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明烏、通算敗北数歴代1位に

2011-01-18 14:37:08 | まらずもうニュース

 東十両9枚目・明烏桃次郎関が、まらずもう初場所十日目の取組において通算53敗目となる敗北を喫し、通算敗北数において、大関・玉椿関の通算52敗を抜いて歴代単独1位となりました。

 なお、明烏関の通算出場回数は歴代3位(85回)、通算勝利数は歴代8位(32勝)です。

 

<通算敗北数ランキング(20敗以上)>

敗数 取組数 勝数 勝率
明烏 53 85 32 .376
玉椿 52 145 93 .641
月乃猫 24 53 29 .547
朝乃立 23 69 46 .667
池男王子 20 53 33 .623

 

大黒柱理事長のコメント 「負けというのも一つの勲章ですよ。まず、力士にならなきゃ負けられない。恥ずかしがって相撲を取らんようでは、勝ちも負けもないわけです。そして、幕下以下は一場所七番。十両以上の関取は一場所十五番。一場所十五番とるのは関取の証ですが、番数が多いからこそ、負け数も多くなるわけです。一年前、明烏と一緒に関取デビューした勢稀の里やら大松嶽やらは、幕下落ちした後、今場所に至っては三段目下位に落ちています。明烏は、この一年間幕下に落ちたり、休場したりすることなく、関取の座を保って毎場所十五番、真摯に土俵を務めてきた、その結果の53敗ですよ。ちょっと負けが込むとすぐ投げ出してしまう若いモンが多い中、やはり彼は若手のお手本。人格者ですよ。こないだふらっと戻ってきて負けた玉太田、見習って土俵に上がり続けてくれんかね」

 

大関・玉椿関のコメント 「明烏関の記録は、将棋の加藤一二三の通算1000敗とか、野球の金田正一の通算298敗に肩を並べられるレベルの、ものすごい大記録だと思うよ。たしかに自分の記録が抜かれちまったのはくやしいけどさ。んでも、これからも身体に気をつけてさ、どんどん記録をのばしていってほしいね」

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十日目の結果(幕内)

2011-01-18 08:00:02 | 取組結果

○ 雲虎(8-2)

序盤のスランプから立ち直り、毛呂乃を2勝差で追いかける雲虎。けさは、ほどよく脱力した無理のないソフトな勃起を見せ、勝ち越しを決めた。あさってから青森巡業に出かけるということで、青森についていろいろ調べている雲虎。「津軽なまこ」と呼ばれていた青森県出身の名横綱・旭富士の、身体の柔らかさを生かした懐の深い取り口を彷彿とさせるような柔らかいまらずもうは、やはり事前の研究のたまものだろう。取組後の「いいまらずもうでしたが、青森研究の成果がでましたか?」との質問には、「私の四寸のまらでは四尺のまらを使いこなす毛呂乃関にはとうてい力技で立ち向かえるものではないので、今朝のような取り組みが理想なのかもしれない」とコメント。剛の毛呂乃に対して、柔の雲虎。あと5日間でどこまで迫ることができるか、まだまだ目が離せない。


○ 玉椿(6-4)

すっきりしない土俵がつづく玉椿に、土俵下の雲虎が見ていられなくなったか、携帯電話のメール機能を使って立合いのタイミングを指示。雲虎のセコンドのおかげで最高のタイミングで立てた玉椿。今場所いちばんの内容で6勝目。「きょうの勝利は雲虎関のおかげ、ありがとう」と恐縮しきりだった。


○ 毛呂乃(10-0)

昨日の取組後、「なぜ白星になってるのかなぁ~?」と、新ダッチワイフを買ったもの、想像だけで勃起してしまったことが納得できない様子だった毛呂乃。本当は昨日の朝から新ダッチワイフを楽しみたかったのだが、想像だけで夢精したことが悔やまれるそうだ。だがそこは勃起求道者・毛呂乃。これをきっかけに「我慢の限界まで、あえておあずけ」という、新たな快感を見いだした。「使わない」という使い方、まさに禅の境地。目の前にダッチワイフがあるのに、すごく楽しみなのに、おあずけ。おあずけされ、興奮が高まり極限まで敏感になった毛呂乃のまらは、音波にも反応してしまうまでに研ぎ澄まされる。きょうの決まり手は「目覚ましのスヌーズ機能ですくい投げ」。目覚ましの音波振動がまらに心地よい刺激となり、その快感に浸っていると、さらに刺激がスヌーズ機能で断続的となり、それがまた快感。音波にすくい上げられるようにまらがムクムクと勃起。昭和の大横綱・大鵬が得意としたすくい投げを彷彿とさせるような鮮やかなすくいっぷり。自身は豪快なすくい技を決め、圧勝した後「白星だけど・・・、あ、まり元気なし」。どうやら、新ダッチワイフの名前は、「まりちゃん」。自身は豪快に勝ったものの、2日間放置された新ダッチワイフ「まりちゃん」は、当然元気がなく見える。これを見たドM毛呂乃、「自分も放置されてみたい」と想像し、さらにまらを立ち上がらせてしまったのは言うまでもない。毛呂乃はこれで10連勝、今日まででこの3場所37勝。大関昇進の目安となる「3場所2ケタ、計33勝」を軽くクリアし、場所後の大関昇進はほぼ確実。大相撲・まらずもう含め、大関昇進審査対象となる3場所合計成績の最高は現横綱・雲虎の40勝。毛呂乃はこの記録に残り5日、あと3勝で並ぶ。ようやく地位が実力に追いつきつつある毛呂乃、このまま全勝優勝なるか。


● 朝乃立(6-4)

朝乃立はこの寒さの中、まらが動かず4敗目。しかし「やはり寒いのは苦手ですか?」との質問に対して「場所中に内緒で手淫2回/日もするから・・・」ときまり悪そうに告白。「後半戦へ向けて、体調も行いも悔い改めなければならなそうです」とひたすらペコペコと頭を下げる朝乃立に、周囲の大人たちはみずからの若いころを思い出したのか「いやいや、朝乃立関は若いんだからそれくらい元気なほうがいいよ」と生温かく苦笑い。支度部屋はどことなくほっこりした雰囲気に包まれていた。


○ 摩羅の川(8-2)

けさの摩羅の川は、まらは元気いっぱいに押し出しを決めていたのだが、本体はこの寒さに布団から出られないという情けない相撲。あまりの情けなさに奥さんが怒って布団をはぎとるという形でようやく白星を決めた。観客席からは「しっかりしろ」との声もあがるなか、本人は「布団をはいでくれた嫁と、勃起を維持してくれたまらに助けられました」と恥ずかしそうに小さくなっていった。

 

<幕内星取表>

雲虎 東横綱 ●○●○○○○○○○
玉椿 西大関2 ○○●●●○○●○○
毛呂乃 東関脇 ○○○○○○○○○○
朝乃立 東前頭12 ●○○○●○○○●●
摩羅の川 東前頭17 ○○●●○○○○○○
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十日目の結果(十両)

2011-01-18 08:00:01 | 取組結果

● 明烏(4-6)

明烏は風邪ぎみでまらに力がはいらない。体調不良では持ち味の粘り腰も発揮できず、淡白なまらずもうで苦しい6敗目。「はやく体調を戻したいところ」と言うと、ふらふらとした足どりで支度部屋へと消えていった。

ちなみにこの敗戦で明烏は通算53敗。通算52敗の玉椿を抑えて、通算敗戦数で歴代単独1位の記録保持者となった。

 

○ 月乃猫(5-5)

きょうは職場の健康診断。尿検査もあるとのことで尿蛋白の数値がひっかからないように前日の稽古を休んだ月乃猫。そのため、けさは休養じゅうぶん。まらが溜まりに溜まったエネルギーを爆発させたがっているかのような豪快な相撲で快勝。「相変わらずの五分五分の展開ですね。早く勝ち越しを決めたいものです」と終盤戦にむけて気合を入れなおしていた。



 
明烏 東9
月乃猫 西9
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十日目の結果(幕下以下)

2011-01-18 08:00:00 | 取組結果

<幕下>

○ 蒼狼(6-0)

モンゴル出身、今場所デビューの蒼狼は無傷の6連勝、史上初、1場所での十両昇進に王手をかけたが、浮かない顔。「私はホームシックになっています」とのこと、どうやら馬に乗って草原を駆け巡った祖国を思い出したらしい。だが日本のまらずもうに飛び込んだ以上、それは乗り越えなければならない壁。祖国の馬が恋しくなったら、馬並みの自身のまらで、自らを慰めるよりないだろう。


<三段目>

○ 池男王子(5-0)

「前日メシ抜きで臨むとどうなるかを試してみようと思った」と、食事をとらずに土俵にあがった池男王子。立ち合いからふらふらと力ないまらに、「諦めようかと思いました」と振り返るほど不利な体勢になったが、粘りに粘ってさいごは逆転勝ち。観戦していた玉椿広報部長は「メシ抜き作戦そのものはあんまり成功とは言えないけども、こういう実験精神は大切だよね」と、積極的な姿勢を絶賛していた。


<序二段>

○ 家満(4-1)

家満はあぶなげない相撲で勝ち越し。「敗戦をひきずらなくて良かったが、自分にも敗戦もあるのだと思うと不安になる」と、おとといの敗戦をすこし気にしているようすだった。


○ 陸奥里(2-3)

序盤のスランプ状態からは抜け出した陸奥里は、けさも勢いよくまらが突き出しを決めて2勝目。うれしい白星にも「もう負けられない状態なのは変わらず、次の取り組みが正念場でしょう」と気持ちをひきしめていた。

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