「アケビ」 アケビ科
庚申山、南斜面、いつもの小径。ふと目にとまった小さな紅い花。何の花か とその先を見れば、アケビの花。秋の実は承知しているけれど、花を見たのは初めてだ。興味深く写真を撮っていると「アケビの花ですね」と女性の声。芽の出たての、若い茎は食べられるそうだ。味を尋ねると、少し、ほろ苦い味だという。花の色は、個体の他に白がある。花弁はなく、3枚の花弁のように見えるのはガク。秋には、果実が実り、熟すと裂け、中から白い果肉と、たくさんの黒い種。果肉は、ゼリー状になっており、多少の甘味もある。個人的には、美味しい というほどではないが、「子供の頃、山に遊んでは、おやつ代わりにたべたよ」 と夫が話していたことを思い出す。果実も珍しいが、花も可愛く魅力的だ。ツルは、カゴなどに細工する。まさに、山の恵みだ。
庚申山、南斜面、いつもの小径。ふと目にとまった小さな紅い花。何の花か とその先を見れば、アケビの花。秋の実は承知しているけれど、花を見たのは初めてだ。興味深く写真を撮っていると「アケビの花ですね」と女性の声。芽の出たての、若い茎は食べられるそうだ。味を尋ねると、少し、ほろ苦い味だという。花の色は、個体の他に白がある。花弁はなく、3枚の花弁のように見えるのはガク。秋には、果実が実り、熟すと裂け、中から白い果肉と、たくさんの黒い種。果肉は、ゼリー状になっており、多少の甘味もある。個人的には、美味しい というほどではないが、「子供の頃、山に遊んでは、おやつ代わりにたべたよ」 と夫が話していたことを思い出す。果実も珍しいが、花も可愛く魅力的だ。ツルは、カゴなどに細工する。まさに、山の恵みだ。