在の最前線での戦いは圧倒的に、無人攻撃機ドローンに代わってしまったというのである。攻撃も迎撃も7割がドローンであるということである。
ドローンは一機400ドル程度である。戦車はその一万倍以上はする。鉄を融解させるような化学薬品で攻撃するのに、100機打ち落とされても構わない、そうした攻撃も可能である。
最近では有線のドローンが電波誘導もなく敵に察知されることもなく、10キロ程度の長い線を使って奇襲攻撃を重ねているという。
何よりもドローンは兵士の消耗を伴わない。地雷などが無数に埋められていると思われる地帯を、白兵戦で戦うには無理というものである。
それに加えて、AIの飛躍的な進歩が作戦選択を容易にする。アフガニスタン攻撃の頃は作戦の選択は、せいぜい一日に一本程度であったというが、現在は一時間に80本程度の作戦をAIが提示してくれるというのである。
無人機の攻撃に最も大きなメリットはどの国も兵士の補充に病んでいるのであるが、兵士の補充や消耗から逃れることもできるというのである。
こうしたウクライナ戦争による技術的なレベルアップは、そっくり新たな土地でも使われている。今日もヒズボラであろうが、ネタニアフの私邸を攻撃したというのである。3機の襲撃を受けたが、一機は見事攻撃できたというのである。有線ドローンのように、AIを積み込んだままなら無線の察知もほとんどされることもない攻撃も可能であるだろう。
いつの時代も戦場はあらゆる科学技術の最先端の実験場と言われている。まさしくウクライナは各国の格好の兵器の実験場といえる。
20年前に計画された沖縄の辺野古基地であるが、巨大な空軍と融通の利かない兵器の物置場でしかないが、もうすでに全く機能することもないと思われる。今からでも中止すべきである。
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政治家に、特に自民党議員には倫理観もなく、ただ議席が欲しいだけの金まみれ

2024-10-18 | 石破茂
安倍晋三にべったりで、裏金・統一教会以上に裏でやりたい放題の悪行を重ねてきた萩生田光一である。恩のある加計学園に最終的に獣医学部を、内閣官房副長官の肩書を駆使し、四国に獣医学科が必要と十学部としての実績もない加計学園の裏工作で許可させたのはどうにも許せない。今年初となる加計学園卒業生の獣医国家試験に半数は受験もせず、合格率は全国最低であった。この先どうするのか?
裏金問題では3千万円の足切りで命からがら抜け出たのに、党内の政倫審にも顔出さず、事務所の机に二千万円置いていたなどと、子どもにでもバレる嘘をつき通して、だんまりである。
統一教会ではもっと酷い。落選した時など、何度統一教会に何度も頭を下げて支援をお願いしたのに、だんまりで逃げまくる。真摯な統一教会信者は、懸命に応援した萩生田の、手の威ら返しに開いた口が塞がらないというのである。
森友学園の首謀者の安倍昭恵が主人が当選ねがっているとか、櫻井よし子と高市早苗の極右翼は駆けつけて応援演説をする。旧安倍派の支援を求める高市にとって、地元の支援が元々薄い萩生田は、当選して復党を願うものであろう。
それにしても、非公認候補を高市は応援に行っているが、自民党内では許されるのだろうか?発言は官僚の原稿を読むだけで、虚偽と裏工作に明け暮れた男を八王子は支援するのだろうか。駅前の演説会には、「ウラ金、2728万円萩生田」と書いたポスターで非難する人もいる。

当地でも、かつて民主党から立候補したが比例で復活し、反自民の票を持ったまま民主党から除名されたが辞職はしないで、そのまま自民党に入った、鈴木貴子という輩もいる。民主党から辞任勧告を受けても居直り、反自民票に支援されたまま自民党に入党するなど、親父の宗男そっくりである。
議席が欲しいので何でもやる。だから使途不明の裏工作金が不可欠となるし、いったん廃止したはずの企業献金や政策活動費が文通費やなど、非公開で使える金がいるのだろう。
そもそも国会議員が選挙区を持っていることがおかしい。イギリスのように出身地などからの立候補を禁止すべきである。国のことなど考えず、選挙区の人達の要望ばかり聞き入れるから、見識の浅い小物ばかりとなる。
そもそも国会ぎ位の給与が、世界的に見ても異常に高い。ほぼなんだかんだでほぼ一億円もの債務など異常である。
そもそも国会議員が多すぎる。おまけに人口割にするから地方が廃れる、環境が軽視される。CO2が異常に廃棄され、水や大気を汚染する場所に議員が集まりすぎる。
かつては参議院議員には国家の要職には就けなかったし、政党加入もほとんどなく、良識の府として存在意義もあったが、今はそれもない。
国会議員が国の財源を食い荒らす。国会議員が国の良識を踏み潰す。国会議員が出身地の身勝手を優先し大局が見られない陳情議員ばかりになる。だから悪行に黙し与党頼りになる。
金まみれの国会議員の非常識が、国の民主化、主権在民の根を腐らせる。
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自民党過半数割れの可能性、外様総理大臣の石破にどこまで責任を押し付けるのか

2024-10-17 | 石破茂

裏金問題をナンチャッテ調査に処分でやったふりに加え、選挙資金や放置してきた自民党。政治資金規正法は誰もが認めるザル法として通してしまった。
都合の悪いことは置いてきぼりにしてきた岸田文雄である。優待でそれらがチャラになるのか、少なくとも責任転嫁だけは着々と進めることができた。
未解決のままの問題とは、先ずは裏金問題の再調査であるが、自民党を外して第三者委員会の設置などやることは無数にある。政策活動費については、自民党以外の公明党を含めた全政党が廃止を主張している。透明化すらできない自民党は、党内野党の外様総理の石破はなくすの隠すの、選挙に使うの使わないのとぶれまくっている。石破の気持ちもわからなくもない。安倍晋三が勝手放題しまくっていた犯罪行為を、モゾモゾ言いながら非難をしてこなかったつけである。
統一協会は最も惨めである。2012年の参議院選挙直前に、国内統一教会の主要メンバー全員が自民党総裁室で歓談していたことが発覚した。新しい事実が出たら再調査する約束は反古にされ、無視したままで選挙突入である。
旧文通費も別収入とばかりに、ポケットに入れている議員が圧倒的であるという。野党各党の透明化どころか、手を加えようともしない自民党である。又名前を変えて復活させるのであろう。
裏金で国民の感情を逆なでしているのが、脱税になるということである。
そんなこんなで、自民党は半数どころか自公での半数にも及ばない可能性がある。自民党は40以上議席を減らし、公明党も相当数減らすだろう。非公認を禊を頂いたとばかりに復党するなりして、体裁を保つであろう。
12年前の民主党程の受け皿を野党は持っていない。自民党が結局は一時の戯言、石破の乱心とばかり乗り切るであろう。日本には民主主義が定着しない。
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何処を見てもハリスが優勢であるが、都合の良い嘘を吐き続けるトランプが逆転する可能性すらある

2024-10-16 | アメリカ
大統領候補者討論で圧倒したハリスであるが、これから何が起きるか分からない。トランプは相変わらず、討論会は3対1であったと述べたり、越境者は猫を食べて居るという虚言を司会者に止められたにもかかわらず、事実という主張をそれ以降も下げない。
アメリカ人は、不都合な事実より自らな明らかに有利な虚言を信じる。ほとんどの調査で、ハリスが僅かながら有利な大統領選の現状である。あと一月に迫った大統領選が佳境に入っている。
8年前には、ヒラリー・クリントンの方が得票数で上回りながら、トランプが激戦州を制して勝利した。トランプにはそのイメージが残っているのである。
トランプは大統領になった次の日に、ウクライナ戦争を終わらすと豪語していたが、どうやら選挙用のパフォーマンスであったようである。
次回の討論会に前向きのハリスに対し、時間がないと断っているようである。
元検察官のハリスは、コロナウイルスへの対応から中絶、関税、移民、中国、国家安全保障などで、トランプを守勢に立たせている。
一見有利に見え安全圏いると思われた、ヒラリーが落選したがハリスもその当落線上にいるように思えてならない。
民主党はノーベル平和賞受賞のオバマに見られるように、世界各地で戦闘を繰り返してきた。トランプは言動は粗野で強引であるが、殆ど在任期間中に戦闘行動をとっていない。戦争は経済的に合わないと思っているようである。
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力の対立が新たな対立を産み深め抜き差しならなくなる

2024-10-15 | 朝鮮半島

金正恩は韓国を、同一民族もっとも近い国と言って憚らなかったが、ロシアのウクライナへの侵略以降、その方針を大きく転換した。
韓国企業の受け入れをしていた、ケソン(開城)の共同開発していたはずの工場を爆破して、金正恩の妹の金与正が息巻いていたが、今度はそれに至る道路と京義線と東海線まで爆破したのである。
このところ風船の飛ばし合いをしていたが、一気に情勢は悪化した。北朝鮮が南北連結道路の一部を爆破したのは南北の陸路を完全に遮断し、「要塞化」するための工事を行うためとみられる。
ロシアという巨大なバックアップを得た金正恩は、限りないミサイルの発射を繰り返し、核開発にまで手を出し存在感を大きくしている。今年1月金正恩は、憲法に韓国を「主敵」と明記するよう指示している。
もう一つ大きなことは、北朝鮮国民が韓国の文化にあこがれを持たないための、物理的見せしめであろう。何より現政治体制を守るためである。
南北友好の象徴的事業の爆破は、朝鮮半島の厳しい状況を象徴するものとなる。北朝鮮の非核化を目指す、六者協議のような対話と説得が必要なのであるが、南北が対立をしてくれることを望む国がいるからこんなことになるのである。外交を対話から対立に向かわせ、安全保障な度と言い続ける愚かな為政者どもが跋扈する。
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裏金問題は何も解決されていない、時間稼ぎで多くの国民は乗せられてうやむやになる

2024-10-14 | 石破茂

昨年12月から一月以上かけ、「自民党派閥政治資金パーティー問題」の検察捜査が、全国から集められた100人を超す異例の大規模捜査体制で行われ、相当数の議員が立件起訴されるものと思われた。
ところが「裏金議員」3人が起訴・略式起訴され、会計責任者の起訴・略式起訴だけにとどまった。起訴された一人だけが辞任し公民権の停止を受け、残りの起訴された2人についても、公判が開かれる見通しも立たず、事実関係は全く明らかになっていない。どうやら検察は三千億円で線引きしたようである。その意味が良く分からない。金額の多少は関係なく犯罪は均しく起訴されるべきである。司法がその犯罪性の軽重を判断するべきであるが、恐らく100に及ぶ人数に恐れをなしたのか、もしくは安倍派に限定されていることから、3千万円で線引きをしたと考えられる。日本の司法は独立していない。
それでは自民党は裏金問題の究明に何をしたかというと、先ずは申告制のアンケート調査だけである。これを自民党は4月になって、党紀委員会が裏金議員39人に対して離党勧告から戒告までの処分を行った。単なる不記載であり納税についても透明性などについても何の論議もされていない。明らかに幕引きを狙った一件落着を狙ったものである。
政治資金規正法違反で起訴された安倍派の代表兼会計責任者の松本淳一郎氏の公判でも、政治資金収支報告書に記載していたと述べるだけで、「裏金問題」の経緯、意思決定のプロセス等の具体的な事実関係は何一つ明らかにしなかった。特に松本が大きな力があったという発言の内容は伏せたままで終わった。
結局、裏金問題の真相は全く明らかにされることがなく、裏金問題への対応が全く不十分なまま解散総選挙が行われる。
自民党は政党助成金を献金をなくすため設けられた160億はそのまま入手し、事実上の政治献金をパーティを開いて入手し、しかも全く報告もない闇の金としてポケットに入れたままである。
石破茂は相当数非公認をすると言ったが、非公認が9名で比例区に名を連ねない候補34名であるが、実際は多くはそのまま素通りである。もっと汚いのは公明党であるがそれぞれ2名と30名を公認している。選挙は勝てば良いのだという思想である。与党はなんとしてもその甘みを失くないのだろう。
結局、裏金に余程怒っている人たちも、おらが先生になると投票する、そうしてうやむやに終わって、自公政権は傷つきながらも残っていくのだろう。
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過去幾つかの錯誤を重ねたノーベル平和賞であるが

2024-10-13 | ノーベル賞

スウェーデンとノルウェー両国の和解と平和を祈念して、ノーベル「平和賞」の授与はノルウェーのオスロで行うことになっている。平和賞のみ、スウェーデンではなくノルウェー政府が授与主体である。,
メダルも、表面には各賞共通アルフレッド・ノーベルの横顔であるが、裏面には三位一体を表現した図案の文が刻まれている。
選考はノルウェーの国会が指名する5人の委員と選考を取り仕切る1人の書記で構成されている(ノルウェー・ノーベル委員会)。各国に推薦依頼状(通常非公表)を送り、推薦された候補者より選ばれる。日本の憲法9条を推薦したり、9条の会が推薦を受けたこともあるが、どうもこの会は世辞的見識が浅いように思えてならない。
真っ先のもい浮かぶのが、佐藤栄作の受賞である。沖縄返還などに関して、非核三原則を守ったというのであるが、真っ赤な嘘であったことが判っている。
オバマが核廃棄を演説したり、民族間の協力を推進し世界に希望を与えたというのであるが、疑わしい限りである。
オスロ合意は、本委員会に責任がるかどうかは分からないが、ラビンは暗殺されアラファトは戦力を放棄したわけでもないし、何より現在のガザなどの現状をみると
近代中が来た緒戦と和解しただのというのも、彼自身が私腹を肥やしていたことなども判明したり、ベトナム戦争を終結させたとかのキッシンジャーなどもお笑いである。
しかし他のノーベル賞の分野と異なり、功成り名を遂げた人たちであることなどほとんどなく、現に活動している個人や団体が本賞を受けることが多い。受賞によって名が売れたり資金を頂いたり人材があつまったりと、平和賞受賞が大いに励みになり活動に繋がることは現状としてあり高く評価したいものである。
政治的におかしな人たちが受賞することもあるが、平和賞は最も重要な症といえる。
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被団協のノーベル平和賞受賞を総理になった石破茂はどう評価するか知りたいものである。

2024-10-12 | 
日本の原子力発電所は、プルサーマル計画(原子力燃料再利用計画)が破たんしたことで、計画は中止されなければならない。使用済み核燃料は再利用できるとした空論は破たんした。原発の吐き出す核のゴミを貯蔵する場所がなくなった。5兆円以上もつぎ込んだもんじゅにつぎ込んだ金はドブに流された。
ところが、日本は核を所有すべきとする、核保有論者にとって核のゴミは垂涎の的でもある。核弾頭を一つも持たない日本は、極めて危険なプルトニュウムを7トンも所有している。何時でも核兵器に転用できる物質である。
中国はこのことに触れ日本は核保有国と断じている。
日本はアメリカの核の傘にあり、核兵器拡散条約に批准しないと世界は信じている。しかしその片方で、核保有論者を半数以上抱える与党自民党は、使用済み核燃料プルトニュウムの存在を見ているのである。
その代表が石破茂である。半年あれば数発は作れると嘯いていた。
今回の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協) のノーベル平和賞受賞を首相となった石破茂はどう評価するか知りたいものである。

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日本被団協(日本原水爆被害者団体協議会)被爆伝えて67年、ノーベル平和賞受賞!

2024-10-11 | 

ノルウェーのノーベル委員会は、2024年のノーベル平和賞を日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)に授与すると発表した。授賞理由については「核兵器が二度と使われてはならないと、証言をしてきた」とし、「『ヒバクシャ』として知られる広島、長崎の原爆被害生存者による草の根運動である日本被団協は、核兵器なき世界を実現するために尽力し、核兵器が二度と使われてはならないと、証言を通じて示してきた」とした。
日本被団協理事の箕牧智之長は記者会見し、2021年亡くなった坪井直前理事長らの名前を挙げ、「本当に嘘みたいだ、核兵器廃絶・恒久平和の実現を訴える大きな力になる」と喜んだ。
国内では各都道府県の組織で構成され、国外の会議に出席者を送るなどの活躍をしている。核兵器禁止条約の締結を世界各国に迫っている。CNN放送はこれまで草の根の活動をしていた団体の受賞を称賛している。2017年に受賞した核兵器廃絶キャンペーン(ICAN)手放しで歓迎している。
今年なんとしても広島と長崎の原爆投下の日の、平和祈念式典に出席したと出かけたが、その年にこんな大きな賞を被団協が受賞するとは驚きと喜びを実感している。
被団協の地道な活動と、国への核兵器禁止条約批准を広島市長、長崎市長などなどが強く訴えた。ところが、岸田文雄首相は両市の挨拶で、一言もこのことには触れなかった。昨年一昨年より大きく後退した挨拶であった。
日本政府は別の道から核兵器をなくし働きをすると、繰り返し発言しているが何もやっていない。
核兵器禁止条約批准国は70か国に及んでいる。世界唯一の被爆国日本は、核兵器の拡散に何の働きかけもしていない。被団協のノーベル平和賞受賞が何らかの作用を、この国に及ぼすことがあればと願うばかりである。現状を見ると望みは薄いが、自民党支持者でも核兵器廃絶を望んでいないとは思えないのであるが。
授賞式はノーベルの命日にあたる12月10日にオスロで開かれる。


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袴田事件を巡って法令を遵守する姿勢でなく、嫌みタラタラの検事総長談話

2024-10-09 | 安倍晋三

袴田巌さんんを控訴しないと、畝本直美検事総長の特別談話(令和6年10月8日)がされたが、司法の権威をことさら強調し、官僚の無謬性を前面に堕しないようであった。以下の要約にコメントする。
 
 ◯令和5年の東京高裁決定を踏まえた対応
改めて関係証拠を精査した結果、袴田巌が犯人であることの立証は可能である。袴田さんが相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも配意する。
[検察はこの期に及んで、客観性の高い証拠を唱え続けている]
 ◯静岡地裁判決に対する評価 
いわゆる「5点の衣類」が、科学者の判断ではなく、赤身は消えことが科学的に証明されていない。本判決が「5点の衣類」を捜査機関のねつ造と断じたことには強い不満を抱かざるを得ない。
[弁護団が1年漬けて実験したが、これを検事総長は認めていない。詳細に現場検証したのに、まさにその場所から1年も経って見つかったとはお笑いであるし、袴田さんが着れないほど小さくサイズが合わないことなど無視したままである。そして、捜査機関の捏造であるという判断を否定しているのである。検察はメンツを守るのに必死である。]
◯本判決は、多くの問題を含む到底承服できないものである。しかしながら、袴田さんが、結果として相当な長期間にわたり法的地位が不安定な状況に置かれてきたことにも思いを致し、熟慮を重ねた結果、本判決につき検察が控訴し、その状況が継続することは相当ではないとの判断に至りました。
[袴田が犯人であることに間違いないが、高齢で法的地位が不安定であるから、控訴しないというのである。つまり犯人の死刑囚を、法を越えて野放しにすると言っているのである。正常な神経では理解できない検察の神経である。]
 ◯所感と今後の方針  
袴田さんが、その法的地位が不安定な状況に置かれてしまい、刑事司法の一翼を担う検察としても申し訳なく思っております。最高検察庁としては、本件の再審請求手続がこのような長期間に及んだことなどにつき、所要の検証を行いたいと思っております。
[検察は何の反省も行っていない。真犯人を逃したことへの反省がないのは、袴田さんが犯人であるからと信じているからである。]
検察は、世論が煩いから控訴しなかったが、恨み節をこれほどツラツラ述べるのは、検察、捜査班は間違いは起こすことがないという、無謬主義である。
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本来であれば、つまり法治国家として正常に機能しているのであれば、裏金議員は余すことなく全員公民権の停止である

2024-10-08 | 石破茂

自民党は裏金議員にゆるゆるの制裁で逃げ切りを図った。司直に3名を任せただけで、除名勧告が2名党員資格や役職の停止とい、痛くも痒くもない処分である。選挙がなければ、何事もなかったように時間経過が解決するはずで処分のあった。処分の甘さを総選挙が露にしたともいえる。
石破茂は裏金議員を非公認にする方針を打ち出したようである。党員資格停止などに加えて、政倫審を軽んじた議員を対象にしている。非公認にされた中には、総裁選で石破を一生懸命推していた人もいる。石破は昔、後ろから鉄砲を撃つ奴がいる言っていたが、今や、前から石破に鉄砲を撃たれている。非公認はせいぜい10名程度らしい。
比例記名簿記載をされない議員が43名になるようである。裏金議員の半数である。彼らはそれでも当選すれば、禊を受けたとばかり復党するのであろう。
それでも、一般国民が経営や納税

石破茂は組閣にあたってロクな身体検査もしなかったようである。もう一ついい加減なアンケートによる申告だけで調査は済んだとした、統一教会との問題が選挙を目前にして浮上している。統一教会問題をしっかり調査しなければならないというの声は、88.9%にも及んでいる。安倍晋三の殺害事件まで及んだ統一教会との関係で新たな問題が生じれば再調査するとしていたが、参議院選挙直前に党本部で安倍総裁が、統一教会関連団体などのトップと会合していた事実が判明したが、全く再調査するようには見られない。
牧原秀樹法務大臣が、統一教会関連団体の関連の会議に本人や秘書が35回も参加していた。30回越えは相当緊密であると言って良い。法務大臣の職にあるものが、解散を命じられる宗教団体と緊密な関係にあることが許されるのであろうか。
石破茂政権は短命にになる。
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ハマスの奇襲(アルアクサの洪水)から一年、ネタニアフ極政権に口実を与えたといえる

2024-10-07 | 中東

一年前の今日、ハマスは「アルアクサの洪水 」と銘うった奇襲を行い、ユダヤ人入植地の音楽祭を襲い、1200人を殺害し400名を人質として捉えた。一瞬の勝利にハマスは酔いしれた。ユダヤ入植者の不法行為と暴力に、耐えに耐えてきた彼らの精いっぱいの報復である。
ハマスは人質をとることで、ネタニアフ政権が交渉に応じると読んだのだろうが、第三次ネタニアフ政権は極右翼政権と組むことで、組閣した政権である。アルクサの洪水をハマスを根絶やしする格好の口実としたのである。交渉に応じればハマスは生き残るとばかりに、ガザ壊滅に向けて攻撃し4万2千人を殺害した。それは今も継続中である。
イスラエルでは、右傾化したネタニアフ政権がこれまで封印していた、「ガザを破壊し再生できないようにする」「ヨルダン川西岸はユダヤ民族の地である」という言葉を、公然と言われるよういなったのである。
イスラエルの急進派がオスロ合意で、暫定自治政権を認めたパレスチナ人の土地を、ユダヤの地であるというのである。事実ヨルダン川西岸地域では、公然とユダヤ人がパレスチナ人の家屋を破壊し、銃でパレスチナ人を追い出し土地を略奪し入植している。
イスラエル人の入植は国際法違反とはっきりと結論がでているが、イスラエルの世論は公然と入植を正当化するのである。ここは我々ユダヤ人が2000年前に与えられた約束の地であるというのである。
第三次中東戦争までは、ユダヤとアラブの死者の比率は280対1であった。ネタニアフはこの数字に近づけようとしているかに見える。仮に2千人の280倍とするなら56万人になる。軍事力で圧倒するイスラエルは、暴力で容易にパレスチナの地を支配できると信じている。ハマスのアルカクサの洪水はパレスチナの誤った選択であったといえる。イスラエルは民主国家などではないのである。

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閣外にいる石破茂が見たら滑稽で噴き出すだろう、彼方は君子でもないのに豹変するのか?

2024-10-06 | 石破茂

石破茂は裏金議員を公認するかどうかで悩んでいるという。馬鹿なこと言うな石破茂よ!あんたの信条を貫けばよい。公認するなどあってはならないし、ちゃんと自民党公認候補を立てて、不正裏金に決着をつけるべきである。
ところが、石破のやっていることは、誰を公認するか選定作業にあたふたする姿は滑稽である。閣外のあんたが見たら噴き出すだろうに。
外交はもっとお笑いである。バイデン大統領との電話首脳会談で、日米同盟強化を図る方針を伝達したが、自民党総裁選で「日米地位協定の見直し」、「アジア版NATOの創設」を強調していたが、所信表明演説や電話会談では封印したままである。
自説だけで外交が進展するなら、プーチンもネタニアフも存在するとことはないだろう。石破には外交経験がほとんどない。
石破は明日(もっと遅くなるだろうが)裏金議員の、相当数が非公認になると今夜漏らしている。非公認より重い処罰を受けた人、政倫審で十分説明受けたいない人、地元の説明が進んでいるかとかとターゲットにするようであるが、対立候補は立てないようであるため、当選すれば禊が済んだで、復党するであろう。
安倍派と麻生派を真っ向から対立相手と見定めるなら、石破茂は多少延命するであろうが、このままでは短命に終わるだろう。最短は選挙後、年内になる。その場合は野田佳彦と仲良くなるかと。
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極右翼と組んだだネタニアは戦闘を拡大することで政治生命を延ばす

2024-10-04 | 中東
リクードを率いるネタニアフは、政権の座に一昨年暮れに三度目の返り咲きを果たした。イスラエルの国政選挙は、個人名を投票するのではなく、数多くある政治政党を選択して国民が投票するのである。国会議員は政党の得票比率によって振り分けられる。
毎回数多く乱立する政党がその都度話し合って、無数の組み合わせが出来て多数党となって政権を担うことになる。政権を取った右派のリクードは、連立を組んだ政党毎に右へ左へ大きく政策が揺れることになる。ネタニアフは連立の天才と言われる。選挙ごとに連立の相手を変えてきた。
ネタニアフは、ガザとヨルダン川西岸をパレスチナ自治区とし、暫定政権を認めたオスロ合意を、やがてパレスチナ国家の存在となることを真っ向から否定する。連立を繰り返してネタニアフは、6期16年首相を務める。イスラエル最長の首相として、「KING BIBI」と呼ばれるようになった。
2022年にネタニアフは返り咲きに組んだのは、極右翼の最も過激な二つのグループである。ユダヤの力党首イタマル・ベングビールと宗教シオニズム党首ベツァレル・スモトリッチである。彼らは議席を増やし、過激な活動をする二人を閣僚に招き入れた。史上最も右寄りの政権と言われるようになった。
パレスチナの地は、ユダヤ人が神に与えられた約束の地と言って憚らず、入植地を自在にできるよう法律の作成を彼らは望んでいる。
2023年ベングビール国家保安相は、アラムアッシャリフを訪れた。ここはイスラムの聖地で異教徒は訪れてはならないところである。明らかな挑発行為である。
イスラエルはアルアクサ・モスクのイスラム教徒を逮捕する事件が起き、世界的問題になった。
そして昨年20月7日にハマスは、音楽祭を襲い1200名を殺害した。ハマスはこの攻撃をアラムアッシャリフのモスクの名を取り、アルアクサの洪水と名付けた。イスラエルの攻撃はガザ全域の壊滅的攻撃を始めた。すでに4万人を超える死者をだし、今またヒズボラ壊滅のためとレバノンに地上攻撃を止める動きはない。
ネタニエフは、戦闘を続けることで支持率を上げ着々と入植地を増やしている。
9月1日、ネタニアフの戦争継続を止めさせるようにと、20万人の過去最大のデモが行われた。しかし、ネタニアフのとる行動は、ハマスとヒズボラの最高責任者を国境を越えて殺害することであった。ネタニアフ自身の汚職事件の起訴から逃れるために、彼は戦闘を続けるのである。

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