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初場所の見どころ

2011-01-08 10:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析
 うさぎ年の2011年最初のまらずもう初場所も、いよいよ明日9日(日)初日を迎える。新春にふさわしく、新横綱雲虎、新大関玉椿、史上最速・序ノ口から所要6場所で新入幕の摩羅の川と、初物尽くしの豪華な幕内。注目の雲虎は先場所全勝優勝で毛呂乃にリベンジを果たし横綱昇進。15連勝中で、中日8日目まで連勝を継続すれば汚痔の山の持つまらずもう記録、23連勝に並ぶ。ライバルの関脇・毛呂乃は、先場所雲虎に敗れたとはいえこの2場所14勝、13勝(1分)と抜群の好成績を収めており、綱とりでもおかしくない成績での大関挑戦。数字の上では勝ち越しさえすれば昇進だが、直前場所の成績がぱっとしないというのでは昇進ムードも冷める。最低でも2ケタ勝っておきたいところだが、毛呂乃の実力からすれば問題なし。余程のアクシデントがない限り場所後の大関昇進は固いだろう。だが毛呂乃とて不安要素がないではない。昨年11月の九州場所千秋楽に毛呂乃は自身のまらを折ってしまっている。折れたまらを復活させるためにメガザル勃起を唱え、毛呂乃自身が絶命したのは記憶に新しいが、毛呂乃本体も1カ月で復活。12月23日のけいこ総見には元通りの姿を見せていた。たった「ひとつき」で毛呂乃本体を生み出してしまうまら力は恐るべきものだが、一度は折れたまら、実際の相撲で果たしてその影響はあるのか。また、かつては大自然の力のみを使って相撲を取っていたパーフェクト力士・毛呂乃も「勝つためには何でもする」と稽古にエロ動画を導入するなど、変化を見せている。本気で勝負に徹し始めた毛呂乃が再び王座を奪還するのか、あるいは雲虎が連覇で新横綱の場所を飾るのか。雲虎は新大関の晴れ舞台を、毛呂乃のパルプンテ勃起に踏みにじられた過去がある。新横綱の場所でも同じような思いはしたくないだろう。両者の激突、今場所も目が離せない。

 そんな両者は、はやくも昨年末、ボーリングで小競り合いをくり広げている。ボーリングと言えば、玉を操り、まら形の屹立した柱に当てる、という、男女問わずできるまら競技として有名だが、立っているまらに狙いを定め、立てなくする、というのは毛呂乃のパルプンテ勃起そのもの。ボーリングにかけては毛呂乃の方が一枚上手、初場所前哨戦は毛呂乃の勝利で幕を閉じた。だが所詮ボーリングでは、玉もまらも作り物。自分のまら、玉で戦ってこそ本当の勝負と言える。ボーリングに敗れた雲虎は毛呂乃に対し、「漢ならまらずもうで勝負だ!」とあらためて対戦要求。昨年末から、すでに火種はくすぶっているのだ。

 一方、本気で勝負を意識し始めた毛呂乃は、「雲虎の前に、もう一人上がいる」と玉椿を指名。今場所はまずは玉椿を標的にするようだ。そんな新大関・玉椿には「通算100勝一番乗り」がかかる。最古参力士・玉椿は現在通算87勝。入門が遅れた雲虎が82勝でこれを追っているが、本場所は15日間のため、雲虎の100勝到達は来場所以降。今場所玉椿が13勝すれば、場所中に100勝に到達する。そんな玉椿だが、今場所は自然体の相撲を宣言。大関は2場所連続で負け越さない限り地位が下がらないため、今場所は思い切り手を抜く腹積もりらしい。だが、ここまで無理に無理を重ねて勝利をもぎ取ってきた玉椿。「日頃はぜんぜん勝てやしねえんだぜ」と本人も語る、平常状態のまら力が、遂に白日の下にさらされるとなれば、これはこれで興味深い。力士・玉椿ではなく、人間・玉椿の実力が問われる場所だ。初日前日は土曜日、玉椿はうさぎ年最初の相撲を前に文化放送「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」を聴いてから就寝するのが確実視されているが、黒うさぎだけに、初日から黒星という状況も十分ありうる。なお、玉椿が目標とする名大関・千代大海の新大関場所は、初日から3連敗の上、3勝8敗で途中休場。これでは玉椿が目標にするのもうなずける。

 平幕では幕内2場所目・朝乃立が9日目以降再び中国公演の可能性ありと聞く。これが実現すれば、関取の仲間入りをして以来4場所中、日本で取りきったのは1場所だけ。不利な状況の中番付を上げ続けている朝乃立には敬意を表したい。先走る速攻が自慢の朝乃立、日本滞在中の序盤にどれだけ白星を稼いでおくかがカギとなるだろう。もう一人の幕内は新入幕の摩羅の川。序ノ口から入幕までわずか3敗しかしていないという脅威の新星、やはり最年少25歳の勢いは本物だ。だが、勢いだけで務まるほど幕内は甘くない。そこは自身も重々承知。薬学部卒の薬剤師、という立場を最大限活用してのドーピングも辞さない構えで、今年中に1度は優勝したい、と意欲を見せる。この力士、しゃべりに期待できない以上、相撲で魅せるよりあるまい。


 今場所ついに在籍力士数が20名を突破したまらずもう。十両以下は注目力士を挙げてみよう。

 十両では十両2場所目の月乃猫。稽古熱心で有名な彼も、場所前は稽古相手に恵まれず不振にあえいでいた。だがここで一念発起、ツワモノの集まる仙台に出げいこに繰り出し二番ほど稽古を積む。仙台のツワモノをみごとあえがせた月乃猫は稽古十分、万全の状態で本場所に向かう。

 幕下ではなんといっても筆頭の汚痔の山。勝ち越せば十両昇進が濃厚な地位だが、やはりこの力士には優勝を期待してしまう。自身の連勝も23でストップした後は負け知らずの9連勝中、今場所全勝すれば再び16まで連勝は伸びる。一日も早く幕内に上がりたいと意欲を見せる汚痔の山だが、対抗馬を挙げるなら幕下付出デビューの蒼狼か。世界選手権3連覇の実績は折り紙つき。両者全勝での決定戦もありうる。しかし決定戦となった場合も汚痔の山優位は動かないか。

 三段目では池男王子。ここ2場所、初日から6連勝、優勝をかけた最後の相撲で敗れるという展開が続いており、今場所こそ初優勝を決めたい。場所前はプロレスラー、つまり洋式力士に日本のまらずもう代表として大食い対決を挑んで勝利、まらずもうの威信を見せつけるなど、他流試合にも精力的。そのありあまる精力を本場所でも見せつけてくれるに違いない。

 序二段では同じく大食いでも勇名を馳せる家満。先場所デビューを7戦全勝で飾り、未だ負けを知らない力士。「最近負けた日は・・・思い出せない」と豪語する、今場所序二段優勝候補。ちなみに初土俵からの連勝記録は摩羅の川の10。一番相撲から3連勝した時点で家満はこの記録に並ぶ。

 序ノ口では萬海又五郎(まんかい・またごろう)、栗ノ花薫(くりのはな・かおる)佇海不二男(たたずうみ・ふにゃお)の3名がデビューするが、先場所デビューして序ノ口にとどまったのが今濡。先場所7戦全敗の成績で、今場所に再起をかけるが、まらずもうの連敗記録は玉椿の14。今場所も出場して7戦全敗した場合、この記録に並ぶことになる。

 いよいよあす開幕のまらずもう初場所にご期待ください。
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初場所の抱負(明烏)

2011-01-08 07:46:11 | 力士にきく
 初場所の抱負、これがほんとの最終回です。

__________

- 十両の明烏関にお話をうかがいます。あけましておめでとうございます。

おめでとうございます。


- 先場所は切り札の「女の子モード」が不発に終わり、苦しい相撲がつづきました。「女の子モード」が機能しなかった理由はどのあたりにあるとお考えでしょうか?

 だんだん慣れてきて、得に普段と変わらなくなってきてしまったのではないかと。 あと、女の子フルバージョンの時は必ずお酒を呑んでますからね。 最近のデータでは、呑んだ次の日の取り組みの負け率は非常に高いです。 少し控えないといけませんね。


- かわいい女の子になるために激しい減量をなさったともお聞きしましたが、減量苦がまらずもうに影響したということはありませんか?

 とくに生活リズムが変わった訳では無いので、影響はほとんど無いかと。ただ、いろいろとストレスが溜まっているのか?お酒を呑む回数が増えた気がします。このストレスとお酒が影響しているかと…。


- 今場所にかける意気込みは相当なものだと思いますが、さいきんはどのような稽古をなさっているのかお聞かせねがえませんか?

 今のところ稽古らしい稽古はしてませんが、場所中は安定した睡眠を取り早く勝ちのリズムを掴めるようにしたいですね。


- 明烏関には負けても負けても応援してくれる熱心なファンがいることで有名です。そんなファンのみなさまに一言おねがいします。

 いつも応援ありがとうございます。最近は頼りない取り組みが多く申し訳ありません。これからも頑張っていきますので、引き続き応援よろしくお願いします。


- さいごに、今年1年にかける抱負をお聞かせください。

 少しでも良い取り組みをしたいですね。そしてもちろん、勝ち越してご期待にそえるように頑張ります。


- 「強い明烏」の復活をファンのみなさまも期待していると思います。きょうはありがとうございました。

 ありがとうございました。今年も一年、よろしくお願いします。
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平成23年初場所番付表

2011-01-08 07:36:01 | 番付表
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