<幕下>
○ 汚痔の山(3-0)
前夜は八重洲での忘年会のあと、四谷~新宿と飲み歩いた汚痔の山。連日の飲酒にもかかわらず、まらは快調。一部の関係者からは「そんなに飲んで」と心配する向きもあるが、「こうなれば勝利の方程式である」とむしろ酒のおかげで勝てるんだ、と言わんばかりのコメント。水島新司に「あぶさん」という野球漫画があるが、「酒とバットをひっさげて一打席に命を燃やす代打屋人生」という景浦安武の生き様は汚痔の山そのもの。ファンの間からは「汚痔の山さんはまらずもう界のあぶさんだ」との声が上がっていた。
● 飛埒王(0-2)
毛呂乃ウイルスは、同部屋の弟弟子の飛埒王にも容赦なく襲いかかる。まわりからバッシングを受けている兄弟子を気遣ってか、「正月ボケから抜け出せず・・・」と毛呂乃ウイルスのことはおくびにも出さないが、まらが力なくしおれるようすは毛呂乃ウイルス感染者そのもの。これで連敗スタートと苦しい序盤戦となった。
<三段目>
○ 池男王子(3-0)
「昨日は酒を飲みましたが、それ以上に食べまくったので、寒さに負けずに元気に朝を迎えられました。やっぱり食事は大切ですね」と笑顔の池男王子。まらずもう界に蔓延する毛呂乃ウイルスの影響は受けなかったようだ。それにつけても、汚痔の山・池男王子と酒をのんで土俵に上がったふたりを見ると、飲酒は毛呂乃ウイルスに対する有効な対抗策なのかもしれない。
○ 玉太田(1-0)
気がむいたときだけ土俵にあがる玉太田。毛呂乃ウイルスもどこ吹く風、ふらっと土俵にあがると「勝ちました」と言いのこして、さっと消えてしまった。玉太田の気ままな行動に、部屋の関係者は「まったく、あいつの行動は読めん」と困った様子だった。
<序二段>
○ 家満(2-0)
上位陣が毛呂乃ウイルスに苦しむなか、いままで快調に飛ばしてきた家満も勝つには勝ったものの、本人みずから「いまいち立ちが悪く、今後に心配になる。」と語るように、毛呂乃ウイルスの影響が心配されるような相撲。「寒くてうだうだうだうだしていたのがあまり良くなかったのだろうか。快勝できるよう、早めに寝るとしよう。」と体勢の立て直しを誓っていた。
● 陸奥里(0-2)
<序ノ口>
● 萬海(1-3)
○ 今濡(2-0)
外国人は毛呂乃ウィルスに反応しないのか、先場所デビューで全敗したロシア出身・今濡だが、今場所は打って変わって2連勝。「従事津市た日々がマラをも強く子弟る缶があります。個々で銚子に海苔すぎて足元を巣くわれないよう、機を引き締めて、一つ一つ摘み重ねてまいんる所存です。」と、コメントにも単語力のアップ、そしてひらめき・キラメキを感じさせる。
正月にボクはケロノウィルスに感染してから抜けども抜けども精子を出せず・・・???