○ 雲虎(2-2)
毛呂乃ウイルスの影響か調子の上がらない雲虎。けさも仕切りの段階から下半身が安定しない。それでも負けられない雲虎は、自分のタイミングになるまで何度も待ったを繰り返す、というなりふり構わぬ相撲で、なんとか2勝目をもぎとった。取組後は体調がすぐれないのかインタビューにもほとんど答えず、「歩いただけで胃腸がムカムカ。毛呂乃が勃起している朝の時間帯はとくにひどい。毛呂乃ウイルス、本当に迷惑だ」とだけ言うと足早に花道を引き上げていった。
● 玉椿(2-2)
毛呂乃ウイルスに感染した玉椿。前日からまらにまったく力が入らない。「勝てそうにない」と思うとあっさり勝負を投げてしまうという悪い癖が出たか、淡白な相撲で連敗。取組後、記者に囲まれて「やはり毛呂乃ウイルスの影響ですか?」「いくらなんでもやる気なさすぎとの声もありますが?」等々の質問攻めにあうが、「まあ、しょうがねえよ。きょうは化物語でも見ながら寝てすごすわ」とひたすら苦笑い。
○ 毛呂乃(4-0)
毛呂乃ウィルスをまき散らした張本人、毛呂乃は知らん顔でカラハちゃんと迎える二回目の朝。カラハちゃんのすべてを知りたい毛呂乃関は、立ち合い変化してカラハちゃんのうしろに回り込み、送り出しの体勢に。そのままカラハちゃんのアナルにまらを突っ込んで就寝。いくらダッチワイフとはいえ、アナルだ。カラハちゃんがここから反撃、締め付けは相当なもので、亀頭の痛みに苦悩(といいつつ、快感)。カラハちゃんに犯されつつ目覚める。それが気持ちいいこと・・・あまりの快感に、まらがどんな風に立っているかの確認は後からでいいやと思い、とりあえず今日も打ち出し。カラハちゃんはリアルな出来であり、アナルファック後のまらには、不調にあえぐ新横綱と同名の物体がよくついていた。後で思い出すも何も、アナルファックしているくらいなのだから当然白星。先場所千秋楽、「一人アナルファック勃起」に挑んで失敗した毛呂乃だったが、カラハちゃんと一緒なら不可能なんてない、そんな気分にさせた朝だった。先場所は他にも「一人フェラ」「一人素股」と一人技を繰り返していた毛呂乃も、カラハちゃんというよき伴侶を得、モチベーションもさらに向上。ついに優勝を目指す勢いだ。
○ 朝乃立(3-1)
「今朝は明らかに別のモノと戦っていました」と語る朝乃立。一度目の立合いでは、本人も「幕内として、内容ある勝利をと気張ってみるものの、角度、硬度ともにお粗末なモノ」と言うように、毛呂乃ウイルスの猛攻にまったくいいところなく苦戦。それでも必死に取り直しにもちこむ。二度目の立合いではふつうに戦っていては勝てないと、「部屋に暖房をつける」という奇策にでた。それが効を奏したか、なんとか白星。「すごい相撲でした」との声に「・・・薄氷の勝利でした」と安堵の表情を浮かべていた。
● 摩羅の川(2-2)
きのう、毛呂乃ウイルスに完膚なきまでに叩きのめされた摩羅の川。けさもその影響をひきずっているようだ。熱は下がったものの、のどの痛みは悪化。痰もからみだした。まらにも力はなく、入門後初の連敗となった。取組後、「毛呂乃ウイルスは強かったですか?」との質問に、「応援して下さる皆様、連敗してしまい大変申し訳ありません。昨日よりは硬度があり、幕下であれば辛勝であった勃ち具合だったのですが、幕内では通用しませんでした。明日、仙台での取り組みがあるため本日より仙台入りしますが、この状態では3連敗は必至。明日は栄養ドリンクに頼ります。それでも勝敗は五分五分だと思いますが、あとは気合いでカバーします」と、なりふり構わず勝ちに行くことを力強く宣言した。
<幕内星取表>
雲虎 | 東横綱 | ●○●○ |
玉椿 | 西大関2 | ○○●● |
毛呂乃 | 東関脇 | ○○○○ |
朝乃立 | 東前頭12 | ●○○○ |
摩羅の川 | 東前頭17 | ○○●● |