啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「イヌホオズキ」

2011-12-11 08:57:38 | 山野草

昨晩、皆既月食の写真を撮ろうと思って頑張ったが、失敗に終わってしまった。3脚を使わないとブレてしまうし、3脚へのカメラの固定さえ悩んででしまう状態。ましてや、夜間の撮影など“マニュアル”を片手の対応。メカ音痴極まれりと言った状態でした。トホホッ!今日からは、散歩道や山行の際に撮った写真で、掲載していないものを順次。なるべく季節に沿ったものをと考えていますが、数が不足しており、夏場のものも!!!?

「イヌホオズキ」はナス科ナス属の多年草。霜が降りても道端や田のクロ、草むらなどに咲いている。草丈は20-60センチほど。葉は先が細った楕円形で、ノコギリ状のくびれがある。花期は夏ー秋と図鑑に示されているが、この辺では今の時期でも珍しくない。小さい時の実はトマトに似た緑色で、熟すと黒くなる。花径は7-8ミリほどで小さく、花の色は白く見えるものが多いが、薄い紫が入ったものもあるようだ。写真の個体では、紫がかっている。

別名を“バカナス”と言うそうだ。ホオズキやナスに似ているが食べられず役に立たないことから犬の名が冠された。“お犬様が全盛の時代”だが、植物の世界で“イヌ”を頂くとろくなことが無いことが多い。しかも、毒草なのだそうだ。私にとっては、花の少ない時期に咲いてくれる小さな可愛い花だが・・。
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