啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「シロヤマブキの実」

2016-12-07 16:05:10 | 庭の花木
 「シロヤマブキ」 バラ科
 月1回のボランティア活動も、今年は無事終了。“お抹茶は苦いから”と遠見していた方も、何度か体験していく度に、あまく美味しい、とおっしゃっていただけるようになり、嬉しく思っている。“先生のファンもいるんですよ”とおだてられれば、もっと嬉しく、来月は何の花をテーブルに飾ろうかと、思いをめぐらす。院長は、庭に咲いている花を切って使ってください、とおっしゃるのだけれど、私は自宅から、花入れと茶花をお持ちすることにしている。
 今月は、シロヤマブキの実。「え~っ、ヤマブキに実がつくの?」と珍しげに、黒く、ツヤのある実を眺めている眼が、まんまるく光る。確かに、春に咲く黄色のヤマブキは、昔から馴染みがあるが、実がつかない。花びらは5枚のバラ科ヤマブキ属。しかし、シロヤマブキは同じバラ科なのだが、シロヤマブキ属。白い花びらは4枚。そして、そこに4個の実。初めは、グリーンだけれど、だんだん黒色に変化。葉の眺めも良い。葉の縁はギザギザして、葉脈もしっかり凹凸があり、きれい。落葉低木で、日向を好む。絶滅危惧種に入っているらしいのだが、当家の個体をみる限りでは、にわかに信じがたい。
コメント
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