啄木鳥の詩

里山の自然と山野草・高山植物、低山歩きと野鳥観察

「ユキワリソウ」

2016-04-06 16:04:45 | 高山植物
 ミスミソウ (三角草) キンポウゲ科
 長岡のIさんから「ユキワリソウのお祭りが、4月3日までなので、来られる?」との連絡を受けたが、3月下旬から4月上旬にかけて、旅行、結婚式、ボランティア活動、その他諸々の行事でハードスケジュール。せっかくのお誘いなのに、伺えなくて、本当に残念で、残念でしかたなかった。いつも、ご夫妻で待っていてくださるのに・・・悲しい。そして、親切にも、越後丘陵公園、雪国植物園のリーフレットを送ってくださり、さらに、ご自宅での“雪割草„をラインで送ってくださった。それらを、パソコンにとりいれ、サイズの処理をし、アップさせていただいたのが、この一枚。デリケートな植物なのに、このように見事に花を咲かせるには、愛がないと出来ない事だと思う。
 ミスミソウは、別名ユキワリソウ(雪割草)ともいう。葉っぱの形に特徴があり、葉が、3つに分かれ、しかも先がとがっている(三つの角のある草)なので、それが名前のいわれになっている。一方、ユキワリソウは、冬に降り積もった雪を割るように茎を伸ばし、花を咲かせる様子にちなんで、つけた名とも。Iさんが送ってくださった写真には、木立の中で、群生して咲いている画像もあった。白色、ピンク色、ブルー、紫色の花が可憐。
 新潟県では、県の草花に指定されているという。以前、夫からピンク色のユキワリソウをプレゼントしてもらったことがあったが、数年は、細々とでも咲いていたのだが、今は絶えてしまった。いくら、山野草の土を入れても、高山植物は、群馬の乾燥した土地では適応しないのかも知れない。花言葉「信頼、自信、期待、和解、優雅、はにかみや・・・」など多数あり。
 「日程があったら、いつでもお待ちしています」とお手紙が添えられていたが、美しい里山の風景の資料を眺めていたら、明日にでも飛んでいきたい気持ちになった。
コメント (2)
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