啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

ショウジョウバカマ

2010-06-13 11:37:23 | 山野草

ロゼット状の葉を持つ植物には、葉が緑のままで冬を越すものが多くある。
日本海側に多いこの花もそうで、雪融けとともに茎を伸ばし、紫色の花をつける。
それほど目立つ存在ではない。花が少ない時期に開花するだけに色彩豊かな花弁
をつけるだけに、貴重な存在。

雪融けが終わったばかりの尾瀬・アヤメ平。ここには水芭蕉がほとんど見られない。
咲き始めたばかりのタテヤマリンドウ。この時期、ショウジョウバカマが主役だった。
ちなみに、アヤメ平にアヤメは少なく、誰かが他の植物の新芽をアヤメと間違えて
名がついたと聞いたことがある。湿地帯が荒れており、修復へ懸命の対応が続いて
いる。

ゴールデンウィークの前後。沼田市北西の三峰山を歩いた際。「紫色で可愛い、
カタクリに似たような花が直ぐ近くに咲いていた。何という花だろう?」と
訪ねられた。カタクリと紫??即答できなかった。分かれて直ぐ見つけたのが
ショウジョウバカマ。大声で「紫の花は・・・」と知らせると、大きな声で
復唱され「ありがとう」と気持ちよく返ってきた。写真撮影に失敗し
ブログには登場しなかった。
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