七日目の結果（幕内）

○　雲虎（５－２）

きのうは朝乃立関のすすめで冬場の「肝稽古」に取り組んだ雲虎。アルコールの力で毛呂乃ウイルスを完全に消毒できたか、けさはいつも通りの二日酔いで、いつも通り大量の排便。うんこがきっちり出れば雲虎は強い。いつも通りのまらずもうで落ち着いて５勝目をあげた。

○　玉椿（４－３）

「べつに勝ち越しても負け越しても地位は変わらんしな」とモチベーションが低下ぎみの大関・玉椿。けさはまらずもうとは関係なく「極上！！めちゃモテ委員長」のタイミングにあわせて起床。そんなやる気のない状態でもきっちり結果を出すのが大関の貫禄か、しっかり勝ってこれで白星先行。「もうちょっとまじめにやったらどうですか」との忠告にも「やる気がなくたって勝てば文句はないんだろ？」と、ふてぶてしい態度で引き上げていった。

○　毛呂乃（７－０）

毛呂乃も今朝は苦戦。毛呂乃にしては珍しく、何度も何度も、手コキでこねくりまわしもなかなか立つ素振りが見られない。だがあきらめず、15時前になってようやく立ち合い、なんとか全勝を守った。苦しく長い相撲を取り終え、息を切らして「カラダがい、いタイ」と九州なまりでつぶやいた毛呂乃。やはり、手コキよりもカラハちゃんの身体がいいようで、カラハちゃんへの恋しさが増している模様。手では加減が難しく、先日叩いたことで、まらが頭痛に悩まされているそうだ。

○　朝乃立（５－２）

きのうの取組で「まらずもうの極意をつかんだ」という朝乃立。その言葉どおり、けさもじっくりした相撲で危なげなく5勝目。報道陣に極意とはどのようなものなのか問われた朝乃立、「取組中は自由に小便できないのが、“タマ”に傷です」と意味のよくわからないだじゃれで、周囲を煙に巻いていた。

○　摩羅の川（５－２）

仙台公演の疲れからか、昨晩はコタツで寝入ってしまった摩羅の川。本日の取り組み時間はいつもより早い午前５時。「目覚めた瞬間、勝ったと思った」と本人が言うほどの硬度と角度を披露した。これが若さなのか、どこで寝ても勝てる事をアピールしたが、奥さんには「コタツで寝るな。布団で寝ろ」とこっぴどく叱られ、本体はまらとは反対に縮こまっていた。

 

＜幕内星取表＞

雲虎	東横綱	●○●○○○○
玉椿	西大関２	○○●●●○○
毛呂乃	東関脇	○○○○○○○
朝乃立	東前頭１２	●○○○●○○
摩羅の川	東前頭１７	○○●●○○○

七日目の結果（十両）

●　明烏（３－４）

ここまで3勝3敗の五分の明烏。伝家の宝刀・女の子モードで調子をつけたいところだった。しかし、前日の酒がまだ残っていたか、立合いのタイミングが狂ってしまい、これで黒星先行。本人としては「飲酒していたわりには、いい相撲でした」といい手ごたえはあったようだ。

○　月乃猫（３－４）

なかなか波に乗れない月乃猫。けさはスノーボードでかけるため、ふだんより早起きの取組で心配されたが、ふだんと違うタイミングの立合いが気分転換になったか、むしろ快勝。「スノボーでリフレッシュして明日の中日でタイにしたいとこです」と笑顔を見せた。 

		勝	敗
明烏	東９	３	４
月乃猫	西９	３	４

七日目の結果（幕下以下）

＜幕下＞

○　汚痔の山（６－０）

ここまで5連勝と好調の汚痔の山。けさも水分を大量に摂取して夜更かしという勝ちパターンを使い、7日目にしてはやくも6連勝という異例のペースで勝ち進んでいる。「6連戦とは気合が入ってますね」との質問には　「このまま7連続で取り組んでみようと思います」と翌場所の十両昇進を見越して、連日の取組に慣れておきたいという志の高い回答。

 

●　飛埒王（１－３）

けさの飛埒王のまらはぴくりとも反応しない。直後に用事があったため待ったもできず、あっさり土俵を割ってしまった。これで3敗目とあとがなくなった飛埒王。「完敗ですね」と苦笑い。

 

○　蒼狼（４－０）

 今場所幕下付出デビューの蒼狼は4連勝で勝ち越し。「とても眠いですね」と、睡眠と勝負で勝負を選んだ者の、プロゆえのつらさを口にしていたが、ここまで無敗。6連勝で先行する汚痔の山をぴったりと追っている。