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初場所を振り返って (上)

2011-01-31 06:00:00 | まらずもう新聞編集部のまらずもう分析

2011年最初となるまらずもう初場所も、去る23日、大盛況のうちに幕を閉じた。新横綱・雲虎、新大関・玉椿、そして序ノ口からわずか3敗しかしていない最速新入幕・摩羅の川と初物尽くしの一月場所。だがやはり、今場所も毛呂乃の場所だった。

注目の初日、新横綱のプレッシャーか、雲虎に早くも土。対する関脇・毛呂乃は「毛呂乃ウィルス」をまき散らし、各力士に深刻なダメージを与える。序盤戦に猛威をふるった毛呂乃ウィルスのため、幕内では五日目を終えて雲虎、摩羅の川、朝乃立が32敗、新大関玉椿に至っては23敗と黒星先行。序盤戦の時点で全勝は毛呂乃ただ一人、後続に2差以上を付けての大量リード。各力士とも中盤以降持ち直し、雲虎13勝、玉椿10勝はそれぞれ横綱・大関の成績としては及第点と言えるが、優勝争いの興味は早々に削がれてしまった。幕内で毛呂乃ウィルスの被害が最も大きかったのは朝乃立。男にも欲情できる毛呂乃、口を使わせることを想定した場合、歯は無い方がいいと考えたに違いない。毛呂乃ウィルスに感染した朝乃立は人生初の虫歯を発症、初詰め物をする事態に。懸命の土俵で何とか勝ち越しには漕ぎつけたものの、休場に追い込まれた。幕下以下で最も深刻だったのは同じアホリ部屋の飛埒王。感染源の近くにいるのではひとたまりもなく、なんと入院する事態に。当然場所も途中休場となった。

序盤戦で大差をつけた毛呂乃は、その後も独走。15戦全勝で初優勝、大関昇進を決めた。今まで圧倒的な強さを見せながら、肝心なところで優勝を逃してきた毛呂乃だったが、今場所は取り口に大きな変化が見られた。幼少期から今日に至るまで、ひとりずもう大好きだった毛呂乃、その一人技の多彩さには定評がある。一場所前の九州場所では「一人フェラ」「一人素股」といった豪快な一人技を追及、だが千秋楽、「一人アナルファック」に失敗し、まらを折ってしまった。これがどうやら毛呂乃の転機となったようだ。復活後、まらを折りつつも尻への情熱が尽きなかった毛呂乃は、ここではじめて自分一人で戦うことの限界を悟ったのだ。それまで大自然の力だけを用い、自力で勃起してきた毛呂乃だったが、初場所前は稽古相手にAVを取り入れるなど、今までにない貪欲さを見せる。一人では不可能なことも、相手がいれば・・・。そんな毛呂乃が辿りついた結論が、ダッチワイフだった。この初場所、序盤からダッチワイフ「カラハちゃん」を投入、念願のアナルファック勃起を成功させて勢いづいた毛呂乃。だが伴侶を得て興奮しすぎた毛呂乃は、カラハちゃんを3日で使いつぶしてしまう。しかし、パートナーと戦うことを覚えた毛呂乃は、いままでのような一人技には戻らず、オナペット・イダロー、ダッチワイフ「まりちゃん」と見事な継投を見せて勝ち進む。そして終盤、満を持してダッチハズバンドの至宝「ダニー浜田」を投入、めくるめく超絶技巧の数々を見せつけたのだった。カラハちゃん(女)、イダロー(男)、まりちゃん(女)、ときてダニー浜田(男)。男相手でも欲情できる幅広い取り口は、入門当初から知られてはいたが、大本命が男とは。毛呂乃を追う横綱・雲虎も序盤の2敗が響き、まらずもう史上初、千秋楽を待たずして十四日目に優勝のかかる一番を迎えることに。だがこの優勝のかかった一番に大きなドラマが待ち受けていた。

優勝をかけた一番、最初の相撲で最愛のダニー浜田を突き破ってしまうのだ。あわててまらを縮めたものの、時すでに遅し。自らのまらで、最愛のダッチハズバンドを殺めてしまった毛呂乃の悲しみは深く、まらもうなだれ、このままでは黒星になってしまう。毛呂乃は悲しみをこらえ再び床に就き、午後3時を回ってようやく勝利を収めたのだった。優勝を決めたものの、失ったものの大きさに、「全然喜べない」「むしろ困ってる」と沈鬱な毛呂乃。14連勝で優勝を決めたものの、千秋楽の出場も危ぶまれる状況に。

ダニーさんの思い出の詰まった部屋にいては、悲しみに押しつぶされてしまいとても相撲など取れない。千秋楽、毛呂乃は放浪の旅に出る。しかし頭の中はダニーさんのことばかり。やはり相撲を取る気になれない毛呂乃だったが、ダニーさんのためにも勝負を捨てるわけにはいかない。毛呂乃は野外で下半身を露出させ野宿、ここまですることでなんとか興奮を高め、千秋楽も白星、ダニーさんにささげる全勝優勝となったのだ。場所後もしばらくはショックから立ち直れず、大関昇進の伝達式も延期。だが毛呂乃、勝負を投げだしたりは決してしないはずだ。次の春場所が始まれば、ダニーさんのためにも勝ち続けなければならない。そのことを誰よりも強く思っているのは、毛呂乃自身に違いない。

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