啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「マルバルコウソウ」

2011-10-28 08:53:28 | 山野草

「マルバルコウソウ」はヒルガオ科のツル性植物。観賞用として持ち込まれたもので、熱帯アメリカ産だそうだ。鮎川の堤防沿いを歩いていると、草に絡まって咲いていた。もう、ひと月ほど前に撮った写真だが、調べてもなかなか種類が特定できず、そのままになっていた。偶然、他の花の名を調べている時にネット上で見つけた。

外形はアサガオやヒルガオに良く似ているが、全体的に小振りで栽培種とは思えない。ところが、注意してみると意外とあちこちに咲いている。“庭には咲いてい無い”が、道端や少し荒れた花壇の外れ、網のフェンスにも雑に絡まっている。住宅の周辺に自生しており、山野草の図鑑に載っておらず、ザッとだがネットで検索してのわからなかったので、栽培種と思っていた。

同じ熱帯アメリカ産で観賞用に持ち込まれたルコウソウというヒルガオ科の植物がある。似たような花だが、こちらは殆ど野生化していないそうだ。花の色で紅色が少し強いが外形は殆ど同じ。ただ、葉の形が全く違い、ルコウソウは細く細く切れ込んでいる。葉の形が丸いと見てこの名をつけたようだ。

根や葉を乾燥させて痔ろうや解熱剤として利用するという。
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