「シモバシラ」
サァーツとカーテンをひく寒い朝、目にとび込んでくるのは、氷の結晶。毎年アップしている、シソ科のシモバシラの霜柱。知る人ぞ知る植物。9月から10月にかけて、枝には白い小花をたくさんつける。普通の植物は、草が枯れてもそのままだが、シモバシラはそうではない。寒さで葉は落ち、茎は確かに枯れてしまうが、その中は空洞。根っこがまだ活動しているので、茎の毛細管をつたって吸い上げられ、これが茎の外に出て、霜の花を咲かせる。
気合いを入れないと、床から起きられない寒い朝であっても、「今朝は結晶が出ているかしら」と期待しながらカーテンを開くのは楽しみであり、シモバシラこそが自身にとって、”冬の便り”なのだ。名の由来はご覧のとおり、根元についた氷の結晶から。
シモバシラの花
サァーツとカーテンをひく寒い朝、目にとび込んでくるのは、氷の結晶。毎年アップしている、シソ科のシモバシラの霜柱。知る人ぞ知る植物。9月から10月にかけて、枝には白い小花をたくさんつける。普通の植物は、草が枯れてもそのままだが、シモバシラはそうではない。寒さで葉は落ち、茎は確かに枯れてしまうが、その中は空洞。根っこがまだ活動しているので、茎の毛細管をつたって吸い上げられ、これが茎の外に出て、霜の花を咲かせる。
気合いを入れないと、床から起きられない寒い朝であっても、「今朝は結晶が出ているかしら」と期待しながらカーテンを開くのは楽しみであり、シモバシラこそが自身にとって、”冬の便り”なのだ。名の由来はご覧のとおり、根元についた氷の結晶から。
シモバシラの花