啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「風は涼しく」

2020-09-23 11:45:01 | 庭の花木
フジバカマ」 キク科
 もう、風は秋。あの暑かった日差しは力を失い、空は秋の色。影法師は長くなり、眠りの床につく頃には、虫達の鳴き声が耳に心地よい。これって、ホワイトノイズっていうものだろうか。いろいろな種類の、虫達の声を聴き入っているうちに、自然と眠りについているようだ。さらに、エアコンとは全くちがう部屋の秋の空気が、より一層睡眠へと導いているようだ。なにせ田舎暮らしなので、木々の枝を伝わる風のそよぎに、少しずつ進む秋を感じる日々だ。

 秋の七草の1つ、フジバカマ。花の色は淡いピンクといおうか、いわゆる藤色。咲いた姿が、袴のように見えることからの意味という。個体は、まだ蕾の状態。秋の七草と言えば、思い出すのが、埼玉県長瀞の七草寺。秋の七草、一種ずつ植えている7つのお寺がある。咲く時期がそれぞれ多少違うが、今頃は七草を一度に愛でる事が出来るかもしれない。
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