北朝鮮が韓国に繋がる道路と鉄路を破壊した。韓国を統一される国家とした位置から、憲法で”敵国”に変更したとのことである。その一方で、ロシアと北朝鮮は今年6月の首脳会談、「包括的戦略パートナーシップ条約」を締結し、急速に接近している。
この条約の4条で、集団的自衛権を認める国連憲章と、自国の法律に従って、ロシア、北朝鮮の「いずれか一方が武力侵攻を受けて戦争状態におかれた場合、(もう一方の国が)、遅滞なく、保有するすべての手段を用いて軍事その他あらゆる援助をする」と規定している。
金正恩は、2千年来敵対関係にある中国からの支援を待ちきれないで、ロシアからの経済的な支援が欲しかったのであろう。その代償に金正恩は弾薬など武器の提供を行っていた。それいつの間にかミサイルにまでなったかと思っていtら、どうやら兵士を送っているようである。とりあえず千五百名ほど送っていることが確認されているが、1千万人にはなるだろうと予測されている。ロシアが侵略した東洋人の地域、ブリヤート舞台に編入させるようである。そして最前線に送られるのだろう。
NATOは武器をウクライナに送るが、人は送っていない。ベラルーシも同じである。実際はどうでも、少なくとも兵士を送ることはない。
今回の行為で北朝鮮は事実上参戦したことになる。若い金正恩は兵士を送ることが、国際上どういう意味を持つか彼は全く理解していない。ロシアの経済的援助にばかり目が向き、ウクライナそして彼らの同盟国や支援国家の動きにどれほど配慮したというのであろう。
ワグネルがどうなったかも理解していない。金正恩の失脚につながりかねない今回の判断といえる。